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4歳児に合ったスプーンとは?持ち方が上手になるスプーン3選

4歳児に合ったスプーンとは?持ち方が上手になるスプーン3選

4歳ごろになると「そろそろお箸の練習を始めなくちゃ」とママは思うかもしれませんね。その前にスプーンやフォークはきちんと使えているでしょうか?実は箸を上手に使うためには、スプーンを正しく持っているかがポイントになります。まずはスプーンを使いこなしてお箸に備えましょう。

4歳児のスプーンの持ち方を確認しよう

鉛筆持ちができるようになってきたか

年中さんになると箸の練習が始まる幼稚園や保育園もあるようです。自宅で練習をしていないとママはちょっと焦ってしまうかもしれませんが、正しい箸の持ち方を習得するためには、まず正しいスプーンの持ち方ができているかが大事だそうです。

4歳ごろのスプーンの持ち方は、そろそろ大人と同じような「鉛筆持ち」に変化してきます。といっても、自然に変化するとは限らないのでママと一緒に練習することが必要かもしれません。

まだ上持ちや下持ちで握る形になっている場合は、早速練習してみましょう。利き手をグーにしてから親指と人差し指を伸ばし、2本の指の間にスプーンを挟むように乗せます。人差し指を軽くスプーンに添えるようにすると正しい持ち方「鉛筆持ち」になります。

子どもの手の大きさに合っているか

子ども用の食器やフォーク、スプーンを使っている家庭は多いと思いますが、今一度それらが子どもにとって使いやすく、食べやすいものであるかチェックしてみましょう。離乳食が始まったころから使っているスプーンと同じものを今も使っているというママは要注意です。

スプーンの場合は、もう自分で持って使うことが前提になりますので、子どもの手にフィットする持ち手、サイズであることが大事です。また、持ち手が滑りやすいと指が安定せず使いにくさの原因になってしまいます。持ち手に滑り止めや指を正しい位置に導くためのくぼみなどがついていると使いやすいですよ。

さらにスプーンのくぼみが深めで、食べ物がこぼれにくい形のものがよいでしょう。

持ちやすい素材できちんと持てているか

子ども用のスプーンの持ち手には滑りにくいシリコンが使われていることが多いですね。軽くて口当たりがよいということで、木製のスプーンを使っているママもいるでしょう。正しい持ち方ができるようにくぼみがあったり、持ちやすさを追求した独特のデザインであったり工夫された子ども用スプーンがたくさんあります。

子どもがしっかりスプーンを持てることで、手指の動きをコントロールしながら食べ物を口に運べるようになります。このような細かな力のコントロールをするためには、鉛筆持ちという正しい持ち方であることが必要です。

4歳ごろになるとほぼひとりで食事ができるようになります。ただ、持ち方に癖がつきやすいころでもあるので、正しい持ち方になっているかチェックしてみましょう。

スプーンを正しく持てるとお箸の上達が早い

手先の器用さがお箸の持ち方に関係する

子ども用のおもちゃや遊びには対象年齢があり、その対象年齢より早すぎても遅すぎても楽しく遊ぶことができません。スプーンや箸を使うことも一緒で、ふさわしい時期を見極めて使う練習、持つ練習を始めた方が効率的です。

とくに箸は早すぎると間違った持ち方が癖になり、なかなか直せなくなってしまいます。箸を持って使うためには、複雑な手指、手首の動きが必要です。手先が十分に器用になり、箸を使って食べることに興味が出てきたころを見計らって箸の練習をスタートさせるのがよいでしょう。

小さなものを指で器用につまめる、手首を使ってはさみを動かし使うことができるなど、手先と手首を使った動作がスムーズにできているかが目安になります。

指先を使う遊びで器用になっていく

それでは、どうすれば手先が器用になるのか気になりますよね。答えは簡単、ひたすら手先を使うことです。

といっても特別なことをする必要はなく、普段の遊びの中や生活の中で十分手先を使うことができます。4歳ごろになるとはさみを使う、絵を描く、折り紙をするなど手指の動きが必要な遊びがたくさんできるようになってきます。最初はうまくできなくても、何度も挑戦するうちに上達していくものです。

子どもの思ったようにできないうちは、もどかしさから投げ出してしまうこともあるかもしれませんが、ママが「上手だね」「やってみようか?」など声掛けをしながら子どものやる気を引き出してみましょう。だんだんとできるようになることで、子どもの自信もつくはずです。

お箸よりもまずスプーンを正しく持とう

箸の練習を始めてもなかなか上達しないとき、スプーンの持ち方が正しくないことが原因になっている場合が多いようです。スプーンの持ち方が箸の持ち方にもつながるので、スプーンをたくさん使って、使いこなせるようになっていた方が箸への移行がスムーズになります。

スプーンの持ち方には段階があり、上から握る上持ち、下から握る下持ち、そして最終的に鉛筆持ちにステップアップしていきます。鉛筆持ちが’正しく定着していると、箸を持ったときにも迷いが少なくてすみます。

鉛筆持ちは2歳ごろからできるといわれていますが、4歳で箸の練習を始めてもうまくいかないときは一度スプーンに戻して、正しい持ち方をマスターするまで待つことが必要かもしれませんね。
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