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赤ちゃんの喃語(なんご)とは?言葉の発達とコミュニケーション方法

赤ちゃんの喃語(なんご)とは?言葉の発達とコミュニケーション方法

中には聴覚や発達に問題があることも

喃語には個人差があるとはいえ、聴覚に問題がある場合も考えられます。

喃語は周囲の人の話す言葉や自分の声を聞き取ることにより話せるようになりますが、音が聞こえないと自分の声も聞こえないため声を出す意欲が減りがちです。聴覚に問題がある赤ちゃんもクーイングはするといわれますが、次第に発声が少なくなります。

発達障害の場合も喃語が出にくいことがありますが、喃語が遅いから発達障害だとは限りません。単に、まだ人とコミュニケーションしたい気持ちが育まれていないケースもありますよ。

発達障害の場合は人との関わりが育まれにくく、あやしても喜ばないなどの特徴がある子が多いようです。もし心配な場合は、これからご紹介する機関などで相談するとよいかもしれません。

心配なときは専門家や医師に相談を

喃語が出なかったり少なかったりして心配なときは、ひとりで悩まずに専門家に相談しましょう。この時期に診断がつくことは少ないですが、専門家ならではのアドバイスや赤ちゃんへの接し方のコツが聞ける場合が多いです。

地域の子育て支援センターでは無料で育児相談が可能で、保育士や保健師など専門的な知識がある人が相談に乗ってくれます。

小児科でも赤ちゃんの発達についての相談が可能です。医師によりもう少し詳しく診察した方がよいと判断された場合は、子どもの発達を扱う専門機関なども紹介してくれるでしょう。

喃語の時期に健診がある地域では、保健センターなどで行われる乳児健診で相談するのもよいですね。同じ月齢の子のママが集まるので情報交換もできますよ。

まとめ

喃語とは意味がある言葉を発する前の赤ちゃんが自発的に話す二つ以上の音からなる言葉で、個人差はありますが生後4~6カ月から話し始める子が多いです。喃語が出る前にはクーイングと呼ばれる母音を発する時期があり、喃語との違いは子音の有無だといわれます。

喃語を引き出すには赤ちゃんの喃語をオウム返しにするなどして、たくさんコミュニケーションをとるとよいでしょう。

聴覚や発達の問題で喃語が出ないケースもあります。心配な場合はひとりで悩みすぎず、小児科や地域の支援センターなどに相談してみてくださいね。
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