赤ちゃんを抱えるシングルマザーは大変!子育てで大切にしたいこと
赤ちゃんを抱えて家事や育児、また仕事を頑張るシングルマザー。でも頑張りすぎると余裕がなくなり、心身ともに疲弊して笑顔も減ってしまいます。そこで今回は、楽しい子育て生活を送るために大切にしてほしいことや仕事をするときの注意点、またシングルマザーならではの子育てのコツについてご紹介します。
シングルマザーが子育てで大切にしたいこと
赤ちゃんの育児は心のゆとりを忘れずに
ゆとりがないとついイライラしてしまい、赤ちゃんを厄介者と感じてしまうことにもなりかねません。ママは自分を追い込まないよう、ゆとりを持つ工夫を心がけましょう。
ゆとりを持つ、といわれても、具体的にどうすればよいのかわからないママもいるかもしれませんね。例えば少しの時間でよいので、ママ自身の時間を作って楽しんでみてください。
好きなお菓子を食べたり、好きな音楽を聴いたりしてもリフレッシュできますよ。息抜きの時間を設けて、ゆとりの心を持ちましょう。
赤ちゃんとのスキンシップを大切に
行き詰まりそうになったときは、赤ちゃんに触れてみてください。幸せな気持ちになりませんか?じつは赤ちゃんは、ママを幸せにしてくれる力を持っているのです。
赤ちゃんとのスキンシップで、ママのオキシトシンの分泌が盛んになります。オキシトシンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、増えることで幸せな気分になり、愛情も高まるのです。
スキンシップで幸せになるのはママだけでなく、触れられた赤ちゃんも同様です。抱っこしたとき、手遊びをするとき、またおむつ替えのときなど、幸せを感じる時間を過ごしてください。
ひとりで抱え込まずときには誰かに頼ろう
人に頼ることは決して甘えではありません。限界まで頑張ってどうにもならなくなる前に、誰かに助けを求めるのは必要なことです。
頼りやすいのは身内ですが、難しい事情があるなら保育園や自治体、NPOなど公的サービスを利用する方法もあります。いつでも相談できるところをいくつか確保しておくと安心ですね。
ひとり親家庭支援センターなどでも様々な支援が受けられます。住んでいる自治体のサービスを確認しておきましょう。
シングルマザーに適した働き方のポイントは
産後6週は働けない!しっかり体を休めて
では産後1カ月を経過すれば大丈夫かといえば、そうではありません。労働基準法では産後6週間を経過していないと働いてはいけないと義務付けています。しかも生後6週間からの就労は出産をした本人が希望し、医師が大丈夫だと認めた場合のみとなっています。
法律では通常、産後8週を経過しないと就業できません。すぐに復帰したいママにはじれったいかもしれませんが、ママの体を考えた法律です。この期間はしっかりと体を休めて復帰後に備えましょう。
昼間の仕事なら生活習慣を乱さず働ける
昼の仕事なら、朝は子どもや自分の身支度をして一緒に出かけ、仕事が終わったら迎えに行って夕飯や家事を済ませて一緒に眠る、という生活リズムが整いやすくなります。新生児のうちは昼夜の区別がない赤ちゃんも、4カ月を過ぎると次第にリズムが付いて夜に寝る時間が長くなってくるので、ママの睡眠も確保しやすくなりますね。
シングルマザーは頼る家族が少ないため、とくに健康管理に気を使わないといけません。人の健康を大きく左右する睡眠のリズムを整えるためにも、昼間の仕事がおすすめです。
勤務時間などを調節できる仕事がおすすめ
例えば介護職です。雇用形態が多様で、子どもの成長に合わせてパートや正社員など働き方を変えることができます。
保険の外交員は勤務のスケジューリングが自分でできるため、時間の融通がしやすいです。また契約数次第で高給も期待できる点も魅力の一つです。
そのほか家事代行、医療事務、調剤薬局事務などの仕事も、比較的時間の調整がしやすいようです。キャリアアップが見込める業種でもあるので、シングルマザーのお仕事としておすすめですよ。
ひとりでも大丈夫!日々の子育てのコツとは
必ずやることを決めて無理なことは後回しに
まずは必ずやらなければならないことを決めます。決めるために大切なのが、ママにとっての優先順位をつけることです。最低限の「しなくてはならないこと」を洗い出してください。
次に「今するのが無理なこと」を後回しにします。部屋が少々散らかっていたり汚れものが溜まっていたりすると気になりますが、「時間がない!」と開き直ることも大切です。洗濯や掃除は数日おきにするなどして、疲れないことを第一に考えましょう。