
赤ちゃんと過ごす初めての秋。注意点を知ってより快適にしよう
秋からの流行に気を付けたい感染症
冬に本格的なピークを迎える「インフルエンザ」は、感染すると38℃以上の高熱が出て脱水症状を引き起こす危険性があります。流行する前に予防接種を受けておいてもよいですね。
大人は風邪程度の症状で済む「RSウイルス」は赤ちゃんが感染する風邪のような症状のほか、重症化して呼吸困難を引き起こすこともあります。特効薬がないため感染を防ぐことが重要です。
冬の食中毒として有名な「ノロウイルス」は保育園や幼稚園で集団感染することも多く、赤ちゃんのほかに幼児がいる家庭では特に注意しなくてはなりません。
感染症を予防する方法は?
感染ルートはさまざまですが、赤ちゃんの感染症の多くは咳やくしゃみでまき散らされたウイルスや細菌を吸い込んで感染する「飛沫感染」と、ウイルスや細菌がついた食品や手指などが口に入ることで感染する「接触感染」のがほとんどです。
「飛沫感染」を防ぐにはマスクが有効ですが、赤ちゃんはマスクをつけられないので周囲の大人がマスクをつけて感染を防ぎます。また、手洗いや消毒をすることで「接触感染」も防ぎましょう。
ウイルスや細菌が活性化しにくい環境作りも重要です。加湿器などで部屋の湿度を60%程度に保ち、ときどき換気を行えばウイルスや細菌を減らすことができますよ。
まとめ
また、秋は赤ちゃんだけではなくママも体調を崩しやすい時期です。
なかでも、月齢の小さな赤ちゃんのお世話をしているママは、食事の時間や睡眠時間がなかなか取れないことが、多く体調を崩しやすくなっています。赤ちゃんだけではなくママ自身のケアもしてくださいね。