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2歳児の成長と過ごし方!遊び方やイヤイヤ期、トイレトレーニング

2歳児の成長と過ごし方!遊び方やイヤイヤ期、トイレトレーニング

2歳児との毎日の過ごし方を知りたい

1日のスケジュールの例を紹介

2歳児も後半になってくるとお昼寝しなくなる子も多くなってきますが、ここではお昼寝をする場合のスケジュール例を紹介していきたいと思います。

7:30   起床
7:45   朝食
8:15   自由遊び
10:00 散歩
11:00 おやつ
11:30 お昼寝
12:30 起床
13:00 昼食
14:00 公園、お散歩、買い物など
16:00 おやつ
16:15 自由遊び
17:15 お風呂
18:00 夕食
19:00 歯磨き
19:15 お片付けや絵本を読む
19:30 照明を消し布団の中に入り、歌やお話の時間
20:00 就寝

毎日この通りに進めるのは難しいと思いますが、基本的な1日の流れを構築していきましょう。

早寝早起きのリズムを整える

幼少期から早寝早起きのリズムを整えることは心身の発達によい影響を与えるようです。

2歳児に必要な睡眠時間は1日12〜14時間くらいといわれています。お昼寝の時間を差し引いて、何時に寝ればこの位の睡眠時間が確保できるのか、逆算してみましょう。

また、朝早く起きて朝日をたっぷりと浴びることは、セロトニンの分泌を促します。セロトニンが不足すると、良質な睡眠が取れなくなることもあるので、早起きは夜しっかりと寝るためにもいいようです。

2歳になると体力もどんどんついてきます。日中たくさん遊んだにもかかわらず、夜なかなか寝てくれないようになったら、お昼寝をやめて早めに寝かせたり、時間を短くしたりしてみましょう。

幼稚園の練習に!午前中はいっぱい遊ぶ

3歳になると幼稚園に通う子もでてきます。この頃から少しずつお家でも幼稚園での生活のリズムを取り入れていきましょう。そうすることで、幼稚園に入園し、環境の変化から生じるストレスを軽減することができるはずです。

幼稚園によって1日のスケジュールは様々ですが、午前中に外遊びをしている幼稚園が多いようです。少しの時間でもいいので、外で遊ばせる時間を作りましょう。

幼稚園ではお昼寝の時間もないので、お昼寝なしの生活にも少しづつ慣らしていく必要があります。最初のうちは疲れてしまい、夕方になると機嫌が悪くなって、ママも大変な思いをするかもしれません。

そんなときは夕食やお風呂の時間を早めに済ませ、6時〜7時には就寝できるようにしておくといいでしょう。

2歳児におすすめの遊び方~外遊び~

お砂場や遊具など、公園に出かけよう!

2歳になると、すでに公園が大好きという子もいるかもしれませんね。ここでは2歳児におすすめの遊具や注意点などを紹介します。

【お砂場】 スコップで穴を掘ったり、水をかけて砂を固め、色々な形をつくったり。砂場遊びは想像力も育むことができます。ほかの子に向かって砂を投げることもあるので、近くに人がいる場合は注意して見守りましょう。

【ブランコ】 まだ一人で乗るのは危険なので、パパやママが手で支えながら軽く揺らしてあげましょう。

【滑り台】 滑り台の階段も一人で上がれるようになりますが、十分に安定して上がれるようになるまでは、ママが近くで見守りましょう。また、暖かくなってくると、滑り台の温度が高くなります。滑る前に触って温度を確かめましょう。

人数が集まれば運動会ごっこも楽しい!

同じ位の年齢の子どもたちが集まったら運動会ごっこをやってみることをおすすめします。子どもはもちろん、ママも一緒に楽しめることでしょう。

【玉入れ】 新聞紙を丸めてボールを作っておきます。2歳児が投げやすい大きさを考えて作りましょう。小さいかごでは、まだなかなかボールを入れることができないと思うので、大きめの段ボールなどを用意するといいでしょう。

【親子リレー】 ママと子どもが入れるくらいの長さに切った紐を輪にして、電車ごっこのようにコースを回ります。

【障害物競走】 段ボールでトンネルを作ったり、予め滑り台の下に松ぼっくりなどを置いておき、それをとって来るなど、そのときあるものや、メンバーができそうな範囲でルールを決めましょう。

外遊びのコツを知り、積極的に出かけよう!

