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赤ちゃんの表情はいつから出るの?笑顔を引き出すコツや泣くサイン

赤ちゃんの表情はいつから出るの?笑顔を引き出すコツや泣くサイン

赤ちゃんの丸いほっぺや小さな鼻、ちょこんと突きでた唇は見ているだけで癒されますよね。なかでも、かわいい笑顔はパパもママも幸せになる最高の表情です。ところで赤ちゃんの表情はいつごろから出るのでしょうか。今回は赤ちゃんの笑顔や泣き方について解説します。

赤ちゃんの表情はいつから出るの?

生後すぐから見られる【新生児微笑】

大人や子どもは「気持ちよい」「楽しい」「嬉しい」といった気持ちを笑顔で表現しますが、産まれたばかりの赤ちゃんは笑顔で気持ちを表現するということはありません。

しかし、産まれたばかりの赤ちゃんでも、眠りに入る前やお風呂上がりにリラックスしたときなどに笑顔を見せることがあります。これは「新生児微笑」といわれる生理的な笑顔で「笑顔のような表情を作ることで、自分を守ってもらえるようにしている」といわれています。

また、日本では古くから「お腹の中の虫が動いてくすぐったいから笑っている」「天神様が赤ちゃんをくすぐるから笑っている」ともいわれ、新生児微笑を「むし笑い」「神笑い」と呼んでいます。

楽しくて笑っているわけではないと知っていても、寝ながらニコッとするのを見ると「楽しい夢を見ているのかな」と微笑ましい気持ちになりますね。

最近の研究で新生児微笑は1歳ごろまで続くことがわかっていますが、生後3カ月を過ぎると目にする機会が少なくなります。赤ちゃんが眠っているときや授乳後にカメラを用意してぜひ記録してくださいね。

生後2カ月頃から見られる【社会的微笑】

新生児のときは視力が発達しておらずパパやママの表情をはっきりと見ることはできませんが、生後2カ月頃になると30cm程度の範囲であれば見えるようになります。

視力が発達したことで人の表情を見ることができるようになった赤ちゃんは、ママやパパを見ながら表情とシチュエーションの組み合わせを学習していきます。

最初は「穏やかな表情」と「激しい表情」を見分けることができる程度ですが、「穏やかな表情」が満足や安心といった「快」の状態を表していることを学ぶと、今度は「穏やかな表情」を作ることで自分の「快」を伝えようとします。

この、「快」の状態を伝えようとする「穏やかな表情」こそが「社会的微笑」です。

生後2カ月頃になると顔の表情筋も発達して、赤ちゃんは上手に笑顔を作ることができます。しかし、赤ちゃんが笑顔を見せる時期には個人差があり、生後2カ月で笑顔を見せる赤ちゃんがいれば、生後6カ月になっても笑わない赤ちゃんもいます。

笑わない赤ちゃんに不安を感じるかもしれませんが、あせらずゆっくり赤ちゃんの成長を見守ってくださいね。

赤ちゃんが表情豊かに!笑顔を引き出すコツ

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赤ちゃんと接するときは笑顔でいよう

赤ちゃんの笑顔は生理的な「新生児微笑」から始まり、ママの笑顔を見てマネをするうちに「社会的微笑」に発展していきます。

そのため、表情のお手本となるママがいつも無表情だと赤ちゃんは笑顔を学ぶことができません。表情豊かな赤ちゃんになってもらうには、まずママが表情豊かになりましょう。

また、赤ちゃんにとって笑顔は「安心できる表情」ですので、ママの笑顔を見ることで赤ちゃんの笑顔も自然と表れやすくなりますよ。

「疲れて笑う気分になれない」というママもいるかもしれませんが、笑顔には疲れやストレスを減らす効果があります。作り笑いでも気持ちを明るくする効果があるといわれていますので、お疲れ気味のママは笑顔を意識してみてくださいね。

いつもスキンシップをとるようにしよう

赤ちゃんとスキンシップをとると、赤ちゃんのストレスが減少して脳が活性化する、寝つきがよくなるということがわかっています。

ほんの少し前まで狭いお腹の中にいた赤ちゃんは、体になにかが触れている状態や、体をすっぽりと包まれる環境に落ち着きを感じます。なかでも、温かい腕の中でママの心音を聞くことができる「抱っこ」は、お腹の中と環境が似ているので赤ちゃんのお気に入りですよ。

また、広くてなにもない場所に放っておかれると強いストレスを感じる、近くに親がいない状態に恐怖を感じるとこともわかっています。

ストレスや恐怖は発達によくない影響を及ぼすこともありますので、いつもスキンシップをとって赤ちゃんが安心できる環境を作れるとよいですね。

お世話をしながら語りかけよう

赤ちゃんの聴力は産まれる前から発達しており、産まれたばかりの赤ちゃんでも人の声はしっかり聞こえているといわれています。

人の声を聞きとる能力は、赤ちゃんが「自分を守ってくれる人が近くにいるか」を確認する方法の一つです。そのため赤ちゃんは、人の声が聞こえないと不安を感じ、声が聞こえると安心することができます。

特に、お腹の中にいるときから聞き慣れたママの声は産まれてすぐに聞き分けることができ、パパやおじいちゃん、おばあちゃんの声よりも安心感が強いことがわかっています。

赤ちゃんのお世話をするときは、できるだけたくさん語りかけましょう。ママの声は赤ちゃんの不安やストレスを減らし、安心感と信頼感を育む効果がありますよ。

赤ちゃんの泣き方やしぐさでわかるサイン

赤ちゃんが泣く主な理由

赤ちゃんが泣く理由はさまざまですが、産まれたばかりの赤ちゃんや月齢の低い赤ちゃんの場合、体の不快感が主な理由になっています。

泣く理由としてもっとも多いのが「お腹が空いた」です。赤ちゃんは胃が小さいので1日に何度もお腹が空いて泣きますが、間隔が極端に短いときはミルクが足りていないのかもしれません。

このほか、おむつが汚れている、おむつがかぶれて痛い、肌がかゆい、暑い、寒い、お腹が痛い、眠いのに眠れないなどの理由で泣くこともあります。

また、成長が進むと赤ちゃんママが近くにいない「不安」や、抱っこして欲しいという「要求」で泣くこともあるほか、夕方ごろになると理由もなく泣くといったこともあり、泣く原因や理由も多様化していきます。

泣き声を聞き分けてみよう

聞き慣れないうちは同じように聞える赤ちゃんの泣き声も、慣れてくるとなんとなく聞き分けられることがあります。

お腹が空いている赤ちゃんの泣き声は「ねぇ」と聞こえるといわれています。少し舌を上につけて「え」という前に「ん」がついたような感じの声が特徴的なので、比較的聞き分けやすい泣き声です。

眠気を感じてあくびをすると「あー」という声が出ますが、赤ちゃんも眠いときは「おあー」というような声で泣きます。赤ちゃんの泣き声は「え」の発音が多いので、特徴的でわかりやすいですね。

不快な刺激を感じているときは「へぇ」という声を出します。少し鼻にかかった声で、短い間隔で「へぇへぇへぇ」と続けることが多いのも特徴です。
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