就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

2人目育児にパパの協力は欠かせない!妊娠中から産後までにやること

2人目育児にパパの協力は欠かせない!妊娠中から産後までにやること

産後は1人目のフォローに徹するのが正解

下の子で忙しいママの代わりになる

赤ちゃんは胃が小さく少しずつしか母乳が飲めないため、2~3時間おきの授乳を24時間繰り返さなければなりません。そのため退院後、ママは夜も眠れないほど忙しい日々を過ごします。

しかし、上の子はママが家に帰ってくると、入院中に頑張っていた反動もあり、ママから離れず、赤ちゃん返りをすることも珍しくありません。ママが下の子を抱っこしているのを見て、寂しさから精神的に不安定になることもあるでしょう。

ここはパパの力の見せ所です。上の子の担当になり、できる限り寄り添って、上の子が寂しさを感じないよう一緒に過ごしてください。安心して精神的に落ち着けば、お兄ちゃん、お姉ちゃんとしての自覚が芽生え、下の子にも優しくできるでしょう。

また産後、ママの体が回復するまで6~8カ月かかるといわれています。上の子と公園に出かけたり、体を使って遊んであげたりしたくても、長時間の立ちっぱなしや無理な姿勢は回復を遅らせる原因になりかねません。

思いきり遊べないことにストレスを感じる子も少なくありませんから、パパにしかできないダイナミックな遊びを取り入れると喜ばれますよ。この時期に上の子との絆を深めてくださいね。

上の子ファーストで生活を回す

下の子が生まれると、赤ちゃんの間はなかなか外出もできず、授乳の時間も頻繁にあるため、ママが1人で育児していると上の子に我慢をお願いすることがどうしても増えてしまいます。

赤ちゃんが生まれるまでは、食事やお風呂もママと一緒、夜の仕上げみがきや、絵本の読み聞かせもゆっくりできていたのが、赤ちゃんができたとたん生活がガラリと変化してしまったのです。大人でも戸惑ってしまうほどなので、子どもならなおさらですよね。

この状況を上の子は「ママは自分よりも赤ちゃんが大事なんだ」と捉えてしまい、とても寂しい気持ちになってしまうことがあります。

そこでパパの出番です。この時期は赤ちゃん中心ではなく、なんでも上の子を中心に生活を回してゆくとうまくいくことが多いようです。食事やおやつ、はみがきなどの時間も、パパが一緒の時間であれば上の子ファーストで生活を回すことができます。

パパにしっかりと受け止めてもらえた上の子は、しだいに満足して落ち着いてくることでしょう。パパと一緒に、穏やかな気持ちでママが赤ちゃんをお世話している姿を見たら、赤ちゃんへの優しい気持ちが芽生える日もすぐにやってきますね。

【先輩ママに聞きました】2人目の妊娠出産でパパにしてほしかったことはなんですか?

先輩ママたちが2人目の妊娠出産時期にパパにしてほしかったことはどのようなことだったのか、ママが本当に助かったと感じたパパの具体的な行動やお手伝いの内容について聞いてみました。※テニテオ調査(n=100)

「上の子のフォロー」と回答したママの体験談

  • 上の子が2歳くらいだったので、赤ちゃん返りがあったため、パパと二人で出かけてもらい特別な存在であることを教えてくれた。お兄ちゃんらしくしっかりとして帰ってきたことを覚えています。男同士の外出を教えてくれたことに感謝しました。
  • 我が家は一人目と二人目(長男と次男)で5歳差だったので、上の子が幼稚園、小学生になると活発になり外出したがっていたので、父親から積極的に二人で電車に乗りに行く、公園に遊びに行く、サイクリングに行くなど、出かける機会を増やしてくれたので、助かりました。

「家事」と回答したママの体験談

  • 二人目は里帰りをしなかったので、とにかく旦那さんの協力が不可欠でした。買い物は連れて行ってもらい、お皿洗いや洗濯などやれることをしてもらいました。あとは上の子のお迎えや、お風呂などが助かりました。
  • 上の子が部屋を散らかすので頻繁に片付けをしなくてはならず、お腹の大きい妊娠中は部屋中を片付けて回るのが辛かったので、パパが積極的に片付けてくれて助かりました。

「下の子の育児」と回答したママの体験談

  • 下の子が3歳近くまで夜泣きする子で、深夜に2時間近くドライブをする毎日でした。さすがに限界を感じていたら、パパが時々替わって近所の自販機までお散歩するなど対応をしてくれたのが本当に助かりました。
  • 上の子はやはり赤ちゃんかえりがあり、寂しい思いもするので、上の子のフォローをわたしがするために下の子をよくみててもらいました。とてもよく見ててくれたおかげで今は下の子はパパっ子で楽です!

■編集部コメント

パパにしてほしかったことは、上の子のフォローと回答したママが大多数を占めました。子どもと2人きりでの外出が得意でないパパも、この機会に少しずつお出かけの練習を始めてみるのも良いかもしれませんね。

家事や下の子の育児という回答のママも多く見られました。この時期のママは精神的にも肉体的にも常にストレスがかかっている状態なので、何も言わなくてもパパが自然に家事や育児を手伝ってくれることが、ママが喜ぶ大きなポイントのようです。

次のコーナーでは、パパの育児休業の取得についてご紹介します。
47 件

関連記事



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND