刺繍初心者ママでもできる縫い方は?基本のクロスステッチやキット
刺繍初心者も簡単に始められるキットの紹介
月1回届く「フェリシモの刺繍キット」
初回は刺繍針がセットになっているなど、必要なものはすべてそろうので一つ一つ買いそろえるよりもお得感があります。フェリシモのキットはデザインのセンスがよく、目移りするようなキットがたくさんあります。
刺繍カテゴリだけでも基本が学べるものや、刺し子、スイス刺繍などで作品が作れるキットなどたくさんの種類があるので、サイトをみているだけでも創作意欲が湧いてきます。女の子のママや可愛いテイストが好みならフェリシモがおすすめです。
子ども用に「オリムパスの刺しゅうキット」
「オリムパスの刺しゅうキット」のなかには、図案がプリントされた布、刺繍針、刺繍糸に説明書がついて500円以下で手に入るものもあります。シンプルな刺繍キットですが、ステップ1という基本が学べるキットでは全部で13種類のステッチを使いながら可愛い刺繍を完成させることができます。
動物や花など、子どものアイテムにぴったりの図案が布にプリント済みなので、針に糸を通すだけですぐに刺繍できるのが嬉しいですね。ステップ1~3まであるので、順番に取り組めば無理なくレベルアップも可能です。
デザイン豊富「ルシアンの刺しゅうキット」
エレガントなバラやクマ、猫などが作品として仕上がるキットは、布に図案がプリント済みで初めての刺繍でも安心して取り組むことができます。クロスステッチの練習用ドリルもついているので、学びながら一つの作品を作り上げる楽しみと達成感を味わえます。
刺繍キットは手芸店やネット通販で手に入るので、ぜひ気軽にはじめてみてくださいね。
いつかは挑戦したい世界の刺繍
アクセサリーもできる立体刺繍
刺繍というと二次元の作品が多いですが、ピアスやコサージュなどのアクセサリーも作れるのが立体刺繍の面白い所です。パーツ一つ一つを刺繍で仕上げるのは根気のいる作業ですが、刺繍でできた花や蝶はなんともエレガントで、小さくても高級感あふれる作品になりますよ。
刺繍はロングアンドショートステッチという縫い方さえできれば大丈夫なので、見た目よりは難しくありません。ただ、根気のいる作業と繊細な針仕事であることは間違いありませんので、まずは小さな作品から挑戦してみたいですね。
一針一針に思いを込めるスザニ
スザニは月や太陽などの自然のモチーフを組み合わせ、布一面に刺繍を施していきます。現地では3歳ごろから刺繍を始める女の子もいるほど、生活に根差したものなのです。
ウズベキスタンでは女の子が生まれるとママはスザニをたくさん作り、嫁入り道具として持たせるそうです。かつて布は高級品で、スザニをたくさん持たせることは豊かさの表れでもあったんですね。
スザニは各家庭、縫う人それぞれで違った作品に仕上がります。ママもいつか子どもの幸せを願って、刺繍作品を作ってみてはいかがでしょうか。
単色でも表情豊かなイーラーショシュ
スザニと同様、女の子の嫁入り道具としてママが刺繍をする風習があるそうです。イーラーショシュに使われる糸は普通の刺繍糸よりもずいぶん太く、赤、白、黒、青のいずれかが使われます。
イーラーショシュという名前になじみがないママも、実際の作品を見ればどこかで見たことがあると思うはずです。北欧風のテイストが好きなママには特におすすすめの刺繍です。日本でもキットやテキストが発売されていますよ。
まとめ
基本のテクニックさえ身につければ、子どもの名前やワンポイントをつけたオリジナルアイテムなど、自由な発想でいろいろな刺繍ができるようになります。毎日少しずつ取り組めば、時間を忘れて集中できる素晴らしい趣味になりますね。