赤ちゃんの喃語(なんご)とは?言葉の発達とコミュニケーション方法
中には聴覚や発達に問題があることも
喃語は周囲の人の話す言葉や自分の声を聞き取ることにより話せるようになりますが、音が聞こえないと自分の声も聞こえないため声を出す意欲が減りがちです。聴覚に問題がある赤ちゃんもクーイングはするといわれますが、次第に発声が少なくなります。
発達障害の場合も喃語が出にくいことがありますが、喃語が遅いから発達障害だとは限りません。単に、まだ人とコミュニケーションしたい気持ちが育まれていないケースもありますよ。
発達障害の場合は人との関わりが育まれにくく、あやしても喜ばないなどの特徴がある子が多いようです。もし心配な場合は、これからご紹介する機関などで相談するとよいかもしれません。
心配なときは専門家や医師に相談を
地域の子育て支援センターでは無料で育児相談が可能で、保育士や保健師など専門的な知識がある人が相談に乗ってくれます。
小児科でも赤ちゃんの発達についての相談が可能です。医師によりもう少し詳しく診察した方がよいと判断された場合は、子どもの発達を扱う専門機関なども紹介してくれるでしょう。
喃語の時期に健診がある地域では、保健センターなどで行われる乳児健診で相談するのもよいですね。同じ月齢の子のママが集まるので情報交換もできますよ。
まとめ
喃語を引き出すには赤ちゃんの喃語をオウム返しにするなどして、たくさんコミュニケーションをとるとよいでしょう。
聴覚や発達の問題で喃語が出ないケースもあります。心配な場合はひとりで悩みすぎず、小児科や地域の支援センターなどに相談してみてくださいね。