
2歳の子どもとの遊び方がわからない!おすすめの遊び方と注意点
2歳の子どもはイヤイヤ期もあり、ママはどう遊んだらよいかわからないときがありますよね。ママの遊びに乗らずに、自由気ままに遊び続ける子どもにつきあうのは少し大変かもしれません。ここでは2歳の子の発達を知ったうえで、おすすめの遊び方や一緒に遊ぶときの注意をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
2歳の子どもの発達とイヤイヤ期への対応

ひとりで自由に歩いたり走ったりできる
・しっかりと歩く
・走る
・しゃがむ
・両足でジャンプ
・足を交互に上げ、手を使わずに階段を上り下りする
・ボールを蹴る
・つま先立ち、背伸び
初めてこれらのことができるようになれば、思いのままに行動したくなりますよね。見るもの触るものが新鮮で楽しく、いろいろなことができて自信がついたこの時期の子どもは、行動するのが楽しくて仕方ないのです。
けれども、ママはゆっくりしていられませんよね。いつも公園で、子どもの後を追いかけているママも多いのではないでしょうか。
話せる言葉がどんどん増える
「ワンワンいるよ」「ブーブーたくさん」など、見たもの聞いたものをママにお話ししてくれるのはかわいいですよね。以下に2歳の言葉のおもな目安をご紹介します。
・語彙が200~300くらいになる
・「ぽんぽん、痛い」など体の痛い部分を伝える
・気持ちを表現しはじめる
・見たものを上手に表現できる
・前後などの対比語が理解できる
・昨日、今日など時を理解しはじめる
聞いた言葉をスポンジのように吸収し、好奇心が旺盛になり、ママへ質問することも多くなるでしょう。ママは遊びの中で、子どもと豊かに会話ができるとよいですね。
「イヤイヤ期」への関わり方
この時期、危険や迷惑なことがない限り、極力子どもの気持ちを尊重できるとよいのですが、できないときもありますよね。そのときは理由を子どもにわかりやすく説明したり、代替案を出したりします。
納得しないときは「悔しいよね」などと、できるだけ子どもの気持ちに共感し、言葉で上手に伝えられない子どもの気持ちをママが代弁できるとよいですね。そして、抱きしめたりその場で様子を見守ったりしながら待つと、だんだん落ち着くことが多いです。
2歳の子どもとのおすすめの遊び方

外で体をいっぱい動かして遊ぼう
追いかけっこやボール遊びは手軽で遊びやすいですよね。追いかけっこでは、相手を目で追い走るという二つの行動を同時に行うのが、子どもの発達によいそうです。
ボール遊びは投げたり蹴ったりする力や、それをコントロールする力が身につきます。ほかにもブランコや鉄棒もできるようになります。
とはいえ、2歳ではまだ体がふらついてブランコから落ちる危険性があります。ママはブランコに乗った子どもの背中を優しく押し、すぐ近くで見守りましょう。鉄棒は子どもの身長より少し高いものにぶら下がるだけで、腕力がつくだけでなく視界が変わって楽しいものです。
室内では手先を使う遊びをしてみよう
積み木は、積んだり崩したりはもちろん、見立て遊びやパターン遊びもできます。椅子や家に似た形を作って遊ぶのが見立て遊びです。パターン遊びは、立方体など同じ形の積み木を複数使って、パターンのある美しい形を作ります。
これらの遊びは、ママが家に似た形や、立方体を模様のように配した形を積み木で作って、「これなんだ?」「おもしろい形でしょ」などと会話しながら一緒に遊べます。そのうち子どもがママを真似て、いろいろな形を作るようになるかもしれませんね。
女の子も男の子も好きなおままごと
男の子も2歳くらいだと、おままごとをする子が少なくないそうですよ。おままごとは、ほかの人の視点や人とのやり取りを学ぶよい機会です。
ママ役の子どもが食事を作る真似をしたり、ママそっくりな口ぶりでお話したりする姿はかわいいですよね。ママが子どもに日頃注意することを子どもがきちんと理解していて、嬉しくなることもあります。
たとえば子ども役のママが、ママ役の子どもに「人参嫌い~」というと、「人参食べると元気な子になれるよ」というときです。ママを真似ることで、ママの気持ちを少しわかってくれるかもしれませんね。
2歳の子どもと遊ぶときに注意すること

子どもから目を離さないようにしよう
公園でも、ボールを追って道に出てしまうと事故の危険があります。また、1歳ほど転ばなくなったとはいえ、まだまだ体幹がしっかりしていない頃です。遊具で遊ぶのもママが近くにいて転落などに気をつけましょう。
小学生が下校後、公園で激しい鬼ごっこをすることがあります。小学生には楽しくても小さい子とぶつかると危険です。目を離さず、衝突の危険性が高ければ、小学生が遊ぶ時間以外に遊ぶとよいかもしれません。