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女の子の初節句を楽しくお祝いしよう!役に立つ準備の方法を紹介

女の子の初節句を楽しくお祝いしよう!役に立つ準備の方法を紹介

初節句に女の子が着たい衣装を紹介

日本の伝統である着物と被布

袴タイプは、ベルト紐1本で軽く結ぶだけで着られるデザインもあります。マジックテープ式だと着つけも簡単ですし、もしきついと嫌がっても、簡単に緩めることができるので安心ですよ。

おひな様のような十二単タイプで、着物と袴が一体になっているデザインなどもあります。しっかり着ているように見えて、前開きタイプのベビー服のように簡単に着ることができます。

両タイプとも60~70サイズから展開されていますよ。

被布タイプには、上下セパレートになった二部式の着物の上に、前身ごろを合わせて簡単に着つけられる被布を重ねます。二部式の着物は、上は紐、下はマジックテープのついた巻きスカートなどです。被布の素材や色使いも様々なので、好みで選んでみましょう。

着やすさが嬉しい袴ロンパース

着物を着せたいけれど、子どもが嫌がりそうだし、汚すと大変と考えるママも多いでしょう。そんなママには、袴ロンパースがよいですよ。袴ロンパースのよさは、何といっても脱ぎ着のしやすさと赤ちゃんが動きやすいということでしょう。さらに、おむつ替えも簡単です。

シンプルな着物や袴タイプのほかに、巫女さん風の袴ロンパースの上に羽織を羽織るタイプもあります。60サイズから展開されています。足袋を嫌がる子どもには、靴下に草履を履いたような柄が描かれた「足袋風ソックス」もありますので、利用してみましょう。

袴ロンパースは、着物に比べてお手ごろ価格ですし、デザインも豊富なので、お気に入りの柄を探してみるのも楽しそうですね。

女の子らしく洋風で可愛いベビードレス

動きやすさを考えて、洋装のドレスにしようと思うママもいますよね。ドレスは手ごろな価格で、可愛いデザインもたくさんあります。ママには、その中から、選ぶ楽しみが増えますね。

ドレスを着るうえで気をつけたいことは、化学繊維でできたものが多いということです。赤ちゃんの肌はデリケートですから、肌に直に当たる部分が固かったり、化繊だとかぶれたり、痛がったり、動きづらそうにしたりするかもしれません。どんなに可愛いドレスでも、素材が赤ちゃんに合わないと着ることは控えたいので注意しましょう。

また、ドレスとは異なりますが普段着慣れている服の上に身につけて、袴を着ているように見せる「袴スタイ」もありますので参考にしてくださいね。

【先輩ママに聞きました】初節句でどのような衣装を用意しましたか?

節句用の衣装には伝統的な着物からお手軽で可愛い袴ロンパースまで、様々な種類があります。先輩ママたちがどのような衣装を用意したのかを聞きました。※テニテオ調査(n=50)

「その他」と回答したママの体験談

  • 初節句当日は普段着で、写真だけはスタジオで仮衣装の着物を着て写真をとりました。 当日は両親を呼んでみんなでお祝いをしました。
  • おしゃれでかわいいワンピースを用意して着させました。袴などはなかなか他に着る機会がないように思いましたので、いつでも使えるようなものをと思いました

「着物と被布」と回答したママの体験談

  • 着物は実家の親が用意してくれました。 当日は、お赤飯を炊いて、ご馳走を作り、祖父母を交えて家族みんなで食事をしました。
  • 義理の両親から贈ってもらった着物を着せ、自分の両親から贈ってもらった食器で、夫婦でお祝いしました。 特にお店などには行きませんでした。

「ベビードレス」と回答したママの体験談

  • ベビードレスを私の両親からプレゼントしてもらったので、それを着てスタジオアリスで写真を記念に撮りました。アルバムにしてもらい、一生の思い出になりました。
  • 写真屋に行って撮影をしたりしました。それで家ではできないような思い出に残るような写真をしっかり撮れるようにしました。

■編集部コメント

着物やベビードレス等、普段に着られないものは用意せず、写真スタジオなどで可愛い衣装を着せて写真に残すなど賢いママが多く見られました。祖父母が用意してくれた着物を着せたというお家もあり、パパママだけでなく祖父母からも可愛がられている様子がうかがえます。

どのような衣装でも子どもの成長を喜ぶ親の気持ちは変わりません。ママが考える最良の方法で我が子の成長をお祝いしてくださいね。

続いてのコーナーでは初節句の思い出の残し方を紹介します。

女の子の初節句を大切な思い出に残そう

写真スタジオで記念写真を撮ろう

子どもの初節句は、一生に一度しかありません。とくに、女の子の場合は、ひな人形を飾ったりお祝いの食事をしたり、普段より少しおめかししたりして、華やかな時間を過ごすことでしょう。

子どもの初節句を思い出に残すために、写真スタジオで記念写真を撮る家庭が増えているそうですよ。写真スタジオだと、ひな人形や、可愛い初節句の衣装などが用意されていることがほとんどです。女の子の初節句のお祝いを盛り上げてくれる素敵なアイテムが揃っていますよ。

