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スポーツが子どもに与える影響って何?スポーツが子どもによい理由

スポーツが子どもに与える影響って何?スポーツが子どもによい理由

運動不足が子どもに与える影響とは?

運動能力が低下し、体をうまく動かせない

文部科学省のデータによると、昭和60年頃から子どもの体力・運動能力が低下し続けているようです。それに反して、身長や体重など、体格の平均は大きくなってきており、重大な問題点とされています。

昭和の時代に比べると、幼い子どもたちが外で安全に遊べる場所は減り、インターネットやゲーム機の普及などで、遊び方も変わってきていることが主な原因でしょう。そのため、家庭でなんらかのスポーツ系の習い事をさせない限り、運動不足が生じてしまうようです。

運動能力が低下すれば、体をうまく動かすことができず、瞬時に危険を避ける力が弱くなり、ケガが多くなるなどの弊害があるでしょう。また、自分の身体をコントロールする力が弱いと、うまく遊べずやる気を失うことも考えられます。

肥満など生活習慣病へのリスクがあがる

1970年代に比べ、現代は肥満傾向の子どもの数が2倍以上になっているといいます。子どもの肥満の原因は、もちろん食べ過ぎもありますが、やはり「運動不足」も大きく関係しているといえるでしょう。

「生活習慣病」と聞くと大人の病というイメージがありますが、実は子どもでも、運動不足による生活習慣病のリスクはあるのです。運動不足で太りすぎてしまうと、心臓や血管に負担がかかり、身体のあらゆる部分に悪影響を与えます。

幼児期から太りやすい環境を改善しなければ、大人になって「がん」「脳卒中」「糖尿病」といった生活習慣病にかかるリスクが高まってしまいます。健康的な人生を送るためにも、子どもにはしっかりと運動を習慣づけたいですね。

学力が低下し、勉強の成績が伸びない

「スポーツ」と「学力」、じつは密接に関係していることをご存知でしたか?ある実験結果から、体力がある子どもの方が、そうでない子どもに比べて学力が高い、ということが分かっています。

スポーツすることで集中力が高まり、学校でも先生の話をしっかりと聞くことができるため、結果的に成績が伸びるということのようです。また、運動することは脳にもよい刺激を与えるので、思考力・想像力・表現力など、勉強するうえでも重要な能力が高まります。

また、適度な運動はストレス発散になりますし、気持ちを切り替えるうえでも役に立ちそうですよね。勉強ができる子どもになってほしいと思う場合でも、机に向かわせるばかりでなく、積極的に運動させることが大切といえますね。

まとめ

幼児期にスポーツをすることのメリットを知っていただけたと思います。スポーツは、健康な身体だけでなく、強い心も育ててくれる素晴らしいものですね。子どもが将来どんな道を選択するにしても、幼児期にスポーツをしていたという経験は、プラスに働くのではないでしょうか。

ただし、どんなスポーツをやってみるかは、ママやパパの考えだけでなく、子どもの要望も取り入れながら決めた方がよいですよ。子ども自身がやってみたいと思うスポーツなら、どんなものでもきっと充実感を感じられるでしょう。
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