入院生活に必要なパジャマの選び方。春の出産ならではのポイントとは
春は季節が移り変わる時期です。出産のため入院したときに必要となるパジャマは、変わりやすい気候に対応できる素材を中心に必要な枚数を準備しましょう。今回は春に出産を控えたママにおすすめしたい、マタニティパジャマの選び方とポイントについてご紹介します。
入院中や産後に便利なパジャマとは
マタニティパジャマが使いやすい
上衣がワンピースのように長いものが多く、ズボンを脱いでも上衣1枚で病院内を歩くこともできます。入院時は看護師さんの手当てや医師の診察などが頻繁にあり、スムーズに受診するためにもズボンをはかなくてもよいマタニティパジャマがすすめられます。
上衣が長いため、使用している大きなナプキンが目立たないことも嬉しいポイントです。デザインによってはルームウエアとして着ることもでき、産後に外出できるようになるまで部屋着として使っているママも多いようです。
病院から指定があるかチェック
産院からの指定があればそれを考慮しつつ、ワンサイズゆったりとしたものを選びましょう。ピッタリサイズでは産前産後にリラックスしにくくなります。とくにウエストを締めるとよくないので、調整できるものを選んでください。
マタニティパジャマは生地の素材選びも大切です。産前産後はホルモンバランスが乱れて肌がデリケートになるママも多いので、刺激の少ないコットン100%の生地がおすすめです。
2~3枚は用意しておくと便利
洗い替えも必要なため、用意するマタニティパジャマは最低でも2枚は必要です。実際に「2枚で十分だった」というママもいますが、中には「3枚あった方がよかった」という意見もありました。
「3枚必要だった」と答えたのは、産後のホルモンバランスの乱れで大量の汗をかいてしまったママです。「急いで洗濯をして着替えを持ってきてもらった」のだそうです。
また大量の悪露が出るため、汚してしまう可能性もありますね。汚れるかもしれない、とひやひやするなら、3枚用意しておいた方がよいかもしれません。
パジャマの選び方と春ならではのポイント
赤ちゃんのお世話は意外と汗をかく
赤ちゃんのお世話だけでなく、産後のホルモンの乱れによる体質変化で、汗をかきやすくなることも考えられます。産後期多汗といわれる症状で、顔や脇、背中など体中から大量に汗をかきやすくなることがあるようです。
産後期多汗の症状はやがて自然におさまっていくため、あまり心配は必要ありません。一方で、赤ちゃんが成長するごとにママの体力はますます必要になるため、赤ちゃんのお世話でママはさらに汗をかくようになるかもしれませんね。
春は1日の寒暖差が激しい季節で、産後のママは汗をかきやすいため、パジャマは通気性のよいものを選ぶとよいですね。
退院後の生活を考えて選ぼう
通気性を考えると、天然素材のコットン100%生地でできたパジャマがおすすめです。汗をよく吸収してくれるので、汗をかきやすい産後のママにぴったりですね。
マタニティパジャマには、セット商品もたくさん売られています。ノースリーブと7分袖、長ズボンとショートパンツなどで、組み合わせにより春の気候に対応できます。寒いときにはノースリーブと7分袖を重ねたり、暑いときにはショートパンツに短いソックスを合わせたりして調整できるので便利です。
里帰りママは地域差も考慮して
汗ばむことが予想される暖かい地域で出産する予定であれば、通気性のよいコットン素材で半袖か7分丈のものがおすすめです。汗をかくことが予想されるので、着替えは3枚以上用意しておくと安心ですね。
寒い地域に里帰りするのなら、体を冷やさないよう注意をしてください。産後のママに、冷えは禁物です。お腹がしっかりカバーできる丈の長いマタニティパジャマに、カーディガンなどの羽織ものを合わせて調整しましょう。
春の出産準備におすすめパジャマ3選
お見舞いや来客があってもOK
しかしあからさまにパジャマとわかる服を着ていると、急な訪問者に困ってしまうこともありますね。そんなときはルームウエアのようなおしゃれなパジャマがおすすめです。
「サテンパイピングナイティ」のマタニティパジャマは、リボン使いがかわいらしく、スタイルをよく見せてくれる嬉しいパジャマです。妊娠出産で変わってしまった体形をすっきりと見せてくれます。
6分丈の袖で、寒いときはカーディガンを羽織って体温調整ができます。カラーバリエーションも豊富なので、お好きな色を選んでくださいね。