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子どもがお米を食べない!理由と食べてもらうために試してみたい対策

子どもがお米を食べない!理由と食べてもらうために試してみたい対策

炊き立ての白いご飯は、日本人にとって「美味しい」ものの代表です。国民の主食であるお米ですが、なぜか子どもたちが食べてくれないことが多いようです。「どうしてうちの子はお米を食べてくれないの?」と悩んでいるママに試してほしい対策をご紹介します。

子どもがお米を食べてくれないのはなぜ?

空腹でないと好きなおかずが優先に

子どもの食が細いことは、たびたびママの頭を悩ませる種になりますが、なかでもお米を食べてくれないのは困りますね。お米は、日本人の主食として食卓に上る頻度も多く、1日のうちに1度は食べることが当たり前という人も多いはずです。

ですが、子どもにはまだそんな当たり前は通用しないので、好きなものから優先して食べてしまうことがあります。とくにお腹が空いていないと、好きなおかずから食べ始めてご飯まで到達しないこともよくあります。

「食事の前におやつを食べ過ぎるとご飯が食べられなくなる」とよくいわれましたが、まさにそのとおりでメリハリのない食習慣が、子どもの食が細い原因になっていることがありますので注意しましょう。

味覚の変化で味を淡白に感じることも

離乳食は薄味で、出汁や食材の味を大切にするのが基本でしたが、それは未完成な消化器官を守るためにも、繊細な味を感じ取れるようにするためにも必要なことです。しかし、離乳食も後期に入ると色々な味を経験し、幼児用スナックなどの甘さやケチャップ、マヨネーズなどの調味料の味も覚えてきます。

すると、淡白なお米の味に飽きてしまい、食べるのを嫌がることがあるようです。ただ、濃い味に慣れてしまうと、そればかり求めるようになり塩分過多やカロリーオーバーにつながることがあります。

お米以外の炭水化物、パンやパスタなどを食べているようならば問題ありませんので、子どもが望むままにふりかけなどをかけすぎないようにしましょう。

ほかにも色々理由が。優しく聞いてみよう

お腹が空いていないことや、お米自体の味に不満がある場合以外にも理由がないか子どもに優しく聞いてみましょう。もしかしたら、お茶碗が気に入らなかったり白い色が嫌だったりと意外な理由があるかもしれません。

子どもの着眼点はときに独特で、大人もびっくりさせられるような意外な理由が隠れている場合があるので、ママも固定観念だけで判断しない方がよさそうです。気分によっても食べたり食べなかったり、理由がないときももちろんあります。

ママは子どもがお米を食べないことに一喜一憂せず、いつかは食べてくれることを信じてゆっくり構えましょう。ママが「食べなさい!」と声を荒げることがストレスになって食べれなくなることもあるので気を付けましょう。

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ご飯を食べてほしい!とママたちは切実

ふりかけ以外もある「味付けを変える作戦」

子どもがお米を食べない理由には「味がない」「色が可愛くない」など不本意なものが多くあります。そこで、大活躍するのがふりかけですね。

白いご飯がたらこのピンクや卵の黄色でカラフルになるだけでなく、お気に入りのキャラクターのパッケージに入っているだけで子どもの興味がそそられます。ただ、塩分が気になるので使い過ぎには要注意ですね。

味付けを変えるには、市販のふりかけ以外にも健康的で安全な食材があります。すりごま、青のり、かつお節はうま味成分や健康成分がたっぷり含まれていて、日々の食事で不足しがちなカルシウムやミネラルなどの栄養素を補うのにぴったりです。

ほかにもそぼろや炒り卵など、手軽な食材で味に変化を持たせてみましょう。

今日はどのお椀にする「食器を変える作戦」

毎日同じお茶碗に白いご飯では代わり映えせず、それが子どもがお米を嫌がるきっかけになっているかもしれません。子どもは食べる雰囲気が変わるだけで、食べる意欲が増すことがあります。

その簡単な方法が「食器を変える」ことです。たとえば、お子様ランチのようなプレートやレストランのようにご飯をお皿に盛りつけるのも目先が変わって楽しくなります。

型抜きを使ってウサギやクマなどの可愛い形にご飯を整えるのも受けがよいです。お茶碗が赤ちゃん時代から変わっていないようならば、子どもと一緒に買い物に出かけてお気に入りのお茶碗を購入してもよいですね。

器は食事の味を決めるといっても過言ではない大事な要素です。お気に入りの食器で食事を楽しみましょう。

おかわりができたら儲けもの「小盛り作戦」

子どもが達成感を味わうことで、大きな自信になり苦手を克服することができます。お米をお茶碗に盛るときに、まずはほんの一口で食べきれる量で配膳しましょう。

子どもが全部食べられたら、ママが思いっきり褒めます。「すごい!全部食べられたね」といって、子どもが嬉しい気持ちになれば成功です。

子どもはママの喜ぶ顔がみたいので、頑張って食べてくれるようになるかもしれません。小盛り作戦でおかわりできるようになり、徐々にお米の味に慣れ食べることが普通になればもう克服したも同然です。

なかには、箸やフォークを使うことが面倒だと思う気持ちがある子もいるので、小さい一口おにぎりを用意して食べやすくする工夫をするのもアイデアです。
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