マンション住まいで子どもの大声が悩み!原因と対策や苦情の対処法
マンションに住んでいると、まわりの住人に迷惑をかけているのでは…と子どもの大きな声に敏感になってしまいますよね。 気にしすぎて、大きな悩みごとのタネになっているママも多いのではないでしょうか。今回は、子どもが大きな声を出す原因や対策、苦情が来たときにはどうすればよいかをご紹介します。
子どもが大声を出す原因を知ろう!
かまってもらえず甘えている
家事で忙しそうにしていたり、電話やお友だちとの会話に夢中だったり…。ママが自分以外のなにかに集中していて自分へ意識が向いてないときに、大きな声を出してママの関心を引こうとするのです。
子どもはいつもママに注目していてほしいヤキモチやきさんです。かまってほしい、抱っこしてほしいという甘えを大きな声を出すことで表現しているのですね。
不安や不快感を訴えている
これは大きな声を出すことでママに不安を訴えたり、感じたストレスを発散させたりする行為ともいえます。
また、不快を感じたときに大きな声を出す子どももいます。たとえば、おむつが汚れていたり、コップのお水をこぼして服が濡れてしまったり…。
気持ち悪いからはやくおむつを取り替えてほしい!着替えさせてほしい!と伝えたいけど、赤ちゃんや子どもはまだ言葉でうまく伝えることができませんよね。そのため、大きな声を出してママへ必死に訴えているのです。
空腹や眠気を伝えている
6カ月頃までの赤ちゃんが夕方になると突然ぐずり出す「黄昏泣き」というものがあります。これは昼間に受けた刺激や疲れなどが原因といわれてますが、4歳くらいまでの子どもでも、大きな声で泣き叫んだり奇声をあげて疲れや眠気を訴えたりすることがあります。
赤ちゃんや子どもはイライラを上手に消化したり、言葉にして伝えたりできないぶん、大きな声を出すことで、空腹や眠気などの気持ちを伝えているのでしょうね。
子どもが大声出す前に対策しよう!
子どもが伝えたいことを理解する
しかし、それをどうすれば伝えられるのか、どのように表現したらよいのかわからずに、大きな声を出すことがあります。
その場合、ママは子どもがなにを伝えたいのか理解し、気持ちを代弁するとよいでしょう。「◯◯がしたかったんだよね」「できなくて悔しかったよね」など、ママが気持ちを言葉にして聞かせることで、子どもはママはわかってくれてるんだと安心して落ち着くこともあります。
そして、「こうしてみたらどうかな」「次はこうするといいよ」など、具体的なやり方や打開策を教えることも大切です。
ご近所には事前に伝えておく
マンションは、たくさんの人が共同で暮らしている場です。うるさいと思われているのではないかと、子どもの声に敏感になってしまい、ママのストレスも溜まってしまいますよね。とはいえ、子どもに大きな声を出さないでといっても無理な話です。
まわりの住人へは、事前に事情を伝えておきましょう。「いつも子どもが大きな声を出してすみません」「ご迷惑をかけてないでしょうか」などと先に伝えておくことで、気持ち的にも受け止め方が変わり、ストレスは軽減されることが多いと思います。
また、ご近所さんとコミュニケーションを取ることも大事です。よく会話することで、協力や理解が得られやすくなりますよ。
外で思いっきり遊ばせてストレスを発散
また、音や泣き声に過敏になっているママにもストレスが溜まっていきますよね。そこで、外で思いっきり遊んでストレスを発散させることも大切です。
公園へ行ってお気に入りの遊具で何度も遊んだり、いっぱい走り回ったり。天気のよい日にちょっと遠くまでお散歩するのもよいですね。
へとへとになるまでからだを動かすことで、ストレスが発散されます。また、気持ちよく疲れて、夜もぐっすり眠ってくれることでしょう。ママもほかのママとおしゃべりして、ストレスの発散ができるかもしれませんよ。
住人から苦情が来たときの対処法
子どもと一緒に謝罪をしに行く
しかし、相手はこれからも長い付き合いとなる場合が多いです。円滑に事態を収めるためには、相手の気持ちへ寄り添う姿勢や誠実な対応が重要となります。
誠意ある謝罪はもちろんですが、子どもと一緒に謝りに行きましょう。子どもを前にして感情的に怒りをぶつける人はあまりいないと思いますし、「怒ってる相手へきちんと謝る」行為は、子どもにとっても他人を思いやる勉強になります。
また、小さな子どもが一生懸命謝る姿を見て「このくらいの年齢なら仕方ない」と、相手が理解を示してくれることもありますよ。