実は多い家事の種類!名もなき家事を家族で上手に分担しよう
普段当たり前のようにこなしている家事ですが、はっきりとした呼び名がないちょっとした家事である「名もなき家事」だけでも相当な種類があり、家事の負担がかたよりがちなママは毎日本当に大変ですよね。そこで今回は家事の種類を改めて確認して、家族みんなで分担できる方法を探っていきましょう。
まずは確認!家事にはどんな種類があるの?
ほぼ毎日やっている家事の種類
大きく分けると、食事の支度、洗濯、掃除、買い物などがあります。言葉だけで見ると簡単そうですが、1つ1つ見るとそれほど単純なものではないことがわかります。
食事の支度は、毎日の献立を考えたり、朝早くから朝食とお弁当を作ったり、その後の片づけまでしなければなりませんよね。洗濯は、洗濯機を回すだけではなく、汚れのひどいものの予洗いやアイロンがけも含まれます。掃除も、掃除機をかけるだけではなく、拭き掃除もありますし、トイレやお風呂、排水口などの水回りのカビ予防、汚れ落としもあります。
こうしてみると毎日たくさんの種類の家事をこなしているのがわかりますね。
週に数回~月1回は行う家事
冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品の掃除、ガスレンジのお手入れ、換気扇の汚れ落とし、窓拭き、網戸やサッシの掃除、シーツやマットなどの寝具類の洗濯、玄関掃除などがあげられます。家庭によっては夏場の庭の草とり、和室がある家庭ですと畳の水拭きなども含まれると思います。
頻度は少なくても毎日やっている家事に加えて、これらの家事もこなさなければなりません。こうして改めて確認してみると、専業主婦でもこれだけたくさんの家事をやっていることがわかりますし、仕事と子育てをしながら家事もこなしている場合は本当に大変だと思います。
家計簿をつけたり病人の看病をする
また、家計簿をつけて生活費などの管理をしたり、保険で家族の万が一に備えたり、旅行や住宅費用、教育費などに使うための貯蓄をするなど、家計に関する家事もありますよね。
家族構成や家庭の環境によって違ってきますが、人との関わりや家計の管理なども家事として考えてよいのではないでしょうか。
名もなき家事とは?負担の軽減の仕方
名もなき家事っていったい何?
例えば「食事の支度」は、はっきりとした呼び名がある家事ですが、この「食事の支度」には、食事の前にテーブルを拭くことや調味料の補充なども含まれます。この食事の前にテーブルを拭くことや調味料の補充などの細かい家事こそ「名もなき家事」なのです。ほかにも、ゴミの分別や引出の整理整頓など、名もなき家事はたくさんあります。
こういった細かい家事は、普段から家事をしている人にしか気づけないことなので、普段あまり家事をやらない家族にも「名もなき家事」の存在を、ぜひ知ってもらいたいですね。
ほとんどママがやっている名もなき家事リスト
・カーテンの開閉
・手洗い場のタオルを取り替える
・脱ぎっぱなしの衣類を洗濯かごへ入れる
・上着をしまう
・靴をそろえる
・郵便物をチェックして不要なものを捨てる
・使った物を元の位置に戻す
・食卓を拭く
・食べ残しを保存する
・洗剤やシャンプーなどの補充をする
少し考えただけでもこれだけの名もなき家事がありました。もちろんこれだけではないと思いますし、子どもに関することも含めれば、もっとたくさん出てきますよね。
名もなき家事は、ちょっとしたことなので気づけば誰でもできるのですが、ほとんどママがやっている家庭が多いようです。
名もなき家事の負担を軽減するには?
名もなき家事は、気づけば誰でもできる家事です。いつもママがやっていれば、家族は気づくことができず、やってもらって当たり前と思いがち。それでは、いつまで経っても家族で分担なんてできませんよね。「誰もやらないから」とママがしている名もなき家事を思い切ってやめてしまえば、気づいてくれるかもしれません。
最近では、名もなき家事をタスク化して誰がどのくらいやっているのか一目でわかる家事アプリもあるので、活用してみるものよいと思いますよ。