子どもがベランダから物を投げる!理由と対策、気持ちのそらし方
ベランダで安全に遊べる方法を提示する手も
親子で楽しめる「シャボン玉」
ただ立ち入り禁止にするだけではなく、ときには親子でベランダに出て一緒に遊ぶと、子どもの気持ちが満足しやすいです。小さい子が好きな「シャボン玉」で遊ぶのはいかがでしょうか。
手に持ち振ってシャボン玉を作るタイプだと、小さい子がシャボン玉の液を吸ってしまわず、シャボンもたくさん作りやすいですよ。子どもが、「ベランダはママと一緒に楽しく遊ぶところ」と認識できるようになるとよいですね。
階下に注意しながら「水鉄砲遊び」
ママと一緒に「水鉄砲遊び」をすると、子どもはいっそう喜びますよ。水遊びは思いのほか体力を使い、遊んだ後はぐっすりお昼寝することも多いです。
けれどもベランダの下に人が通ると、水しぶきがかかったりおもちゃを落としたりするかもしれません。遊んでいる場所付近のベランダの柵に、ビニールシートを張るなどの対策をすると安心です。
たらいに張った少ない水でも、目を離すと子どもは溺れることがあります。ベランダに子どもをひとりにしないためにも、途中で部屋に入るときは子どもと一緒に入り、ベランダはママと一緒に出入りするものだと徹底して教えましょう。
「ベランダの掃き掃除」のお手伝い
『ホーキ・チリトリ「tidy」ブルドーザー』という天然木でできた子ども用の小さなお掃除セットもあります。ブルドーザーのおもちゃのような本体をちり取りにして、付属のほうきでごみを集めるようになっています。
窓掃除にはガラスワイパーが子どもに人気があるそうですよ。一緒に掃除をしたら、「ベランダさんが◯◯ちゃんにきれいにしてくれてありがとうっていってるよ」などとベランダを擬人化するとよいかもしれません。
「物を投げるとベランダさんが悲しむよね」とさり気なく話がしやすくなります。
まとめ
また、ベランダの窓に子どもの手が届かないロックをつけ、ひとりでベランダに出られないようにすることも重要な点ですね。ときには親子でベランダに出て遊び、ベランダは物を投げる場所ではなくママと一緒に過ごす場所だと、子どもに言葉と行動で伝えられるとよいですね。