へその緒は赤ちゃんとママの絆!お手入れの方法と大切に保管するコツ
へその緒の保管は十分に乾燥させてから
へその緒を保管するときには通気性のよいガーゼで包み、数日間しっかり乾燥させましょう。乾燥が十分でないと、へその緒がカビたり腐敗したりする原因になってしまいます。
へその緒が十分乾燥したら、できれば桐の箱に入れて保管しましょう。桐には湿度を低く保つ働きや防虫効果があるからです。
へその緒をそのまま入れても問題はありませんが、コットンなどを敷いておくとよいでしょう。箱の裏に赤ちゃんの名前や生年月日などを記入することも忘れないでくださいね。
臍帯血はへその緒や胎盤に含まれている血液
臍帯血には「幹細胞」といわれる様々な細胞のもとになる細胞が数多く含まれています。中枢神経などの修復に役立つ可能性も秘めているなんて、驚きですよね。
ママの中には臍帯血を提供したいと考えている人がいると思いますが、現在は決められた病院の産科でしか提供できません。採取時間は数分で済み、ママや赤ちゃんの負担になることはないようです。同意書への記入や感染症検査のための血液検査などで提供できます。臍帯血の提供を検討したいときには、産科のある病院で相談してみてくださいね。
まとめ
赤ちゃんの肌は、敏感です。特にへその緒は傷口と同じですから、消毒などの適切なケアをしましょう。
へその緒は1週間程度で取れる赤ちゃんもいますが、中には1カ月近くついたままの赤ちゃんもいます。取れる時期は赤ちゃんによってそれぞれ違いますから、あまり心配する必要はありません。ただし、出血が続いたり膿やにおいが強かったりしたときには受診をしましょう。