赤ちゃんを抱っこすると得られる効果とは?抱っこ方法と注意点を紹介
赤ちゃんが抱っこしても泣くのはなぜ?
赤ちゃんは抱っこの好みで泣くことがある
横抱っこを嫌がる赤ちゃんや、縦抱っこが好きな赤ちゃん、抱っこしながら歩くときの揺れがないと嫌な赤ちゃんなど、赤ちゃんによって抱っこに好みがあります。抱っこしたら泣いてしまうと悩んでいるママもいるのではないでしょうか?
横抱っこや縦抱っこ、抱っこしながら歩く、ほかにもおひな巻きしてから抱っこや、抱っこ紐などをして歩く、揺れながら抱っこなどいろいろな抱っこ方法を試してみましょう。赤ちゃんの好みの抱っこを見つけて、ママも赤ちゃんも笑顔で過ごしたいですね。
空腹、おむつ汚れ、体調をチェックしよう
赤ちゃんはどんどん成長していくので母乳やミルクがいつもの量では足りなくなっているかもしれません。運動量や体調でも飲む量が変わりますので、決まった量にこだわらず様子を見て調節しましょう。
次におむつですが、おしっこやうんちで汚れていると冷たかったり気持ち悪かったりして泣いてしまいます。また赤ちゃんは新陳代謝がよくて汗をかいている場合もあるので、こまめにチェックするとよいでしょう。
何をしても泣きやまないときは体調が悪いのかもしれません。赤ちゃんの様子をよくチェックしてみて心配な点があれば病院や保健師に聞いてみるとよいかもしれませんね。
ママがイライラしていないか確認しよう
そんなママの変化を赤ちゃんは敏感に感じ取っています。赤ちゃんは生まれたときからママの声や、そのトーンの違いなどもわかるそうです。表情の違いまでわかるというデータもあり、一番近くにいるママの表情はよくわかっているのかもしれませんね。
ママのイライラや不安が赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんが不安になって泣くこともあるのです。難しいかもしれませんが、ママが笑顔でいられるようにストレスやイライラを溜めないようにしましょう。
ママ友とランチ、たまに赤ちゃんを預けてひとりの時間を作るなどするとよいかもしれません。
抱き癖は気にしない!抱っこはたくさんして
抱っこを求めるのは発達している証拠
赤ちゃんが泣くことは本能的なもので自然な欲求ですが、泣くことで「ママが抱っこしてくれた」「安心できた」ということが繰り返されることで、赤ちゃんは「不安を感じたときは、泣けば抱っこしてもらえる」とちゃんと学んだのです。
つまり「抱き癖」の正体は、赤ちゃんが自分で学んで得た経験です。健全に発達しているからこそ、抱き癖はつくのですね。赤ちゃんが泣くたびに抱っこをすれば抱き癖はつきますが、これは赤ちゃんが学んだ成果です。発達している証拠と喜ぶべきことといえるでしょう。
タイミングよく抱っこしよう
抱っこされることで赤ちゃんは身体の動きが制限され、身体の発達が阻害されてしまうことがあるのです。赤ちゃんが「抱っこして」と訴えるタイミングで行えばよいのです。
赤ちゃんが泣いているのは抱っこを求めているだけではありません。体の向きを変えたい、おむつが濡れて不快、お腹が空いているなど様々な理由がありますよね。まずは赤ちゃんの気持ちを受け止めて、お世話をします。それでも泣くようなら「ママに抱っこしてもらいたかったのね」と抱っこするとよいでしょう。
抱き癖がつくくらいたくさん抱っこしよう
少し上の世代とは育児の考え方が違うことがありますよね。「今は違うのよ」と否定するのではなく、抱っこのメリットや抱き癖は健全な発達の証であることを伝えましょう。そして、ママが赤ちゃんを安心して任せられる相手には、「もっと赤ちゃんを抱っこして」と言うとよいですね。たくさんの人の温もりに触れることで、赤ちゃんはたくさんの人の愛情の中で成長していけますよ。
まとめ
赤ちゃんの成長は早く、どんどん体重も増えていくので、抱っこがだんだん大変になっていくかもしれません。ママも無理をしないように気をつけながら、抱き癖がつくことは気にせずにたくさん赤ちゃんを抱っこして信頼関係を深め、成長の助けになるオキシトシンがたくさん出るようになるとよいですね。