赤ちゃんと負担少なく外出しよう!ベビーカーや抱っこ紐の注意点
赤ちゃんとママが楽に移動するには?
徒歩ならベビーカーや抱っこ紐が便利
歩いてお出かけをする場合は、ベビーカーや抱っこ紐を活用するとよいですよ。ベビーカーは赤ちゃんを乗せられるだけでなく、荷物も置けるので助かりますよね。月齢が低い赤ちゃんから使用できるものを選べば、小さな頃からベビーカーでお出かけを楽しめます。
抱っこ紐も、新生児の頃から使えるものもありますよね。抱っこ紐を使うとママと赤ちゃんが密着しているため、お出かけ中も赤ちゃんは安心感に包まれてご機嫌で過ごせる子が多いですよ。抱っこ紐だとママの両手が空くので、買い物にも行きやすいでしょう。
車だとママもお出かけが楽ちん
また、車移動だと、車内で赤ちゃんのお世話ができるので便利です。移動中に赤ちゃんが泣いたとき、お世話スペースを探さなくてもおむつを交換したりおっぱいをあげたりすることができますよね。赤ちゃんをあまり待たせなくてよいので、ママも焦らずに赤ちゃんとのお出かけを楽しめるかもしれませんね。
赤ちゃんがいると買い物に行けないときもあるので、まとめ買いをしている家庭も多いでしょう。車移動だとたくさん買っても楽に運べますよ。
バスや電車は混雑時を避けての乗車がベスト
バスや電車を使って赤ちゃんと移動する場合は、混雑する時間を避けたほうがよいでしょう。通勤や通学の方が多く利用する時間は、バスや電車の車内も混雑しています。バスや電車は移動するときに揺れるので、赤ちゃんを抱っこしての移動はママにとって負担が大きいです。
また、ベビーカーで移動する方もいますが、混雑している車内でベビーカーを活用すると赤ちゃんに危険が及ぶことがあります。なにかあったときに満員電車だとママが赤ちゃんを助けられないので、なるべく空いている時間帯に利用しましょう。
ベビーカーに乗る赤ちゃんの負担を減らそう
ベビーカーは月齢に合ったものを選ぶ
ベビーカーには種類があり、新生児の頃から使用できるA型と生後7カ月頃から使用できるB型があります。A型はクッション性に優れており安定性もよいので、赤ちゃんもベビーカーで心地よく過ごせるでしょう。しかし、B型に比べると重くて大きく、持ち運びが大変だと感じることもあります。
B型は軽くてコンパクトなので移動がしやすいですが、ある程度赤ちゃんが成長しないと乗せられません。0、1歳児の頃はA型、2、3歳児はB型にするなど、使い分けるとよいですよ。
なるべく振動を与えないように対策をする
振動があると居心地が悪く赤ちゃんが泣き始める可能性があるので、なるべくベビーカーに乗せるときは振動を与えないような対策をしましょう。たとえば、遊歩道などの舗装されている道路をとおるようにする、ガタガタ道のところは赤ちゃんを抱っこして移動する、ベビー用のクッションなどを敷くなど、工夫してみてくださいね。
長時間移動のときはベビーカーだけでなく抱っこ紐も持って行くと、赤ちゃんがぐずったときも安心ですよ。
ベビーカーを嫌がるときはグッズで工夫を
たとえば、ベビーカーに付けられるおもちゃを活用するのもおすすめです。ベビーカーに付けられるものだと、移動中におもちゃが落ちる心配もないですよね。ベビーカーの揺れでゆらゆらと揺れるおもちゃや、赤ちゃんがベビーカーを運転しているように楽しめるハンドルのおもちゃなど、ベビーカー用のおもちゃはたくさん売られていますよ。
おもちゃだけでなく、タオルやママの匂いが付いているストールなどを渡しても、赤ちゃんの心が落ち着きやすいようです。
抱っこ紐も赤ちゃんに負担がない使い方を!
抱っこ紐は正しい装着方法で使用する
抱っこ紐を使用するときは、装着方法が合っているかどうかを確認することが大切です。間違った装着方法をしていると、赤ちゃんの体に負担がかかるだけでなく、抱っこ紐から赤ちゃんが転落する恐れがありますよ。
抱っこ紐を使っているときは赤ちゃんから手を離しているママが多いので、間違った装着方法をして抱っこ紐が取れてしまうと大変ですよね。転落事故は大ケガだけで済まない可能性があるので、装着するときは赤ちゃんの位置などを確認しましょう。お出かけ中も、こまめに赤ちゃんの様子を見てくださいね。
抱っこ紐を連続で使うのは2時間以内にする
しかし、抱っこ紐を長時間使用すると、赤ちゃんの体に負担がかかってしまいます。抱っこ紐を使用するのは、2時間以内にしましょう。長時間の抱っこ紐の使用は、同じ体勢で赤ちゃんがストレスを感じる、おむつかぶれをする、血行不良になるなど、赤ちゃんの体に悪影響を起こすことがあります。
長時間移動のときは抱っこ紐とベビーカーを併用したり、ベビールームなどで赤ちゃんを休ませたりなど、工夫しましょう。
暑い日は熱がこもらないように注意を
短時間でも赤ちゃんが熱中症になる恐れがあるので、暑い日のお出かけは注意が必要ですよ。暑い日に抱っこ紐を使用するときは、保冷剤や保冷シートを活用しましょう。また、赤ちゃんに水分補給をこまめにし、赤ちゃんに熱がこもっていないかや体調は大丈夫か確認するとよいですよ。
赤ちゃんは抵抗力が弱く、熱中症になると重症化する恐れがあります。ママの少しの気配りで防ぐことができるので、熱中症にならないように対策をしましょう。また、赤ちゃんのお肌のために、紫外線対策もしてくださいね。
まとめ
ベビーカーや抱っこ紐の使い方、赤ちゃんのお世話をどうするか、熱中症対策などは、赤ちゃんの安全のためにもしっかり準備や確認をすることが大切ですよ。