下半身のぽっちゃりを解消したい!対策やぽっちゃりを隠すコーデ
「痩せにくくなった」「二の腕が太くなった」など、産後のママを悩ます問題に体型変化があります。なかでもお尻や太ももなど「下半身ぽっちゃり」は、いつまでもスリムで若々しくいたいと思うママの大敵ですよね。今回は、下半身ぽっちゃりを解消するための対策や、今からできる体型カバーコーデなどを紹介します。
ママは下半身ぽっちゃりになりやすい
産後に骨盤が歪んで下半身に肉がつきやすい
まずは「骨盤の歪み」です。出産や赤ちゃんの抱っこなどによって、ママは骨盤の歪みが起こりやすい状態といえます。骨盤は胃や腸の下にあり、子宮や膀胱などを囲むようにある骨です。骨盤が開くとそれらの臓器が重力により下にさがってくるので、下腹がぽっこりしてしまいます。
また、骨盤が歪むと周辺のリンパや血液の流れを悪くします。その結果、下半身の老廃物が排出されずむくみやすくなるのです。ほかにも骨盤が歪んで隙間に脂肪が蓄えられたり、周りの筋肉も崩れてお尻が垂れたり太ももが太くなったりすることも、下半身ぽっちゃりに関係しています。
育児に追われて運動不足に
また、ふくらはぎを中心とした足の筋肉は、下半身に流れてきた血液やリンパ液を循環させるポンプの役割を担っています。筋力が低下すると上半身に押し返す力がなくなり、下半身がむくむ原因になるのです。
さらに、内ももには「内転筋」という骨盤を支える重要な筋肉があります。運動不足によって内転筋が弱まると骨盤が歪みやすくなり、先述したように骨盤の歪みによるぽっちゃりも引き起こすのです。
家族の残り物はママが食べて処理してしまう
残り物を少し食べるだけなので、食べ過ぎという感覚がないかもしれません。けれどもその一口も「塵も積もれば」カロリーオーバーにつながるのです。
そうはいっても、食べ物を捨てるのはもったいないですよね。そのため「子どもが残すことを前提にママの分は少なめに盛りつける」「残り物はその場で食べずにラップをして次の日にまわす」など、ママの1食分がカロリーオーバーにならないよう工夫してみましょう。
下半身ポッチャリに効果的な対策法
座るときも立つときも姿勢を意識
下半身ぽっちゃりになる生活習慣に、
・座るとき足を組む
・前傾姿勢や猫背
・左右どちらかに体重をかけて立つ
など、血液やリンパの流れを悪くする崩れた「姿勢」があります。
そのため、座るときも立つときも姿勢を意識してみましょう。正しい姿勢は骨盤の歪みを正し、筋力低下を防ぐこともできます。意識する姿勢は、一本の糸で頭から引っ張られているイメージです。おへそを上に持ち上げ、背筋を伸ばしてみましょう。
また、立つときは足裏の内側に重心を置きお尻を引き締めると、内ももとお尻の筋肉を鍛えることができますよ。
ゆっくりお風呂に入る時間を確保しよう
そのため「半身浴」をしてみましょう。40℃以下のぬるめのお湯に、みぞおち辺りが浸かる程度のお湯を溜めて入ります。体の芯まで温まるよう20分以上ゆっくり浸かってください。
半身浴は、子どもと一緒では難しいですよね。そのため少し面倒に感じるかもしれませんが、2回に分けて入浴するのがよいですよ。1回目は子どもと一緒に入り、子どもが寝静まったら2回目に半身浴として入ります。半身浴は下半身のむくみに効果があるだけではなく、自律神経を整え副交感神経を高めてくれるので、リラックス効果やストレス解消にも役立ちますよ。
薄味ご飯で家族みんなで健康に
そのため、できるだけ薄味ご飯を心がけてみてください。「薄味だとものたりない」と思うかもしれません。しかし、だし汁や鰹節、チーズにキノコなどの旨味成分を豊富に含む食材を使うと味に満足できますよ。ハーブやスパイスを上手に利用して、塩分の量を抑える工夫をするのもおすすめですよ。
薄味のご飯はママのむくみ防止だけでなく、子どもやパパの健康のためにもよいものです。また、正しい味覚を育てるためにも薄味は大切になります。
下半身ぽっちゃりを上手に隠すママコーデ
ロングカーディガンで縦長を強調
今流行りのロングカーディガンですが、こちらは下半身ぽっちゃりにもおすすめのアイテムです。子育てはパンツスタイルが便利ですよね。しかし、ストレッチ素材のパンツは動きやすい反面ぴったりフィットするので、気になるお尻や太ももの太さがはっきりとわかってしまいます。
そこで活躍してくれるのが、ロングカーディガンです。丈が膝辺りまであるので、気になるお尻や太ももをカーディガンで隠してくれます。また、ロングカーディガンは縦長に見せてくれる効果があり、スラッと見えやすくスタイルアップが期待できますよ。