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男の子の子育てが楽しくなる方法!子どもを伸ばすママの心得

男の子の子育てが楽しくなる方法!子どもを伸ばすママの心得

男の子はママにとっては王子様、パパにとっては小さな相棒。ママっ子で優しく可愛くて仕方がない反面、異性であるママには理解できない行動が多く、イライラしたりしつけに不安を感じることもあるでしょう。せっかくの男の子の子育てを楽しみ、子どもを伸ばしてあげられるよう、男の子について色々な角度からご紹介します。

ママに知って欲しい男の子の本質とは

想定外の行動は当たり前

木の棒を拾っては振り回し、ポケットには石や虫が。イラっときて、怒ってしまう事もあるでしょう。怒られてシュンとしている姿を見て、「可哀そうだったかな…」と思った瞬間に、「ママお腹すいた」とケロっとしていたり。

パパは笑って済ませられても、ママはそうはいきません。毎日がびっくりすることの連続で、イライラし精神的に不安定になってしまうママもいるでしょう。つい大きい声で怒ってしまい、落ち込んでしまうこともあるのではないでしょうか?

男の子は「やりたい!」と思った瞬間に行動しています。決してママを困らせたり、怒らせようとしているのではないのです。男の子は想定外の行動をするものと思い、大らかな心で接するようにしましょう。

女の子より器用じゃないと理解する

手先が器用で、おしゃべり上手な女の子を見ると、うらやましくなってしまうこともあるかと思いますが、まずは男女の違いがあるということを知ってください。

男の子と女の子の違いの1つに、「女の子は1度にいくつかのことを器用にこなし、男の子は1つのことを集中してやる」ということがあります。これは何かを作ることだけではなく、コミュニケーション能力にも通じます。

男の子は見たもの、聞いたものをそのままとらえ、女の子は言葉のニュアンスや話すときの表情を読み取れると言います。考え方を変えて、男の子は素直なのだと思えませんか?好きなものへ突っ走り、ママの言葉が耳に入っていないのです。女の子のように周りをみて行動する、と言うような器用なことが出来ないのです。

繊細で傷つきやすい一面があると認識しよう

いつも元気いっぱいで、戦いごっごが大好きな男の子ですが、内面は繊細です。初めて行く場所やママが居ないと、不安になってしまう子も少なくありません。

ダメと言っても聞かなかったり、走って行ってしまったりするのは、ママが見ていて、受け止めてくれると安心しているからなのですよ。

大好きなママに強く怒られたり、そっぽを向かれてしまうと、男の子は傷ついて落ち込んでしまいます。自分の気持ちを言葉で表現したり、伝えるのが得意ではないので、ママに伝わりづらいかもしれません。必ず怒りっぱなしにせず、問いかけたり、抱きしめたり、フォローを忘れないでください。謝りたいのに「ごめんなさい」が言えないときもあるので、自然に言える機会を与えてあげましょう。

男の子の叱り方で気をつけることは?

子どものプライドを傷つけないようにしよう

小さくたって男。プライドがあります。子どもなりに悪いことをしちゃった、と思っているときに、大勢の人や友達がいる前で怒られたり、他の子と比べられてしまうと、プライドが傷ついてしまいます。

男の子は「自分はすごい!」と思いたいのです。頭ごなしに怒るのではなく、「高いところからジャンプできたのは凄いけど、危ないから止めようね」と言うように、良いところを言ってから悪い部分を言ってあげるとプライドが保てます。

また、人のいる前で怒られてしまうと、周りにいる人が自分をどう思っているのかが気になってしまい、ママの言っている事に集中できません。子どものプライドを傷つけず、なぜ叱られているのかを分かってもらうために、必ず人の居ないところで叱りましょう。

物事の真意が伝わるように注意する

まず叱るときはその場で叱りましょう。男の子には、「さっき〇〇したでしょ」と言うのは通じません。また、遠くから「止めなさい!」と怒鳴ってもまず止めません。やろうとした瞬間に止め、目を合わせて短く理由を説明しましょう。

長々叱ったり怒鳴ってしまうと、嫌な思いや怖い思いだけが残り、何故叱られたのかは謎のまま、となってしまう可能性が大きいです。ママが感情的になってしまった時は、1度離れることも大事です。

少し大きくなり自分で考えて欲しいときは、「なんで怒られているのか分かる?」という聞き方ではなく、「ここは騒いで良いんだっけ?」と聞くと、「うーん、ダメだった…」となるでしょう。男の子は純粋なので、真意が伝わり納得出来れば、素直に聞いてくれますよ。

否定するような言い方はしない

男の子を叱るときに避けて欲しいのが、子どもの人格を否定することです。これは男の子の心に大きな傷を残してしまう可能性があります。

良い例「散らかした物は元の場所に戻さないとダメなんだよ」
悪い例「お片付け出来ない子はダメなのよ」

良い例「物を投げるのは危ないから悪いことなんだよ」
悪い例「物を投げるなんて悪い子ね!」

と言うように、その子ではなく、良くない行動を否定するようにしてください。

分かってはいても、「〇〇君なんてもう知らない!」なんて言ってしまうこともあるでしょう。その様なときは必ず、「いつも大好き」なこと、「出来ると期待しているから言ってしまうこと」を伝えてあげてください。抱っこや手を握りながら言ってあげると、安心しますよ。

子どもを伸ばすママがするべき3つのこと

しつけは効果的な言葉を使おう

男の子はスーパーヒーローやスポーツ選手など、強くて格好の良いものが大好きです。もちろん、自分もそうなりたいと憧れています。

男の子に「止めなさい!」「ダメ!」と言ってもまず止めません。その代わりに、「そんなことするの格好悪いなぁ」と言うと、「格好悪くないもん!」と聞いてくれます。「叩いちゃダメでしょ!」より「叩くなんて格好悪い」と言う方が効果があります。

「格好良い」の他にも、「さすが」「頼れる」という言葉が大好きで、「頑張ってお片付け出来たね。さすが!」「一生懸命我慢したね。格好良い!」と言ってあげると、嬉しくて張り切ってしまいます。

男の子は、頭で考えなければならない理屈や説明より、感情に響く言葉を使う方が効果的です。
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