4人家族の洗濯機事情とは?買い替えにおすすめの容量と人気機種
子どもがいる家庭は、タオルや着替え、シーツなど洗濯物が山盛りで毎日大変ですよね。「そろそろ洗濯機を買い替えたいな」と思っている人もいるかもしれません。そこで気になるのが「我が家に合った容量や機種はどれか?」ということ。今回は、4人家族の洗濯機事情と、買い替えにおすすめの容量や人気機種を紹介します。
先まで見据えた4人家族にぴったりな容量
目安となる計算をしてみよう
まず、洗濯機の容量はどれぐらい必要か、目安となる計算をしてみましょう。計算方法に【人数×1.5kg+1kg】というものがあります。
1日あたり1人分の洗濯物量は、1.5kgといわれています。また、それ以外にもシーツなどを洗うこともありますよね。そのため、家族の人数分の重さプラス1kgは余裕をもたせましょう。これを4人家族にあてはめると【4×1.5kg+1kg】となり、目安の洗濯機の容量は「7kg」必要と考えることができます。また、毛布など大物洗いをしたい場合にも、7kg以上のものを選ぶとよいですよ。
ママの洗濯頻度も容量に関係する
家庭によっては「子どもがまだ小さくて、それほど洗濯物が溜まらないので、2日に1回」という人もいれば、「幼稚園の体操服や昼食セットなど、毎日洗濯しないと追いつかない」という人もいるでしょう。このように、同じ人数であっても家庭により洗濯の頻度は違ってきます。
先述した「4人家族で7kg」は、毎日洗濯する場合に適した容量です。2日分まとめて洗濯する場合には、1日に2回洗濯機を回さなくてはいけなくなります。1日あたり1人につき1.5kgも洗濯物が出ない場合でも、2~3日分をまとめて洗うなら7kgより大きな容量で検討するとよいですよ。
4人家族なら10kgあれば安心
洗濯物は、子どもの成長とともに増えていくものです。たとえば、外遊びで服を汚して着替えが増えたり、プールやサッカー、野球などの習いごとを始めて、それらの洗濯物が増えたりするかもしれません。また、服のサイズも大きくなるため、服一つに対しての重さ自体も増えるのです。
そのため、育ち盛りの子どもがいる4人家族では、7kgでは足りないこともあります。置ける場所さえあれば、ゆとりをもって大きめの「10kg」がおすすめですよ。
縦型とドラム式双方のメリットとデメリット
縦型のメリットとデメリット
【縦型のメリット】
・多くの水を溜めて洗うので、洗浄力が高く洗剤残りが少ない
・一時停止を押すことで、運転中でも洗濯物の追加ができる
・本体自体がコンパクトで軽め
・ドラム式に比べて価格が安い
などがあります。
【縦型のデメリット】
・水の使用量が多い
・衣類の絡みがドラム式より多い
・縦型の形状なので大物洗いのとき、出し入れがしにくい
・縦型の乾燥機能は、ドラム式より時間がかかる
などがあります。
ドラム式のメリットとデメリット
【ドラム式のメリット】
・縦型より大幅に節水して洗うことができる
・洗剤の使用量が少ない
・本体上部のスペースが有効活用できる
・洗濯物が絡みにくく、痛みにくい
・乾燥が早い
・大物洗いも出し入れしやすい
などがあります。
【ドラム式のデメリット】
・縦型と比べるとやや洗浄力が劣る
・水量が少ないため、色移りしやすい
・サイズが大きく重量がある
・本体価格が高い
・運転中開けることが難しい
などがあります。
それぞれにおいて、一長一短があることがわかりますね。洗濯機は日々進化しているので、今デメリットとして挙げた部分が、解消されている機種も出てきていますよ。
どちらにするか選ぶときの注意点
大体洗濯機置き場は決まっていることが多く、そこに合うサイズを購入する必要があります。扉・階段・エレベーターなど、搬入経路も確認してくださいね。
また、扉の開き方もチェックします。上に扉が付いている縦型なら洗濯機上部に、ドラム式なら正面にスペースが必要です。さらにドラム式は、間取りによって右開きか左開きか、使用が限られることがあるのでしっかり確認しましょう。
その上で「本体価格」「洗浄力」「節水性」「乾燥機能」など、使用したい機能や家庭で洗濯に重視する点を考えるとよいですよ。