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2歳の男の子の体重はどれくらい?体の発達と成長について

2歳の男の子の体重はどれくらい?体の発達と成長について

子育てをしていると子どもの発育状態や健康状態が気になることがありますね。2歳になると食べむらが出てくることもあって、食事の量が減る子も珍しくありません。男の子だけに元気はあるけれど、体重が減ってしまって心配になるママも多いようです。ママが気になる2歳の男の子の平均体重や、身体の発達、成長についてまとめました。

2歳の男の子の平均体重はどれくらい?

カウプ指数で目安を知ろう

2歳というと、イヤイヤ期や食べむらが出はじめるころですね。あまりご飯を食べない、すごく食べるなど悩みはそれぞれでも、「うちの子の体重は標準なの?」など健康状態が気になるのはどのママも同じでしょう。

そんなときには、カウプ指数で子どもの成長状況を確認してみましょう。2歳の男の子の平均体重と照らし合わせて、今の状況を知ることができます。

カウプ指数は満3カ月~5歳児までの乳児~幼児の栄養状態や、体格、肥満度をみるときに使われる参考指数です。「体重g÷(身長cm×身長cm)×10」の計算式で、子どもの体重と身長を当てはめればカウプ指数を算出できます。

満2歳では、13.5未満は痩せすぎ、13.5以上~15未満はやせ気味、15以上~17未満は標準、17以上~18.5未満は太り気味、18.5以上は太りすぎ、と判定します。

ただこの指数も、おおよその目安になるものです。やせ気味や太り気味であっても、数カ月後には食べむらが治まってきたり、運動機能が発達したりすることによって標準になる子も多いので、極端に気にしすぎる必要はありません。

運動機能の発達と特徴

健康状態が気になったらカウプ指数を計算してみるのもよいですが、普段の運動機能の発達や特徴もあわせて確認してくださいね。

2歳になると色々なことができるようになってきます。男の子は体力がついてくる時期なので、お家の中でも元気いっぱいでママを困らせることも増えるかもしれませんね。

2歳の男の子の運動機能の発達の特徴には、次のようなものがあります。

・ヨチヨチとした歩き方から安定した歩き方になる
・ボールを転がす、ポンと投げる、両手でキャッチできるようになる
・早く走る、ゆっくり走るなど、走るスピードの調整ができるようになる
・両足ジャンプや低めの段差に登れるようになる

お家の中での遊びや公園遊びなどで、このような運動機能の成長を感じられるようになります。ママの手を借りながら、ちょっとした段差からジャンプするのも男の子が好きな動きの一つです。

運動機能の発達で挙げた特徴には個人差はありますが、こうした運動機能がある程度発達していて、元気に動き回ることができていれば、必要以上に健康状態を心配することはないでしょう。

栄養のバランスを考えた食事をとろう

ゆっくりとよく噛んで食べる習慣を

2歳になると前歯以外に奥歯も生えはじめ、口にできる食材も増えてきますね。この時期には乳歯列が完成し始めるころなので、咀嚼機能や食習慣を育むのにピッタリな時期です。咀嚼や唾液の分泌は肥満を防止するなど、健康状態を整える効果もあるので、ママは食習慣に気を配りましょう。

食習慣で一番大切なことは、よく噛んで食べる習慣を身につけることです。口に入れた食べ物を「◯回噛もうね」など声かけをして、ママが数えるのもよいですね。よく噛んで食べることで唾液の分泌が増え、消化が促されますよ。

食べ物の硬さですが、硬すぎると咀嚼ができず丸呑みしてしまうことがあります。適度な噛み応えのある、お芋や魚肉ソーセージなどの硬さがちょうどよいとされています。

青汁や栄養食品を活用してみよう

2歳になると食べ物の好みも少しずつ見えてきます。ママとしてはバランスのよい食事を心がけてご飯を作っていても、食べてくれないとなると栄養バランスが心配になってしまいますよね。

食べむらがあるときや好みが激しいという場合には、青汁や栄養食品を活用してみるのも一つの手です。ただ栄養食品は補助としてとらえ、幼児対象とされている製品を選んでくださいね。

幼児や子どもにおすすめの栄養素は、丈夫な骨を作るカルシウムやビタミンD、免疫力を高めるβカロテン、乳酸菌やビフィズス菌などがあります。

2歳ごろからでも活用するのなら、青汁がおすすめです。フルーツの味のタイプが多く製品化されているので飲みやすく、パンケーキや蒸しパンなどにして摂取することもできますよ。

乳歯が生え揃う時期、虫歯にも気をつけよう

2歳を過ぎると奥歯が生え揃ってきます。食習慣も大切ですが、食事の後の歯のメンテナンスにも気をつけましょう。

生え始めた乳歯は、まだ硬くなりきっていないので虫歯になりやすい状態です。前歯のすき間や歯肉と歯の溝には食べカスがつきやすく、奥歯は溝が多く深さも一定していないので特に虫歯になりやすい状態です。食後に口をゆすぎ、ブラッシングをする習慣もしっかりとつけていきましょう。

歯ブラシは前歯2本よりも小さいサイズを選ぶと、細かい部分まで磨きやすくなります。子ども用の歯間ブラシを使うのも虫歯予防に効果的です。

食事中には声がけをしてたくさん噛むことも促しましょう。咀嚼は消化をスムーズにする以外にも、唾液の分泌を増やして虫歯を防止する効果も期待できます。
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