就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

携帯用のアルコールスプレーは必要?使うタイミングと商品の選び方

携帯用のアルコールスプレーは必要?使うタイミングと商品の選び方

携帯用のアルコールスプレーを常に持っているママも多いですが正しい使い方やどんな効果があるのかを知らないまま使っている方もいるでしょう。ここでは、アルコールスプレーとはどのようなものなのかや、赤ちゃんにも活用できるスプレーの種類などをご紹介します。

消毒用アルコールの成分と使用上の注意点

消毒用アルコールの成分は?

消毒用アルコールと一口にいっても「どんな成分なの?」と聞かれると答えられない方も多いのではないでしょうか。アルコールはエタノールを含むアルコール類の総称のことで、一般的によく活用されているエタノールのほかにも、メタノールやイソプレパノールなども含まれています。

消毒用アルコールはエタノール消毒と呼ばれることが多いです。エタノールの原料は、トウモロコシやサトウキビなどの糖質原料なので体にも無害です。掃除をするときに活用するのはもちろん、アルコールスプレーの中には食品などにも使用できるものもありますよ。

消毒用のエタノールがない場合は、ウォッカやホワイトリカーなどのアルコール度数の高いものを代用品にすることも可能です。

消毒用アルコールでは効果がないことも

「消毒用アルコールがあればなんでも除菌ができるから安心」と思っているママは多いかもしれませんね。しかしアルコールは、有効な細菌やウイルスに適した条件で使用することで効果を発揮するものです。

使用しても効果が期待できないものは芽胞を形成する細菌で、破傷風菌や炭疽菌のほかに、食中毒を発症するボツリヌス菌やセレウス菌などがあります。効果がないウイルスは、ロタウイルスやノロウイルス、手足口病、アデノウイルスなどです。

また消毒用アルコールは濃度が低下すると効果が薄まるので、濡れているものはしっかり乾かしてから使用しましょう。手指消毒をする際も手の水分を拭き取り、消毒用アルコールが十分に乾くまですり込むことが大切ですよ。

ママが消毒用アルコールを使うときの注意点

掃除をするときや手指の消毒や除菌、食器やおもちゃなどの除菌など、消毒用アルコールは幅広いところで活用できて便利ですよね。しかし、ママがしっかり消毒用アルコールを管理しないと、赤ちゃんに危険がおよぶこともあるので注意が必要ですよ。

消毒用アルコールは引火しやすいので、ガスコンロやストーブのそばや電気器具のスイッチの小さなスパークの近くに置くのも危険ですよ。アルコールは気化して可燃性ガスになることもあるので、お部屋では風通しをよくしてから使用しましょう。

度数の濃いものは肌荒れや目を痛めることもあるため、子どもが触れないように注意することが大切です。また、赤ちゃんのおしり拭きに含まれるアルコールでも肌荒れする子もいるので、様子を見て使ってくださいね。

お出かけでアルコールスプレーを使う方法

アルコールスプレーの上手な活用方法

赤ちゃんは好奇心旺盛で、色々なものに興味を持って触ったり、口の中に入れたりして感触を楽しんでいますよね。好奇心旺盛なのは嬉しいですが、色々なものに触るのは衛生的に気になるママも多いのではないでしょうか。

特に、お出かけ先(スーパーの子ども用カートやお店のベビーチェア、お店や病院に置いているおもちゃなど)は、誰が触ったものかが分からないので「大丈夫かな?」と心配になるママもたくさんいるでしょう。アルコールスプレーを常に携帯していると、ママが気になるときにすぐに活用できるので便利ですよ。

お出かけ先で赤ちゃんが触りそうな場所やものにスプレーをしたり、おむつ交換の前後にママの手指にスプレーをしたりなど、上手に活用してくださいね。

携帯するにはミニボトルが便利

家の中や外から帰ってきたときに消毒することも大切ですが、より雑菌やウイルスが心配になるのはお出かけのときではないでしょうか。

人の多いショッピングモールや遊び場などで、子どもは色々な場所に触れた手を口に入れることもあるかもしれませんよね。

そんなときでも手軽に消毒できる携帯ミニボトルを持っていると便利です。普段から活用しているアルコールスプレーにもミニボトルのタイプがあるかもしれませんのでチェックしてみましょう。

ミニボトルがなくても、携帯用に自分で好きなボトルだけ購入して詰め替えると簡単に携帯にぴったりなアルコールスプレーを準備することができますよ。

ミニボトルは100均でもおしゃれなものが色々と販売されていますので、探してみてくださいね。

手指には保湿成分が配合されているものを

消毒液には様々な種類がありますが、種類や肌質によっては何度も使用していると肌荒れを起こしたり乾燥したりすることもあります。特にウイルスが気になる季節と空気が乾燥しやすい季節は同じ時期なので、冬でも使いやすいように保湿成分が配合されているものを選びましょう。

消毒するときは以下のポイントに注意しておこなってくださいね。

・手の水分をしっかりと拭き取る
・1回の使用量はワンプッシュ
・表面につけるだけでなくすり込むように馴染ませる
・指先の裏表なども忘れずに全体にしっかりとすり込む

とりあえず手のひら全体につけて安心してしまっているかもしれません。間違った方法で効果を得られないと意味がありませんので、正しい使い方を意識しましょう。
31 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