マタニティ期にやること。リストを作成して計画的にこなそう
マタニティ後期にやることリスト
産後にする手続き関連を整理しておこう
・出生届
・健康保険への加入
・乳幼児医療費助成
・児童手当
・出産育児一時金(直接支払制度もある)
そのほかにも、ワーキングママであれば出産手当金や育児休業給付金、高額な費用を払った方は高額医療費の申請も必要な場合があります。
いずれの手続きにおいても、出産からあまり日を空けずに申請に行かなければなりません。パパや周りの家族にお願いできる方はよいのですが、ママだけで新生児を連れて手続きをしに行くケースもあるでしょう。妊娠中から以下の項目についてあらかじめ調べておくと、比較的スムーズに手続きができますよ。
・申請期限
・申請先の窓口
・申請人は誰が可能なのか
・申請時に必要なもの
美容室に行くなら早めに行こう
とはいえ、妊娠中つわりの症状がずっと続いている方であれば、カラーやシャンプーの匂いが苦手になる方もいます。お腹が大きくなると長時間座っているのがつらくなったり、妊娠中に肌がデリケートになってカラー剤やパーマ剤で頭皮がかぶれてしまったりするケースも考えられます。
施術中に体調を崩す、お腹が張るなどの可能性もあるので、美容院に予約するときに妊娠中であることを伝えておくと、色々と配慮してもらえるかもしれませんよ。体の負担が少ないうちに、行くように調整してくださいね。
出産、入院の準備を進めよう
母子手帳などの入院の手続きに必要なもの、テニスボールやストローつき飲料などの陣痛室で必要なもの、マタニティパジャマや骨盤ベルトなどの入院中に必要なものが揃っているかを、今一度確認しておきましょう。
そのほか、以下のような準備もしておくとよいですよ。
・むくみで取れなくなる可能性があるので、指輪は外しておく
・赤ちゃんのお世話のために、爪を切ったりマニキュアを落としたりしておく
・乳頭や会陰(えいん)マッサージをしておく
・ウォーキングやストレッチなど、適度な運動を心がける
・退院後の生活や入院中のパパのために、冷凍の作り置きおかずを用意する
出産前にパパや祖父母と話し合うこと
退院後は実家に帰るのかを決めておく
出産でママが体に受けるダメージは大きく、退院後も体が痛かったり、体調不良になったりすることもあります。しかし、退院後は赤ちゃんのお世話を24時間体制で行う必要があるため、家事をする気力や体力が残っていない方も多いです。
実家が頼れる場合は、退院後しばらくは実家でお世話になったほうが安心でしょう。退院後に実家でサポートをお願いできるかどうかを、祖父母と話し合ってみるとよいですよ。実家に帰る方はどのくらいの期間お世話になるかも決めておくと、祖父母も心の準備をしておけますよね。
パパも家事ができるように妊娠中に練習を
パパも家事ができるようになると、入院中に困らないだけでなく退院後もママと協力して分担できますよね。赤ちゃんがいると思うように家事が進まない日も多いので、パパのサポートはママの心の支えになりますよ。
育児は赤ちゃんが生まれてからしか練習するのは難しいですが、家事なら妊娠中からすぐに練習し習得できます。料理や洗濯、掃除など、簡単なものから少しずつできるようになってもらいたいですね。
赤ちゃんとの生活をパパと話し合っておこう
赤ちゃんが生まれてからの過ごし方について、妊娠中から話し合っておくことが大切です。夫婦で話し合って協力体制を整えておくと、ママの心身の負担が減って育児も楽しくなりますよ。
赤ちゃんのお世話は体力勝負なので、「パパが何もしてくれない」「どうして私ばかり」とママが爆発しないように、最初から夫婦で協力して過ごすことが重要です。慣れない育児でお互いにストレスや疲れが溜まりますが、一緒に乗り越えていきたいですね。
まとめ
入院や退院後の赤ちゃんとの生活に備えて準備することはたくさんありますが、「やることリスト」を参考にしながら、妊娠中のそれぞれの時期に合った準備を計画的にしていきましょう。退院後の生活についても話し合っておくと、出産後も周りのサポート体制が整いやすいですよ。