子どもと楽しく花火をしよう!注意点や安全確認とマナーを紹介
夏になると子どもが大好きな花火をする機会も多くなりますね。でも花火は火を扱うので危険もたくさん潜んでいます。また近所に迷惑をかけないように、マナーも守らなければいけません。そこで今回は、花火を安全に楽しくするためのルールやマナーを紹介していきますね。
花火をやるときの安全確認とマナー
騒音や煙を意識した場所で楽しもう
できれば公園や河川敷など近所迷惑にならないところがベストですが、公園や河川敷も「花火禁止」と表示されている場所もあります。
近所の公園が花火をしていいのか分からない時は市のホームページで検索してみたり、直接市役所に問い合わせてみると教えてくれますよ。
また庭で花火をする場合は、大きな音がしないものを選んで、子どもにも大きな声で騒ぐのは控えるように伝えるなど、近所の人たちに配慮することも大切ですね。
火傷には十分注意しよう
花火を振り回さない・人に向けない・手持ちの花火は下に向けるなどは当然ですが、花火のパッケージに書かれている「遊び方」をしっかり読んでおくことも大切ですね。
花火の種類によっては終わり間際にはじけるような花火もあるので、仕様はしっかり確認しておきましょう。
また花火の火傷というと手や腕をイメージするかもしれませんが、足の甲を火傷してしまうこともあります。花火をやるときはサンダル履きは避けて、しっかり足の甲まで隠れる靴を履くことも大切です。
風が強い日はあきらめましょう
楽しみにしていた子どもはがっかりしてしまうかもしれませんが、どうして風が強い日は花火ができないのか教えてあげることも大切ですね。
「風が強いから今日の花火は取りやめ!」とだけ言っても子どもはなかなか納得してくれず、「やりたい!」と駄々をこねてしまうこともあります。
「花火の火がおうちに飛んでおうちを燃やしちゃうかもしれないし、手や足に飛んできてやけどしちゃうかもしれない」といった感じで、風が強いときは花火が危険なことをわかりやすく伝えてあげましょう。
子どもも危ないことがちゃんと理解できれば、きっと納得してくれますよ。
子どもと手持ち花火をする際の注意点
花火の火のつけ方に注意しよう
花火に火をつけるときはろうそくを使用しましょう。ただろうそくの場合火が付いたままの状態になるので、花火をつけるとき以外はろうそくから距離をとることも大切ですね。小さな子どもは特に背も低いので、洋服にろうそくの火がついてしまう危険もあります。
小さな子どもと花火をする場合は火をつけるときだけ着火できる、チャッカマンなどを利用してもいいでしょう。
また花火をつけたとき火の粉が勢いよく出ることもあるので、火をつける人はできるだけ離れて、近くに人がいないことを確認してから火をつけるようにしましょう。
人や物に花火を向けないようにしよう
花火が始まると子どももテンションが上がって興奮してしまうので、花火を始める前に注意すること、してはいけないことをしっかり伝えておきましょう。
しかしちゃんと伝えていても、いざ花火が始まると楽しくて子どもは周りが見えなくなってしまうことも多くあります。また興奮してついふざけてしまうこともあるでしょう。
花火が始まったら大人がしっかり見守ってあげることも大切ですね。人や物に花火を向けていないか、子どもの持っている花火は体から離れているか、花火をもってふざけていないかなど子供から目を離さないことも大切です。
最後は火が消えたことを確認しよう
花火をするときは事前に水をはったバケツを用意して花火が一つ終わったら、バケツに入れてしっかり火が消えたことを確認してから次の花火に火をつけるようにしましょう。
また花火は1本ずつ楽しんでしっかり消火してから、次の1本に火をつけるようにしましょう。両手に1本ずつ花火を持ってしまうと、周辺に火の粉も飛び散りやすくなりますし、火を扱っている時に両手がふさがっているのはとても危険です。
花火の前にしっかりと準備を整えよう
十分に水をはったバケツを用意
バケツの中には、燃え残った火薬がついている花火が入っている場合もあります。丸一日バケツに使用後の花火をつけておくことで、火薬に水が浸透して引火を防いでくれます。
また花火を消火するバケツ以外にもう一つ、水をはったバケツを用意しておくとといいでしょう。花火は火を扱っているので万全を期しても、もしもということがあります。
もし花火の火が人や物に引火した場合、水の入ったバケツを用意しておくことですぐに対処することができます。