幼児の秋の製作遊びのすすめ。ママと楽しむ作品作りと魅力的な飾り方
木々の紅葉が美しい秋。歩くとぱりぱり鳴る枯れ葉の音や、コロンとした可愛らしい形のどんぐりなど、子どもは大好きですよね。今回は、秋の自然素材を使って親子で楽しむ作品作りと、魅力的な飾り方を紹介します。作品で遊んだりお部屋に飾ったり、たくさんの秋を感じてませんか?
秋の製作遊びが子どもに与えるメリット
自然に触れて物の扱い方を覚える
秋の自然素材で作る製作遊びは楽しいだけではなく、子どもにとってたくさんのメリットがあるのです。自然の中には木や落ち葉や砂など、家の中で触れることが少ない様々な素材が溢れています。そのため自然素材に触れることは、五感をとても刺激するものなのです。
さらに「ぱりぱりした枯れ葉は、強く触ると崩れる」「小さくツルツルしたどんぐりは落としやすい」など、それぞれの感触と合わせて物の正しい扱い方も覚えることができます。
想像力が豊かになり達成感が得られる
また、子どもは一枚の落ち葉の形から、たくさんの想像を膨らますことができます。落ち葉が魚に見えたり、恐竜の顔に見えたり。一つ一つが違う形をしている自然素材のため、それぞれにイメージを膨らませることで、想像力が豊かになるきっかけを作ってくれるのです。
想像したことを表現してみたり具体化してみたりすることは、子どもにとって満足感と達成感を与えてくれることでしょう。
楽しみながら集中力が身につく
子どもが製作に没頭しているときは、大人は見守るようにしましょう。好奇心をもって楽しみながら物事を行っているときこそ、集中力が高まっているときなのです。アドバイスや頼まれていない手伝いをしてしまうと、子どもの集中を妨げてしまうことがあるので注意しましょうね。
また、いきなり難易度の高いものに挑戦するのではなく、楽しみながら頑張れるレベルの物からスタートすることも、集中力を高めるためには大切ですよ。
子どもと楽しむ秋におすすめの製作遊び
秋の自然素材で子どもが喜ぶおもちゃを
たとえば、「どんぐりゲーム」はいかがでしょうか?用意するものは、空き箱・小枝・どんぐり・ボンドです。空き箱は蓋か底、どちらか一方だけ使用します。空き箱の内側に、小枝をボンドで好きなように貼り付ければ完成です。箱にどんぐりを入れ、色々な方向に転がして遊んでみましょう。たくさんの小枝を迷路のように貼り付けても面白いですよ。
ほかには、どんぐりに爪楊枝を刺した「どんぐりこま」、ペットボトルにどんぐりをいれた「どんぐりマラカス」、松ぼっくりと紙コップを毛糸でつなげた「松ぼっくりけん玉」なども簡単にできるので作って遊んでみましょう!
コロコロ♪どんぐりゲーム
秋色のすてきな部屋飾りを自然素材で!
用意するものは、どんぐり(多め)・落ち葉・段ボール・サインペン・カッター・ボンドです。まず、どんぐりにサインペンで日付の数字を書きます。次にカレンダーの台紙になるように、ダンボールをどんぐり型に大きめに切りましょう。そして傘部分は落ち葉を貼って飾ります。カレンダーの「月」は直接台紙に書いてもよいですよ。そして最後に、日付のどんぐりをボンドで貼り付けていけば完成です。
ほかにも落ち葉・松ぼっくり・枝でモビールを作ってみたり、落ち葉を使ったお絵かきを壁に飾ってみたり、アイディア次第ですてきな飾りができますよ。
作って便利!どんぐりカレンダー
自然素材がないときは折り紙で代用しても
秋らしい、どんぐりやいちょう、もみじなど折り紙で作ってみましょう。たくさん作って、木の枝をクレヨンや絵具などで描いたものに、作った折り紙をのりやテープで貼り付ければ、立派な秋の作品ができあがります。また、作った折り紙を紙皿の周りに一周するように貼り付ければ、秋のリースが完成です。折り紙なので、のりで簡単に付けられ小さな子どもでも楽しんで作れますね。
ほかにも、色画用紙を落ち葉や松ぼっくり、どんぐりなどの形に切り、毛糸や紐に付けてガーランドを作っても秋を感じられるすてきな部屋飾りになりますよ。
身近な素材で秋を作っちゃおう!どんぐり折り紙折り方作り方