さらに、プロのカメラマンが撮影してくれるので、普段ママやパパが撮影する写真とは一味違った子どもの表情や、家族写真が期待できます。スタジオによっては、初節句のプランが設定されていることもあるので、問い合わせてみてくださいね。

部屋を飾って自宅で撮影しよう

初節句を迎える月齢によっては、外出して写真を撮ったり食事をしたりしてお祝いするのは、難しいかもしれませんね。そのような場合は、自宅の部屋を飾って素敵な記念写真を撮影してみましょう。

赤ちゃんが普段過ごしている自宅での撮影は、緊張して場所見知りをする心配もなく安心です。また、赤ちゃんのペースに合わせて撮影できるので、ママやパパも心に余裕を持って過ごすことができますね。

自宅で女の子の華やかな初節句を演出するには、ガーランドやペーパーファンなどのデコレーションをピンクで統一したり、ママお手製の料理やケーキなどを一緒に写真に収めてみましょう。

お雛様の衣装や寝相アートを楽しむ家庭もありますよ。色々な方法で撮影してみましょう。

ホームパーティーで一生に一度の初節句を

一生に一度しかない初節句なので、祖父母もお祝いしたい気持ちでいっぱいかもしれません。せっかくなので、両家の祖父母を招待したホームパーティーを開いて、初節句をお祝いしてはいかがでしょうか。

ホームパーティーを自宅で開く場合、集まったみんながゆったりと過ごせるメリットがあります。初節句を迎えた我が子が、周囲のみんなから愛されていると実感できるでしょう。最近では、仕出しのデリバリーなどを活用して初節句をお祝いする家庭も増えていますよ。

また、ホテルのレストランなどを利用してもよいですね。レストラン側に、あらかじめ、初節句のお祝いの旨を伝えておくと当日の流れがスムーズです。お祝いの食事をしたり記念撮影をしたりして和やかに過ごせるでしょう。

知っておきたい初節句のお祝いについて

初節句のお祝い金額の相場とは

おめでたい初節句で気になるのが、お祝いの相場です。一般的に、お祝い金が一番高くなるのは、ひな人形を負担する人です。

父方祖父母が30,000~300,000円、ひな人形を負担した場合の母方祖父母が100,000~300,000円となります。昔からの慣習では、ひな人形を買うのは母方祖父母となっていましたが、昨今は必ずしもそうとはいえないようです。

少子化で孫も少なくなっていますから、両家の祖父母が同じように負担したり、お祝いで揉めたりしないようにパパとママが購入する場合もあるそうです。

兄弟姉妹や親戚は、贈り物プラス5,000~10,000円ほどとなります。友人や知人は、贈り物のみ、または3,000~5,000円ほどだそうです。

お祝いのお金を渡す方法

お祝い金を渡すタイミングは、ひな人形代を援助や負担する場合・しない場合、お祝いの席に招待されている・いないで変わってきます。

ひな人形代の援助や負担する祖父母の場合は、できるだけ早く渡すようにしましょう。食事会への招待はなく、お祝い金だけの場合は、2、3カ月~10日前までです。もし、食事会に招待されているけれど、ひな人形の援助がないときは、当日に渡してもよいでしょう。

祖父母以外の食事会招待者は、2、3カ月前~当日、食事会への招待がないときは、2、3カ月~10日前までにしましょう。

祝儀袋の水引は、紅白蝶結びを選びます。表書きには「初節句御祝い」と書きます。また、渡す日はできれば「大安」などのおめでたい日を選ぶようにしましょう。

お祝いのプレゼントの選び方を考えよう

初節句に贈るプレゼントで最近の人気は「おむつケーキ」です。おむつがたくさん必要な月齢ですし、おむつメーカーも選べるのがよいですね。また、タオルへの名入れ、のしやメッセージカードもつけられます。タオルのデザインも多種類ありますので、好みのものを見つけられそうです。

仲のよい姉妹や友人なら、初節句の祝いの席で着るドレスや袴ロンパースをプレゼントするのもよいですね。もちろん、事前にママにリサーチしてから購入するようにしましょう。

おもちゃや絵本もよいですが、すでに持っているものと重ならないようにしましょう。希望を聞くのが一番ですが、できない場合は、「図書カード」や「こども商品券」なども喜ばれますよ。

まとめ

初節句は、子どもにとって一生に一度のことですね。本人の記憶に残っていなくても、写真で残っていたり、ママやパパがそのときのことを話してくれたりするだけで子どもは嬉しいはずです。

雛人形を選んだりお祝いの席を設けたりするとなると、事前準備が必要です。早生まれの子の場合、準備が間に合わないこともありますから、急がず焦らず、翌年に延ばしてでもきちんと後悔のない初節句を迎えられるようにしましょう。

そうすることで、子どもが大きくなったときに、ママやパパの愛情が子どもに伝わりますよ。
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