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2歳の時期は生活リズムが乱れがち?発達過程を知って生活改善しよう

2歳の時期は生活リズムが乱れがち?発達過程を知って生活改善しよう

これまでは生活リズムに気をつけて早寝早起きができていたけれど、2歳目前になって、なんだかリズムが整わなくなったり、リズムが崩れてきたと感じたりするママが多いようです。なぜ2歳の時期は生活リズムが乱れがちになるのでしょうか。発達過程からみる生活リズムが乱れる原因を知り、生活改善に取り組みましょう。

なぜうまくいかないの?2歳児の寝かしつけ

2歳児の成長過程の目安

2歳になると、赤ちゃんから幼児になったと感じられるほど、歩き方もしっかりしてきて言葉も徐々に増えてきます。ママのいうこともほとんど理解でき、ものごとを覚えて経験から判断することもできるようになります。

個人差はありますが、2歳ごろの子どもの身長は80cm以上となり、体重も10kg前後になるでしょう。これまではどんどん身体が大きくなり、すぐに服が着られなくなっていましたが、2歳ごろからは成長のスピードは緩やかになるので買い替えも少なくなります。

乳歯が生えそろい、卒乳をしている子が増えトイレトレーニングも始めやすいころです。ただ、「魔の2歳児」と呼ばれる時期なので、ママは育児に手を焼いていることも多いですね。

運動能力が発達して、元気があり余っている

2歳ごろになると足取りもしっかりしてきて、走ったりジャンプしたりするダイナミックな遊びもできるようになってきます。これまでは、ママと買い物やお散歩に出かけるだけで足りていた運動量が、それだけでは不十分となり、夜の寝かしつけが難しくなってしまうことがあります。

3歳になれば幼稚園に行くことで定期的な外遊びや早起きが習慣化するため、生活リズムが整うきっかけになります。しかし、保育園にいっている場合を除けば2歳はママとの生活が基本なので、ママが意識して公園にいくなど身体を使った遊びを取り入れないと、元気があり余って夜眠くならないこともあるようです。

運動能力が発達する時期だからこそ、エネルギーを発散する時間が必要になりますね。

自我が発達して、自己主張が強くなっている

今まではママのいうことをすんなり聞いてくれた子どもでも、2歳前後になると自我が芽生え、自己主張をするようになってきます。夜の寝かしつけも一苦労と感じるママが多くなり、「まだ遊びたい」「喉が渇いた」「パパと一緒じゃなきゃヤダ」など眠りたくない色々ないいわけを考えてママを困らせてしまうことも。

寝かしつけがうまくいかないと朝起きるのも遅くなりがちになり、どんどん生活リズムが乱れる原因になってしまいますね。なかなか子どもが寝てくれなくて、ママの方が先に眠りに落ちてしまうこともよくあることです。

2歳ごろはなにかにつけて「イヤ!」といわれてしまう時期ですが、根負けせずにママが広い心で生活リズムを整えていくように努力しましょう。

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2歳児の理想的な生活リズムと必要性

お昼寝は必要?起床時間と就寝時間

2歳ごろになると体力がついてくるので、午前中に外遊びを十分しなかった日などはお昼寝をしたがらない場合があります。すると、夕方くらいに体力の限界になり不機嫌になってしまうことがあり、寝かせるべきだったと反省することもしばしばです。

しかし、夕方にお昼寝をしてしまうと夜寝る時間に影響します。お昼寝は昼食後の午後12時半から2時までの間にはじめ、1時間から2時間ほど眠るのが理想的です。

お昼寝は午後3時までには目が覚めるようにすると夜の寝かしつけに影響がないと考えられています。また、2歳児の理想的な起床時間は午前7時、睡眠時間は午後9時とされています。

最近では、子どもの就寝時間が遅くなりがちな傾向にあるので、注意したいですね。

生活リズムを整えるメリット

早寝早起きが大事だとは分かっていても、なかなか子どもには伝わりませんね。ですが、生活リズムを整えることでママの育児が楽になることもありますので頑張りましょう。

まず、規則正しい生活を送ることで1日のスケジュールがおのずと決まってきます。子どもの起床時間と就寝時間から夕食やお風呂、散歩などの計画を立てるので、家事の効率もよくなります。

子どもにとってもメリットがあり、しっかりと質のよい睡眠がとれることで成長ホルモンが分泌され健やかな成長、健康な身体を手に入れることができます。成長ホルモンは免疫力をアップさせ、強い骨を作るためにも必要です。

寝る子は育つともいわれますが、質のよい睡眠は、情緒を安定させ集中力を高めるなどの精神的な効果も期待できます。

生活リズムの乱れが招く悪影響

生活リズムの乱れでもっとも注意したいのが就寝時間が遅くなり、慢性的な睡眠不足に陥ってしまうことです。日々身体が成長している2歳児の場合は、1日12時間ほどの睡眠が必要といわれていますので、我が子がどれくらい寝ているのかをまずチェックしてみましょう。

睡眠時間が少ないとホルモンが正常に分泌されず成長が遅くなるリスクがあるだけでなく、情緒が不安定になる、記憶力が低下する、学習能力が低下するなどの悪影響が出ることも分かっています。

生活リズムは長期間乱れたまま放置してしまうとなかなか改善するのが難しいので、早めに理想的な生活リズムを手に入れたいですね。

現在乱れぎみの家庭でも、今から取り組んで改善を目指しましょう。

今からでも遅くない!生活リズム改善方法

朝は太陽の光を浴びて体内時計をリセット

「早く子どもを寝かせなくちゃ」と夜になってから焦っても、もう手遅れな場合があります。夜の寝かしつけを決めるのは、朝起きた瞬間だといっても過言ではありません。

私たちに備わっている体内時計は1日のサイクルを25時間でとらえているため、毎朝朝日を浴びることでリセットされるといわれています。部屋の中を薄暗くしたままでは、体内時計はずれていく一方となり、いくら朝早く起きても、二度寝をしてしまったりしっかり目が覚めなかったりします。

さらに、朝日を浴びてから約16時間経つと自然と眠気が起きるようになり、寝かしつけにも効果的です。これは睡眠をつかさどる「メラトニン」の働きが関係しているといわれ、朝起きたときから夜寝るための準備をしているのですね。
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