幼児期の散歩時間や距離の目安とは!楽しみながら一緒に成長しよう
子どもはお散歩が大好き!でも、どのくらいの時間お散歩をすればよいのか迷ってしまうことがありませんか。「今日は暑いし、お散歩するのはやめようかなあ」と考えてしまうママも。特に1人目の子どもの場合だと無理もありませんね。そんな子どもとのお散歩初心者のママに、楽しくお散歩するのに役立つ情報をお伝えします。
散歩をすると得られる効果や目安の距離
脳の活性化や体力アップに効果あり
その点に関しては、人間は歩けなくなると体力が落ち衰えていくことからもわかりますね。また、歩くことは脳の活性化にもつながるといわれています。
ママと子どもがお散歩し、日本の美しい四季を体全体で感じることにより、豊かな感情の子どもに成長していくのです。
周りの景色を見たり、鳥の鳴き声や車の走る音を聞いたり、空気の香りをかいだり、花の蜜をなめたり、木や虫を触ったりと、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚すべてをフルに使えるお散歩は、子どもの成長に欠かせないものといえます。それが自然の中なら最高ですよね。
散歩の距離の目安は年齢を参考に
でも、これはあくまでも目安であり個人差がありますので「うちの子はあまり歩いてくれないなあ」などとあまり気にする必要はないと思いますよ。
子どもはお散歩の途中で気になったものがあると、しょっちゅう寄り道をします。1km歩くのに30分の子どももいれば、2時間かかる子どももいます。
大切なのは子どもがお散歩に満足することです。満足すると子どもはママに抱っこをせがんだり自分から帰ろうとしたりします。
子どもの気持ちの済むまでお散歩するのが距離の目安といえそうですね。
子どもだけでなくママにもよい影響がある
自然の中に出ることにより、ママも子どももリラックスでき、よりコミュニケーションが深まる可能性があります。
スーパーまで買い物に行ってもよいし、子どもが大好きな電車を見に行くのもよいでしょう。子どものペースでゆっくりお散歩することによって子どもと2人の時間を楽しめるのです。
またお散歩に出ることで、新しい出会いが生まれることもあります。お散歩途中で声をかけてくれるおばあちゃんや、公園に散歩に行ったときには子どもの新しい友達やママ友ができるかもしれませんね。
散歩をするのに適している時間は?
自分たちの生活リズムに取りいれてみよう
午前中にお散歩すれば、ママにとってもハードルの高い公園デビューも比較的人の少ないうちにすることができます。
そのあとお散歩がてらスーパーに買い物に行ってくるとあっという間に午後になってしまいます。子どもの小さいうちはおむつやミルクの用意も必要ですね。
ママも一緒にお昼を済ませたら、子どもの気の向くまま街歩きしてもよいし、家に帰ってお昼寝するのもよいでしょう。子どもと一緒に一日の生活リズムを作ることで、ますます子育てが楽しくなりますね。
散歩をするときに気を付けて
お散歩の途中で突然車道に飛び出すかもしれませんし、落ちているガラスの破片を拾って怪我をするかもしれません。動いているので子どもにとっては物珍しいムカデや毛虫などをつかんでしまうかもしれませんよね。
公園で遊んでいても同じです。ママ友同士でおしゃべりに夢中になっていて、子どもが遊具から落ちて怪我をするなんて残念なことにならないよう常に見守っていたいものですね。
お散歩するときの靴選びも重要です。子どもはまだ下半身が未発達ですので、ファッション的に可愛いだけで選ぶのではなくウォーキングに適した子どもの足に合った靴を選びましょう。
散歩をしない日があっても大丈夫
小雨が降る穏やかな日に、子どもが可愛いカッパを羽織りママとお出かけ。そんな情景はほのぼのとしてママも子どもも楽しい時間でしょう。
でもママの体調がすぐれず、とてもお出かけできる状態ではないのに義務感でお散歩に出るとしたら?体調はますます悪くなりますし、ストレスが溜まるだけで子どもに当たってしまうことになるかもしれませんよね。
これでは楽しいはずの子どもとのお散歩がきついだけの悲劇になってしまいます。無理をしないで家遊びに変えましょう。子どもはなんでも遊びにしてしまう天才ですよ!