マタニティ期にやること。リストを作成して計画的にこなそう
マタニティ期のママは自身の身体の変化に対応しつつも、出産や産後に向けた準備をしていかなければなりませんよね。お産はいつ始まるのか分からないため、早め早めに準備をしていく必要があります。そこで今回は、妊娠中にするべき「やることリスト」をご紹介していきたいと思います。
マタニティ初期にやることリスト
早めに母子手帳を取得しよう
まず、市販の妊娠検査薬で陽性反応が出ただけでは子宮外妊娠などの可能性もあるため、妊娠に気がついたらすぐに病院を受診することが大切です。また、妊娠初期は不安定で流産の恐れもあるので、妊娠報告は身内だけにとどめた方が無難かもしれません。
胎児の心拍が確認されると医師から妊娠届出書を渡されるため、それを住んでいる市町村の窓口に提出することで母子手帳が取得できます。妊婦健診を公費の補助で受けられる補助券や母親学級の案内などもされるので、早めに提出しましょう。
マタニティウェアを準備しよう
しかし、妊娠5カ月ごろからママの身体は少しずつふくよかになり、丸みを帯びていきます。臨月にもなるとお腹が前に大きく出たり、赤ちゃんが収まっている骨盤が横に広がったりするので、次第に手持ちの服では窮屈に感じるでしょう。
無理をして窮屈な衣服や下着をつけていると、つわりや頭痛などのマイナートラブルの原因にもなりかねません。身体に負担をかけないマタニティウェアを着用しましょう。授乳口がついていて産後も使用できるものが多いので、早めに購入すると長く使えますよ。
葉酸を摂取するなど、食事に気をつけよう
また、妊娠初期の時期に積極的に摂取して欲しいのが葉酸という栄養素です。モロヘイヤやほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれていますが、つわりがあると食事だけでは必要量を摂取するのが難しいので、そういった場合はサプリメントなどで取るようにするとよいですよ。
ほかにも、便秘予防のための食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの摂取も大切です。鉄分を含むレバー、海藻、野菜などをバランスよく食事に取り入れ、妊娠中に体重が増え過ぎないようコントロールすることを意識しましょう。
マタニティ中期にやることリスト
赤ちゃんを迎える準備を進めよう
妊娠後期になるとお腹が大きくなって長時間の外出が難しくなりますし、重い荷物を持つことでお腹が張り、身体に負担がかかってしまう恐れがあります。比較的体調が安定している安定期から、少しずつ準備をしていくとよいですよ。
とはいえ、赤ちゃんの性別が判明してから買うものや、成長に応じて買い揃えるものは後回しでも構いません。肌着やベビーウェアなどの水通しが必要なもの、ベビー布団やおむつなどの退院後すぐに使うものなどから購入していくのがおすすめです。沐浴グッズやミルクグッズも順次揃えていきましょう。
旅行をするなら中期までに行っておこう
妊娠中に無理は禁物ですが、家に閉じこもってばかりいるのもストレスが溜まりますよね。妊婦健診で特に問題がなく、つわりなどの症状も治まっているのであれば、旅行で大自然に触れてリフレッシュすることも大切ですよ。
ただし万が一のことも考えて、旅先は車で2〜3時間ぐらいの近場にするのがベターです。あまりタイトなスケジュールにならないように工夫をし、ゆっくりリラックスして過ごせるプランにするとよいでしょう。臨月近くになってからの旅行は産気づく可能性もありますので避けてくださいね。
近所の子ども関連の施設を調べよう
公園や児童館の場所、赤ちゃん用品の揃うお店、子ども向けイベントや親子参加型のイベントが行われているショッピングモールなど、あらかじめ調べておくと産後にお出かけするときに役立ちますよ。
また、いつも利用している駅や周辺のお店におむつ交換台や授乳スペースがあるか、ベビーカーを利用するのであればエレベーターがどこに設置されているのかなども調べておくと、退院後の健診のときにも助かりますよね。