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6歳のぐずりがひどい!寝る前のぐずりとすぐ泣く子の対処法について

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甘やかしと甘えさせの違いを知っておこう

「甘やかし」は親の都合で行うもの

先ほど「子どもを甘えさせて」とお伝えしましたが、「甘えさせ」と「甘やかし」の違いをご存知ですか?

「甘やかし」を見極めるためのポイントは大きく二つあります。

一つ目は、親の都合で良し悪しを判断していないか、です。例えば子どもが食べ物の好き嫌いをしたとき、言い聞かせて食べさせるのが面倒だからと、好きなものばかり与えてしまうのは「甘やかし」です。

二つ目は、金銭が絡んでいるか、です。例えば子どもがあれが欲しい、これが食べたい、と駄々をこねたとき、それを聞き入れてしまうのは「甘やかし」です。

甘えさせるのは大切ですが、甘やかすのは子どものためになりません。この二つの違いをしっかり理解して、甘やかすことのないように注意してくださいね。

「甘えさせ」は子どもの自立心を高めるもの

では反対に「甘えさせ」とはどのようなものでしょうか。これは子どもの心を甘えさせてあげることです。

例えば、いつも一人でできている着替えができず、「ママ手伝って」と言ってきたり、ママの膝に乗ってきたりなど、子どもの精神的な甘えを受け入れることが「甘えさせ」です。

思わず「自分でできるでしょ」や「もう6歳なのにいつまでも甘えないの」などと突き放してしまいがちですが、これをしてしまうと、子どもはママから離れることに不安を感じ、いつまでも自立ができなくなります。

甘えさせることで子どもは安心し、疲れたらいつでも受け入れてくれる安全地帯があるのだと思えるからこそ、自立ができるのです。

子どもの自立を促すためにも、たくさん甘えさせてくださいね。

子どもの甘えはしっかり受け止めよう

親に甘えることができずに育った子どもは、自己肯定感が低くなる傾向があるそうです。「愛されている」という実感がないため、自分に自信が持てず、「こんな自分を好きになってくれる人なんているはずがない」と、他者を信頼することもできません。

不安感から周囲に攻撃的にふるまったり、言いたいことを我慢してストレスをためてしまったりと、社会で生きにくさを感じる人も多いようです。

将来我が子がそんな思いをしないためにも、子どもが甘えてきたときには、しっかりと受け入れましょう。なかには「甘えさせ」なのか「甘やかし」なのか判断に迷うケースもあるかもしれません。一度や二度、判断を間違えて「甘やかし」になってしまっても、子どもの成長に影響はありませんから、迷ったときには受け入れてあげてくださいね。

まとめ

このように、6歳にも反抗期があることがお分かりいただけたかと思います。今お子さんがぐずったり泣いたりしているのは、決して成長が逆戻りしているわけではなく、もっと成長しようとしている証なのです。

今はつらいかもしれませんが、ママが愛情を伝え続けていけば、いずれお子さんは安定し、自立に向かって歩み始める日がやってきます。

どうしたらよいかわからなくなったら、「大丈夫だよ」と言いながら、お子さんの背中をさすってみてください。すると、ママの手も心も温かくなり、きっと気持ちも通じるでしょう。諦めずにそのままの愛情を伝え続けてくださいね。
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