赤ちゃんを抱っこすると得られる効果とは?抱っこ方法と注意点を紹介
抱っこはただ赤ちゃんをあやす手段だと思っていませんか?抱っこには赤ちゃんをあやす以外にもいろいろな効果があるようです。その抱っこすると得られる効果にはどんなものがあるのか、またいろいろな抱っこの方法や、抱っこするときの注意点などを紹介しています。
抱っこすると得られる効果とは?
ママと赤ちゃんの信頼関係をつくる
抱っこやマッサージなどのスキンシップをすると、オキシトシンというホルモンが脳内に分泌されます。オキシトシンはストレス・痛み・不安を軽減したり成長ホルモンの分泌を促したりするなど、心の安定や体の成長によい働きをするそうです。
この効果によってママと赤ちゃんの信頼関係をつくる、また深めていくことができるようです。
赤ちゃんの脳の発達によい影響がある
好奇心が増す、学習効率が高まる、集中力が増すなど、本当に嬉しい効果ばかりです。抱っこなどのスキンシップをとることでこのような効果があることが分かっただけでも抱っこがいかに大事なことなのかわかります。
忙しいときは1分くらいの短時間の抱っこ、腰痛など身体が辛いときは簡単なマッサージでも効果はあるそうです。
抱き癖は心配いらないので、可愛い子どもをたくさん抱っこして、子どもの脳に発達によい効果をたくさんもたらしたいですね。
心の安定した子に育つ
オキシトシンの分泌量が多いとストレスや不安が軽減されますから、イライラして怒ることが減ります。ストレスや不安が多いと、大人でも心が不安定になってしまいますよね。不安定な状態だとキレやすい子どもになってしまう可能性があります。
子どもがそんな不安定な状態にならないように、抱っこなどのスキンシップをできるだけして、心の安定した状態が保てるようにするとよいですね。
赤ちゃんの抱っこ方法と注意ポイント
新生児には負担の少ない横抱っこをしよう
横抱っこは安定性が高く、新生児から安心してできる抱っこの方法です。上手くできるようにやり方を紹介します!
・赤ちゃんの頭を左二の腕に乗せ、左腕の肘を曲げます。
・左腕の肘から下の部分で背中と腰を支え、左手でお尻を支えます。
・右手で赤ちゃんの足を支えます。
ママにかかる負担が少なくて安定した抱っこの方法になります。また、赤ちゃんの頭がママの心臓に近い位置で抱っこができるので、赤ちゃんはママの心臓の音が聞こえて安心できるそうです。
赤ちゃんの縦抱っこは首に注意しよう
縦抱っこのメリットとして、授乳するときの高さを調節しやすい、ゲップをさせやすいなどがあり、横抱っこが嫌いな赤ちゃんがグズグズしたときなどに使えます。ママとの密着度も高いので、赤ちゃんが安心することもあります。
首がすわっていない時期の縦抱っこはとても不安定なので、抱き上げるときから抱っこするまで、しっかりと赤ちゃんの首から頭を支えるようにしましょう。赤ちゃんに負担がかからないように短時間にした方がよい縦抱っこですが、よい点もあるので上手に活用したいですね。
スリングや抱っこ紐は安全に使用しよう
まずスリングですが、1枚の布で赤ちゃんを抱っこするもので、使いこなすには少し練習した方がよいかもしれません。特にリングのあるスリングは、しっかり布が固定できていなかったり、リングから布がゆるんでしまうことがあります。落下を防ぐために片手で支えるようにしましょう。
抱っこ紐のほうは、熱がこもりやすいので暑い夏などは注意した方がよいですね。かがんで物などを取るときは膝からしゃがむようにして、赤ちゃんが抱っこ紐から落下しないように気をつけましょう。