6歳の子どもが叩いてくる原因とは?心の葛藤を理解して対応しよう
友だちを叩いてしまったときの対応方法
ママが最初に謝る姿を見せて一緒に謝ろう
子どもが友だちを叩いたと報告を受けたときは、ママが最初に謝る姿勢を子どもに見せましょう。ママが「叩いてしまってごめんなさい」と謝る姿を見せることで「友だちを叩くことはいけないことなんだ」「自分は悪いことをしたんだ」と気づき反省する気持ちが芽生えます。
また、悪いことをしたと自覚があっても、友だちに謝るのは勇気がいりますよね。ママが先にお手本を見せることで、子どもも勇気を持って謝れるでしょう。
どうすればよかったかを親子で話し合おう
先輩ママの話では、幼稚園で子どもが友だちに順番を抜かれたのをきっかけに、叩いてしまったそうです。順番を抜かすのもいけないですが嫌なことをされたからといって叩くこともいけないので、言葉で「順番は守ろうね」と友だちに伝えるようにしようと話し合ったそうです。
感情のまますぐに行動をするのではなく、まずは言葉で友だちに伝えるようにしようと話してからは、友だちを叩かなくなりトラブルも減ったそうですよ。子ども同士のことでも、ママも一緒に考えられるとよいですね。
子どもの気持ちを受け止めることを忘れずに
友だちを叩いてしまって戸惑っている子どもも多いので、子どもの気持ちを受け止めて、叱ったあとは優しくふれあいましょう。また、子どもが友だちに素直に謝ったときは「ちゃんと謝れて偉いね」「よく頑張ったね。すごいね」と、たくさん褒めることが大切です。
悪い行動を叱るだけでなく、よいことをしたときは思いっきり褒めて親子の信頼関係を深めてくださいね。
まとめ
頭ごなしに叱るだけでなく、どうして子どもが暴力的になっているのかを考えてみましょう。子どもの心の葛藤を受け止めて真剣に向き合い続けることで、少しずつ自分の感情をコントロールできるようになりますよ。