ベビーローションの効果的な使い方とは?赤ちゃんの肌を優しく守ろう
赤ちゃんの柔らかくてスベスベしたお肌はとってもデリケートです。ベビーローションを効果的に使うことで、赤ちゃんのお肌を優しく守ることができますよ。そこで今回は、べビーローションのいろいろな使い方や、選び方のポイントなどを分かりやすく紹介していきます。
万能なベビーローションの三つの使い方
お風呂上がりの赤ちゃんの肌を乾燥から守る
特にお風呂上がりは肌が乾燥しやすくなっているため、濡れた体を拭いたら時間を空けずに保湿をしましょう。お風呂上がりの保湿には、伸びがよくて塗りやすいベビーローションがぴったりです。
お風呂上がりの保湿は、乾燥する季節だけでなく、1年通して毎日続けることで効果が高まるといわれています。ベビーローションは顔にも体にも使えますので、お風呂上がりの肌にたっぷりと使って、保湿する習慣をつけるとよいですね。
赤ちゃんの便秘対策に使われることも
自宅で簡単にできる便秘対策として「綿棒浣腸」という方法があります。綿棒の先にベビーローションをたっぷりつけて、おしりの穴を刺激します。綿棒の綿のついている部分が全部見えなくなるくらいまでおしりに入れて、円を描くようにマッサージをしましょう。
赤ちゃんのおしりに綿棒を入れることに抵抗があるママもいると思います。ちょっとつついた程度では刺激にならないので、心配なときは小児科などでアドバイスをしてもらいましょう。
ベビーマッサージでリラックスタイム
ベビーローションは伸びがよくてつけ心地も優しく、マッサージにはぴったりです。アロマの香りがあるものなら、よりリラックス効果が期待できるでしょう。ベビーローションは、ママの手の中でしっかりと人肌に温めてから赤ちゃんに塗ってくださいね。
ベビーローションを使ったマッサージでは、赤ちゃんを裸にする必要があるため、体調や室温などに注意しましょう。赤ちゃんに声を掛けながらマッサージすることで、ママも赤ちゃんも優しくて幸せな気持ちになり、リラックスタイムを楽しむことができますよ。
ベビーローションは使い方に気をつけて!
パッチテストで肌トラブルを防ごう
ベビーローションによる肌トラブルを防ぐためにも、使用前のパッチテストを行うようにしましょう。
〈パッチテストの手順〉
1)赤ちゃんの体とママの手をきれいに洗う
2)二の腕の内側や肘の裏など、皮膚の薄い部分に少量塗る
3)塗った後は拭いたり洗ったりせずそのまま様子を見る
4)数時間たって、肌に異常がなければ首や顔などに少量塗る
5)異常が出なければ通常使用OK
赤味や発疹など異常が現れたら、すぐに洗い流して医療機関を受診しましょう。
優しく肌に馴染ませるように丁寧に
朝起きて着替えるときに塗るのもよいですよ。その際は体を軽く濡れタオルなどで拭いてからにしましょう。ママの手にたっぷりのローションを取って、手のひらで包むようにして温めます。
赤ちゃんの肌に優しく馴染ませるように丁寧に塗っていきましょう。できるだけ刺激が少なくなるように、ローションの量を調節しながら塗ってくださいね。また、ママの指輪やネイルなどにも注意が必要です。赤ちゃんを傷つけないように十分気をつけましょう。
なるべく早く使い切ることが大切
赤ちゃんのデリケートな肌に、使用期限の過ぎた古いベビーローションを使うのは抵抗がありますよね。一度開封したベビーローションは、なるべく早く使い切ることが大切です。目安として、開封後のベビーローションは、3~6カ月程度で使い切るようにしたいですね。
未開封の場合、使用期限の記載がなければ購入から3年程度は品質が保たれていると考えてよいでしょう。また、保管する際は蓋をしっかりと締め、湿気が少なく直射日光の当たらない場所に置くとよいですよ。
ベビーローションを選ぶときのポイント
低刺激で肌への負担が少ないかどうか
効果や値段も気になるところですが、まず最初に気にしたいのは「低刺激で肌への負担が少ないかどうか」という点です。赤ちゃんのデリケートな肌に直接塗り込むものですから、できるだけ刺激の少ないものを選びたいですよね。
ローションなので、塗り心地の柔らかいものがほとんどですが、防腐剤や着色料などの成分が赤ちゃんの肌を刺激することがあります。パッケージの可愛さや価格だけで選ぶことのないように、しっかりとチェックしてから購入するようにしてくださいね。