赤ちゃんと歌でスキンシップを図ろう!ねんね期からできる方法を紹介
赤ちゃんはママが大好きですね。ふれあいながら遊べる手遊び歌なら、ねんね期のころから一緒に楽しむことができますよ。また楽しいだけでなく、歌ったりふれあったりすることで様々な効果も期待できます。今回は歌が赤ちゃんにもたらす効果や、赤ちゃんが喜ぶ手遊び歌をご紹介します。
赤ちゃんにもたらす歌の効果を知ろう
スキンシップが取れる手遊び歌がおすすめ
さらに歌に合わせて楽しむ手遊びもおすすめです。ママの手で優しく赤ちゃんの手やほっぺにタッチしたり、指で優しくくすぐったりと、スキンシップを交えた手遊びで様々な手や指の感触を楽しみましょう。
スキンシップにより肌がふれあうと、脳内からは「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンがさかんに分泌されることがわかっています。オキシトシンには情緒を安定させる効果がありますよ。
手遊び歌には、ねんね期やおすわり期から遊べるものもたくさんあります。月齢に合わせて楽しみたいですね。
コミュニケーション能力を高められる
コミュニケーション能力を高めることができる理由は、赤ちゃんがママと歌ったりスキンシップしたりする一緒の時間を楽しく共有することで、人と一緒に何かをすることをポジティブな気持ちで受け止められるようになるからといわれています。
また、同じ動作をすることも、コミュニケーション能力を発達させる要因といわれています。ただ、赤ちゃんは同じ動作をすることがまだ難しいので、ママが赤ちゃんの手や足を持って同じ動きをしたり、同じタイミングで笑い合ったりしましょう。
リズム感の育成や知育効果が期待できる
「感覚」を刺激することによる知育効果も注目されています。手遊び歌でリズムに合わせて手や指を動かすことで視覚、聴覚、触覚などの感覚が刺激され、赤ちゃんの能力が引き出されますよ。
また、手や指を使うことで手先が器用になったり、「外部の脳」といわれる手を使うことで脳の活動を活性化したり、ママと一緒に歌うことで集中力や記憶力、表現力が養われたりといった効果もあるといわれています。
どれも赤ちゃんの健やかな成長に欠かせない、嬉しい効果ばかりです。
ママと一緒にねんね期から楽しめる手遊び歌
赤ちゃんも喜ぶ「らららぞうきん」
やり方は簡単で、雑巾を縫ったり洗ったり干したりする内容の歌詞に沿って、ママが手の平で赤ちゃんの全身をさすったり手足持って動かしたりします。
赤ちゃんに触れながら歌うことで、スキンシップ効果だけでなくコミュニケーション能力や運動機能の向上が期待できますよ。
ただ、「らららぞうきん」では赤ちゃんを「雑巾」に見立てるため、抵抗を感じるママもいるようです。そんなときは雑巾ではなく、「ハンカチ」や「タオル」などに変えて歌ってくださいね。
様々な動きを楽しめる「きゅうりができた」
この歌は、赤ちゃんをきゅうりに見立てて遊びます。きゅうりが実って調理して食べるまでを、優しい歌とママの手で楽しく表現します。
「板ずり」で赤ちゃんの全身を転がしたり、ママが赤ちゃんの身体を優しくチョップして「カット」したりと、様々なふれあいが楽しめますよ。
歌詞の中で、きゅうりには「塩」を振りますが、アレンジしてマヨネーズや味噌をかけても楽しいです。きょうだいがいるなら、お兄ちゃんやお姉ちゃんが好きな調味料をかけて一緒に遊んでもよいですね。
赤ちゃんを星に見立てた「きらきら星」
ねんね期の赤ちゃんと楽しむきらきら星は、回した手を星に見立てたり腕を大きく回したりする幼児が行うようなものとは違います。
ネットで検索する場合、そのまま「きらきら星」と入力すると、出てくるのはほぼ幼児向けのものです。赤ちゃんと遊ぶ手遊び歌は「きらきら星 ふれあい遊び」で検索するとよいですよ。
赤ちゃんと楽しむ「きらきら星」は、横になった赤ちゃんを星に見立てて「きらきら光る ◯◯ちゃんの星よ」と歌います。歌いながら赤ちゃんの手足をくっつけたり、離したり、揺らしたりして楽しんでくださいね。