外遊びは子どもが楽しめれば、特別なものは必要ありません。子どもはただ歩いているだけでも様々な刺激を受けるものです。公園まで行かなくても、ちょっとでも外に出てみるだけでもいいので、積極的に出かけてみましょう。

子どもと何をしたらいいか分からないというママもいるようですが、最初はただ観察するだけでもいいと思います。観察していると、子どもがどんなことに興味をもち、どんなことをしたがっているのが自然に見えてくることでしょう。

また、子どもが一人でも勝手に遊び始めることも多く、松ぼっくりを拾いはじめたらママも一緒に拾ってみるなど、ママは子どもが始めた遊びを一緒にやるだけでも楽しめるものです。遊んであげるというよりも、一緒に楽しんでみましょう。

2歳児におすすめの遊び方~室内遊び~

定番のお絵描きやおままごと遊び

室内遊びの定番、お絵かきやおままごと遊びで育まれる子どもの能力や、遊び方のポイントなどを紹介します。

【お絵かき】 2歳ころから丸を描けるようになります。最初はただのぐるぐるだったのがだんだん1つの丸になり、画用紙に複数の小さな丸を描けるようにまで発達します。ママがお絵かきをしている様子を見せてあげ、「丸を書いてごらん」と促してあげましょう。

【おままごと】 一昔前までは、おままごとというと女の子の遊びでした。しかしおままごとをすることによって、得られるコミュニケーション能力などのメリットが大きく、最近では男の子もよく遊ぶようになりました。ママは子どもの遊んでいる様子を観察し、子どもの世界観を壊さないように参加しましょう。

身体をつかう、風船遊びや簡易アスレチック

雨の日にもお家で溜まったエネルギーを発散させる、身体を使った遊びを紹介します。

【風船遊び】 親子のコミュニケーションがとれる、風船を投げたり蹴ったりして遊ぶのはもちろんおすすめですが、ほかにも風船をやや柔らかめに膨らましたものを20個位用意し、それを敷布団カバーの中に入れます。その上に子どもを乗せて遊ぶ方法もおすすめです。

【簡易アスレチック】 段ボールでトンネルを作ってあげたり、布団の山を作ってあげたり、ちょっとした段差を作りその下にマットレスを敷いてあげてジャンプさせたり。ちょっと工夫するとお家の中でも身体を使って遊ぶことができます。簡易アスレチックで遊ぶときは近くに頭をぶつけそうなものがないかなど、安全面に配慮しましょう。

身近なものをつかって遊ぶアイディア

2歳になったら、指先を使った遊びもどんどん取り入れていきましょう。ここでは身近なものを使って遊ぶアイディアを紹介します。

【片栗粉ねんど】 お砂場でお団子を作ったり、泥遊びが好きな子どもはたくさんいますよね。ここで片栗粉を使って、万が一口に入っても安心なねんどの作り方を紹介したいと思います。

片栗粉200gをボウルに入れて、水を80mlくらいを少しづつ入れては混ぜるという作業を繰り返します。お好みの固さになったら水を入れるのをやめます。

【ビーズ遊び】 5mmくらいビーズをペットボトルに指でつまんだり、スプーンですくって入れたりする遊びです。ビーズをペットボトルの中に入れたら、シャカシャカ振ってマラカスにしたり、お風呂で沈めて遊んだりできます。

頭を悩ませるイヤイヤ期。特徴や対処法

2歳児のイヤイヤ期の特徴は?

イヤイヤ期は2歳になり、自我が強くなってくると始まります。

今までは自分の気持ちという存在すら分からなかった子どもが、2歳になると言葉も増え、自分の気持ちという存在にも気づき始めます。自分の気持ちを伝えたいけれど、うまく伝えられなくてイライラすることや、自分の気持ちが分からなくなって泣き続けるパターンもあるようです。

また、2歳後半になってくると自分のこだわりがでてきます。ちょっとしたこだわりはママにも分からないことがあり、何で泣いているのか理解できない場合もあることでしょう。この時期の子どものこだわりは、いつも同じルートで公園に行きたかったり、テーブルの同じ場所で食事をしたかったりというようなことが多いようです。

イヤイヤ期と付き合うためのコツ

イヤイヤ期は子どもの成長には欠かせない通過点です。一見わがままを言っているようにしか見えないときも「これは成長に欠かせないことなんだ」と思えば、ママのイライラも少しは解消されるのではないでしょうか。

イヤイヤ期の子どもと接するときに大切なことは「共感してあげること」です。子どもの気持ちにできるだけ寄り添ってあげることで親子の信頼関係が築かれていきます。「わがままいわないの!」などと言ってしまうと、さらに状況を悪化させてしまう危険性があります。

子どもの気持ちに共感してあげたら、お気に入りのおもちゃで遊ぼうと誘ったり、抱っこして高い高いをしてあげたりして気持ちをほかにそらせる工夫をしてみましょう。それでもだめなときは嵐が過ぎ去るのを待つのも手です。

イヤイヤ期を過激化させない対処法

何かと大変なイヤイヤ期ですが、ここでは過激化させないための対処法を紹介します。

なんでも自分でやってみたい欲求が高まる時期。上手にできなくても、とことんやらせてあげることが大切です。しかし、時間に追われていると「時間がないからママがやるね」と子どもにやらせてあげる余裕がなくなってしまいます。この時期の子どもと出かけるときなどは時間に余裕をもって行動しましょう。

ママもイライラする気持ちは分かりますが、怒らずに気持ちを受け止めてあげましょう。「ママは気持ちを理解してくれる」という体験を積み重ねることで、本当に急がなければならないときに、我慢するということを受け入れやすくなるようです。

また、上手に気分転換させる方法を普段から考えておきましょう。
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