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4歳の子どもの落書きは自己表現!親子で楽しく過ごせる方法と対策

4歳の子どもの落書きは自己表現!親子で楽しく過ごせる方法と対策

4歳ぐらいになると、お絵描きが大好きな子どもも多いですよね。しかし、白い壁紙や家具に絵を描いてしまうなど、ママが困ってしまうようなこともしばしば。そんなとき、どうやって子どもの心を傷つけずに注意したらよいか、落書きされないための解決策などについてお話しします。

子どもはなぜ落書きをするの?メリットは?

一番の理由は、描くことが楽しいから

子どもが静かにお絵描きをしているからと思いママが家事をしていたら、子どもが壁に落書きをして焦ったということ、よくありますよね。子どもはなぜ落書きをするのでしょうか?

理由は単純で「描くことが楽しいから」なのです。子どもはまだ言葉で上手に自己表現ができない分、落書きで自分の世界を表現しようとしています。そして描くことによってストレス発散もしているので、子どもにとって落書きはとても大切なアクティビティのひとつなのです。

また、落書きをしながら、様々な色合いを楽しんだり、そばにあるものや好きなものを描いてみたりなど、1人で落書きを通して様々なことを学んでいます。落書きに夢中になるうちに、つい壁に描いてしまったりなど、アクシデントが起きるのです。

メリット~脳のリラックス

大人でも、手持ち無沙汰になったときになんとなくメモ帳の端に落書きをしてしまうことありませんか?子どもは落書きをすることによって、脳のリラックス効果を得られるといわれています。

特に子どもは毎日の生活の中で色々なことを吸収し、学んでいるので脳も疲れてしまい、ときには脳の許容量がパンクしがちです。たとえば、木や太陽といった具体的なテーマ以外にも、意味のない丸や線などをだらだらと子どもが描いていることもありますよね。

この一見意味のない絵も、子どもの脳にとってはリラックスやストレスの軽減などの効果があるので、ママがが叱ることなく、子どもも安心して落書きができるような環境を整えてあげるようにしたいですね。

メリット~集中力、想像力、記憶力のアップ

脳のリラックス以外にも、落書きには集中力や記憶力、想像力をアップさせる効果があります。学生時代、授業中に先生の話を聞きながら、なんとなくノートの端に落書きをした経験のあるママもいることでしょう。

人は集中しているとき、手を動かすことによって脳が活性化し、記憶力がアップしやすいといわれています。無意識にしていた落書きにも、意味があるのです。子どもがひたすら落書きに集中しているときは、できるだけ邪魔しないようにしたいですね。

また、頭の中にあるイメージを具体的に絵に表現しようとすることによって、想像力や表現力のアップをはかることもできます。子どもの好きなように落書きをさせ、子どもならではの自由な発想を育てるようにしましょう。

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4歳の子どもが落書きしたときの大人の対応

落書きは子どもの自己表現だと理解する

子どもが壁やふすまなどに落書きをしてしまったとき、ついかっとなって叱りたくなるママも多いと思います。しかしまず、落書きは子どもの自己表現であることをママが理解することが大切です。

なにもなかった白く広がる空間に、子どもは想像力を働かせ、新しい世界を描き出し自分なりに表現しているのです。子どもの頭の中にあった世界が、そこに現れているのだと思うと、ちょっと安易には叱れないですよね。

子どもが描いたものを頭ごなしに叱るのではなく、まずなにが描かれているのかを観察してみましょう。落書きから子どもの持つ感性や表現したかったものなど理解するようにすると、絵を通して子どもの内面も少し見えてくるかもしれません。

まず褒めてからダメな理由と代替案を

子どもは落書きをした後、「ママ、見て」と見せに来ることもあるでしょう。壁など描いてはいけないところに落書きした場合、ママは思わず「どうしてここに描いちゃったの?だめでしょ!」といいたくなると思います。

しかし、まずは一呼吸して、子どもの描いた絵を見ながら「これはなにを描いたのかな?」「上手に描けたね」と褒めてあげるようにしてください。子どもはママを怒らせようと思って描いたわけではありません。

褒めてから「でもね、これだとおばあちゃんに見せてあげられないし、たくさん描けないから画用紙に描いてみようよ」というように、子どもが納得するように誘導してみましょう。一度納得してくれると、次回からも画用紙に描くようになりますよ。

落書き中にいわないであげてほしい言葉

子どもが絵を描くとき、なに描こう?と悩むときもあると思います。そんなとき「好きな絵を自由に描いたら?」とママは声をかけてしまいがちですが、これでは余計に迷ってしまいます。

「青色を使って描いてみようか」と誘導し、子どもが青で丸を描いたら「それはなあに?雨かな?」と話しかけると「違うよ、シャボン玉だよ」というように、子どもの発想が広がっていきます。きっかけを与えることも大切です。

でき上がった絵を見て「上手だね」と声をかけるママも多いことでしょう。しかしこれではより上手に「模写」をするようになってしまい、自由な発想が妨げられてしまいます。代わりに「お絵描きしてるの見るの楽しいな」というように子どもがのびのびと描けるような声がけをしましょう。
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