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スポーツを習って子どもの可能性を伸ばそう!人気のスポーツや効果とは

スポーツを習って子どもの可能性を伸ばそう!人気のスポーツや効果とは

我が子になにかスポーツをさせてみたい、と考えているパパママ、幼児期の子どもに人気のスポーツがどんなものなのか、気になりますよね。幼児期のスポーツは、身体の成長だけでなく、心の成長にも大きく関わってきます。子どもの可能性を延ばすためにも、人気のスポーツや効果についてみていきましょう。

スポーツを通して強い身体と心を作ろう

今の子ども達は体力が低下している?

幼児期は、将来にわたる運動神経の基礎となる部分の発達を担う、貴重な期間です。しかし最近では、子どもたちが自由に、安全に遊ぶことのできる場が不足していたり、インターネットやゲームの普及によってインドアな遊びが増えたりすることで、運動不足の傾向にあります。

文部科学省の発表によると、昭和60年頃から、子どもの体力は低下の一途をたどっているといいます。ただし、全体に低下しているのではなく、体力のある子とない子が「二極化」しているというのです。つまり、幼少期からスポーツをしているかどうかで、その後の体力に大きな差が出ているということです。

身長や体重など、体格自体は向上傾向にあるのに、体力や運動能力は低下傾向にあるというのは、深刻な問題とされています。

スポーツで作れる身体の成長

幼児期から12歳頃までは運動神経や感覚系統の神経が著しく発達する時期で、「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。そのなかでも特に、幼児期はタイミングよく動いたり、力の加減をしたりするなど「運動をコントロール」する力を養う時期とされています。

自分の身体を自由にコントロールすることができるようになれば、危険を瞬時に回避することも可能になります。また、スポーツをする中で、周りの状況を判断して次の動きに変えられる力も養うことができるでしょう。

体力・持久力の低下は、肥満や無気力などの原因となる可能性もあります。幼児期にしっかりと身体を動かして、骨や筋肉、心肺機能の成長を促し、丈夫な身体を作ることで、生涯にわたって健康な体を維持するのに役立つといえます。

スポーツで作れる心の成長

スポーツをすることで得られるのは丈夫な身体だけではありません。健全な心の成長も促すことができるでしょう。幼児期の子どもは、遊びの中でさまざまな動きを習得していきますが、「スポーツ」としてルールのある中で運動することにより、協調性や社会性を学ぶことができます。

また、スポーツで次々に新しい課題に取り組むことができ、達成感や挫折感など、さまざまな体験を得ることが心の糧になるでしょう。もちろんつらい思いもするかもしれませんが、それもまた心の成長に役立つのではないでしょうか。

どんなスポーツを選んでも、コーチや周りのお友達との関わりはあると思います。家族とは違った関係性が、子どもの心にとって大切な要素になるかもしれません。

習い事で人気のスポーツと期待できる効果

心肺機能が向上できる「スイミング」

幼児期の習い事で、昔から人気が高いのは「スイミング」ですね。幼いころスイミングに通っていたというママも多いのではないでしょうか。スイミングは身体への負担が少なく、心肺機能向上を期待できるスポーツです。

早い子どもなら、0歳からベビースイミングを始めているということもあるでしょう。幼稚園児の習い事の中でも、常に人気上位にあると思います。

水中では水圧がかかるため、たとえ上手に泳ぐことができなくても、心肺機能を高める効果は十分に期待できます。心肺機能が高まれば、持久力が付き、疲れにくい身体を作ることができます。また、血流がよくなることで、万病のもととされる「冷え性」予防にも効果があるといわれています。

身体の使い方を覚える「体操」

スポーツ系の習い事で、幼児期の子どもに人気があるのは「体操」です。「器械体操」や「新体操」のように、本格的な競技として教えてくれる教室もありますが、基礎的な身体能力向上を目的とした「体操教室」も多くあります。

自治体が主導している「体操教室」は、民間のスクールに比べて比較的費用も安く、内容も遊びを通して体の使い方を覚えていくものになっていて、おすすめです。

体操教室で学べるものは、マット運動、鉄棒、ボール、跳び箱、縄跳びなど、小学校の授業で習うものも多く、入学前にある程度できるようになっていれば、子どもの自信にもつながるでしょう。また、体操で基礎的な動きを身につければ、将来ほかのスポーツにも応用できると思いますよ。

リズム感と積極性が生まれる「ダンス」

少し前に、「小中学校でダンスが必須科目になる」というニュースが話題になりましたよね。といっても、ヒップホップなどのストリートダンスを全員に踊らせなくてはいけないというわけではありません。実際には、「リズム遊び」「リズムダンス」「フォークダンス」といった、昔から体育の授業に取り入れられていたような内容です。

義務教育で必須科目とした理由は、ダンスを通して協調性や積極性を養う目的があるからです。周りの子どもに合わせて踊ることは、社会性を育むことにもなるでしょう。

生活していると、さまざまな音楽に触れる機会があります。リズム感があれば、音楽に合わせて心地よく身体を動かすことができ、より豊かな人生を送ることができそうですね。

パパやママも一緒にスポーツを楽しもう

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