年末の大掃除の時短テクニック!育児で忙しいママも大助かり
「大掃除」は、一年の汚れを落としお正月に神様をお迎えする大切な準備です。しかし、毎日忙しいママにとっては、憂鬱の種だったりしますよね。今回は、手間も時間もかかる年末の大掃除の時短テクニックを紹介します。少しの工夫で、大変な大掃除も前向きに取り組むことができますよ。
年末の大掃除は計画と順番が決め手
大掃除を始める前に計画を立てる
家の中で、掃除する場所をピックアップします。そして「計画表」を作りましょう。表には「優先順位」「場所」「必要な掃除道具」など、細かく分けて記入します。場所は、台所やトイレといった区分けだけでなく、コンロや換気扇、シンクなど細かく記入することがポイントです。
また、必要な道具を書き出すと「掃除をしようとしたのに洗剤がない」など時間のロスを防ぐことができます。終了したときのチェック項目も入れておくと、達成感がわくのでやる気につながりますね。
スケジュール表を作成する
スケジュールとしては、できれば11月頃から少しずつ始めていくと、ゆとりをもって大掃除を終わらせることができます。年末のゴミ収集日の日程も考慮して、スケジュールを立てていきましょう。
あまり詰め込んだ予定を立ててしまうと、ストレスになったり疲れてしまったりして、やる気そのものがなくなってしまうことがあります。手がかかりそうな場所は1日で終わらせようとせず、2日に分けてみましょう。日にちだけでなく、開始時間や終了時間、かける時間などの目安も決めておくと、よりわかりやすいですよ。
効率よく進めるには順番が大切
まずは、大掃除の大敵「いらないもの」「ゴミ」を先に捨てることから始めましょう。捨てるかどうか迷ったときは「検討中ボックス」を作り、そこにまとめて入れておいてください。その上で、掃除機をかけたり拭き掃除をしたり、いわゆる掃除に取りかかります。
掃除をする手順は「奥から手前へ、上から下へ」といわれるように、埃が奥や下にたまらないようにするため、玄関から一番離れた場所や、上の階から掃除をしていきます。最後に仕上げとして、やり残しがないか掃除したところをチェックしてください。チェックといっても、雑巾をもち見回るくらいの気持ちで大丈夫ですよ。
たったこれだけ!時短テクニックを紹介
油汚れのひどいキッチンには
はじめに大きめのビニール袋に、重曹や市販の台所用浸け置きクリーナーを温水で適量溶かし、五徳や換気扇のパーツを浸け置きします。次にコンロやコンロ周りの壁、レンジフードには、洗剤をスプレーして塗り広げラップで覆います。15~20分放置した後、上からドライヤーの温風中温をあてさらに油汚れを緩め、下から上へと濡れたおしぼりで拭き取ればピカピカに。
また、500Wで1分弱温めたおしぼりを使って、キッチン内の汚れがつきやすい棚などを拭き取ります。浸け置きや放置時間を使って拭き掃除をすることで、さらに時短になりますよ。
水垢やカビが繁殖しやすいお風呂には
温かい残り湯に重曹を適量入れ、桶やお風呂内の備品を一晩浸け置きするだけできれいになります。鏡や蛇口などくすみの気になる部分は、クエン酸をスプレーしてキッチンペーパーで数時間パックしましょう。
このほかに、普段の入浴後にも、湯舟を擦りながらお湯を抜いたり、床や壁に水をかけ泡垂れを洗い落としたり、スクイージーで水切りをしたり乾いた布で水滴を拭いたりすることで、浴室をきれいに保つことができます。結果、大掃除の時短につながりますね。
埃がたまりやすい窓や網戸には
窓周りの掃除は、まず網戸から行うのがコツ。わざわざ取り外さなくても、クイックルワイパーに「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート」を取りつけて、網戸を縦横優しく拭けばきれいになります。
窓ガラスは、汚れのひどい外側からまず始めましょう。後から内側を拭くとき、汚れがわかりやすくなります。汚れがひどいときは、緩めにしぼった雑巾で拭いてから、ガラス用クリーナーを吹きつけスクイージーで拭き取ります。ひと拭きごとにスクイージーについた汚れを拭うと、きれいに仕上がりますよ。
子育てママにおすすめサッとできるミニ掃除
スキマ時間を活用して掃除する
たとえば、10分あれば溜まった書類の整理や一部屋の雑巾がけ、コンロ周りを拭くことができます。5分あれば浴槽や台所のシンクを磨いたり、電子レンジの中を拭いたりすることができるのです。また、3分あれば棚を拭いたり、玄関のたたきを掃いたり、トイレの床を拭いたりもできてしまいます。
身近なスキマ時間に、掃除以外にも片づけを取り入れてみるのもよいですね。掃除をする上で、片づけは大切になります。日頃からスキマ時間を見つけて掃除や片づけを意識してみると、グッと大掃除が楽になりますよ。