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赤ちゃんの寝る部屋が寒いときは?寒さ対策のポイントや注意点を紹介

赤ちゃんの寝る部屋が寒いときは?寒さ対策のポイントや注意点を紹介

赤ちゃんが寝るときの防寒で気をつけること

暖房器具で乾燥したら加湿を忘れずに

赤ちゃんは体温調節が未熟ですから、室温を適温に保っておくことが大切になってきます。部屋の暖房としては、エアコン、オイルヒーターがおすすめです。

エアコンは部屋全体を暖めるのが早く赤ちゃんが触ることがなく安心ですが、乾燥しやすいですから必ず加湿をするようにしましょう。オイルヒーターは部屋全体が暖まりやすく乾燥しにくいですが、湿度が低いときには加湿したほうがよいですよ。

部屋が乾燥することで、赤ちゃんの皮膚が乾燥肌になりやすく、皮膚のバリア機能が低下して細菌やウィルスに感染しやすくなります。ですから、部屋を加湿することが大切なのです。

加湿器で加湿する、ぬれタオルを干す、お湯を置くなどして部屋が乾燥しないように気をつけましょう。

冬でも脱水症状になることを知っておこう

夏は暑くて汗をかくという意識がママにもありますから、こまめに水分補給をして脱水状態にならないようにと気を配っていたと思います。周りでも脱水症状には気をつけるようにいっているのを聞く機会も多いでしょう。

一方、冬も部屋の暖房が暖かすぎたり、洋服を着せすぎたりして暑くなると汗をかき、熱がこもってしまい脱水症状を起こす可能性があります。ママとしても、寒いときに脱水症状を起こすとは思いにくいでしょうから、注意が必要ですね。

暖房がきいた部屋の中では、赤ちゃんに厚着はさせずに裸足ですごすぐらいがちょうどよいでしょう。室外でも赤ちゃんが赤い顔をして暑そうにしていないか、唇が乾燥していないか、などを確認してこまめに水分補給をするとよいですね。

部屋の暖め過ぎには細心の注意を

赤ちゃんが眠っている部屋を暖め、スリーパーを着せて、布団もかけて眠ると赤ちゃんは暑いかもしれません。暑くて起きてしまうでしょう。

起きてしまうだけならよいのですが、体温が高くなりすぎると、体温を下げようとして基礎代謝量を減らそうとします。そうなると筋肉は弛緩して、息をする運動まで一緒に抑えようとしてしまうのです。

こうして赤ちゃんは呼吸をしなくなり低酸素状態になって、乳幼児突然死症候群(SIDS)が起こるといわれています。そうした低酸素状態にならないためにも、部屋の暖めすぎはよくないということですね。

冬の夜の睡眠は部屋の暖房はつけずに、赤ちゃんの体を冷やさないような対策をして眠るようにしましょう。

まとめ

体温調節が未熟な赤ちゃんは、周囲の環境の影響を受けやすいので、寒すぎず暖め過ぎない環境を作る必要があります。

もし、赤ちゃんの手足が青白く、背中が冷たく、震えているようであれば寒いというサインです。眠る部屋の温度を高くしたり、布団を温めたり、ママと一緒に眠ったりして対応しましょう。

暖房をつけたら加湿もし、暖めすぎて脱水症状にならないように注意しましょう。赤ちゃんが眠ってしまったら暖房は消してよいですね。赤ちゃんが快適に眠れるような環境設定をしたいものです。
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