子育てママ必見の布団の干し方!快眠につながるお手入れ方法と注意点
大人も子どもも、眠るときは気持ちのよいお布団でゆったりと眠りに就きたいですよね。特に赤ちゃんは一日の大半を寝て過ごすため、お布団を快適に保つことはママの重要課題となるでしょう。赤ちゃんによい睡眠を取ってもらうために、正しい布団の干し方とお手入れ方法を解説していきます。
赤ちゃんの快眠には寝具のお手入れが大切
赤ちゃんは大人よりも汗をかく
お昼寝から起きた赤ちゃんを抱き上げたときに、布団に跡がくっきり残るくらい汗が染みついていることもありますよね。たくさん汗をかくこと自体は悪いことではありませんが、汗で体が冷えたり、汗疹(あせも)ができてしまったりすることもあるため、布団は清潔に保つことが大切です。
汗でシーツが濡れたと思ったら、こまめに交換するようにしましょう。交換しやすいように、肌触りのよいバスタオルなどをシーツ代わりに使うのもよいですよ。
ダニがアレルギーの原因になる
布団にダニが発生すると、赤ちゃんは知らぬ間にダニの糞や死骸を吸い込んでしまいます。そしてそのことが引き金となって、ダニやハウスダストなどのアレルギー症状を引き起こすこともあるでしょう。
ダニが原因のアレルギーの症状は、鼻炎や皮膚炎などをはじめ、気管支ぜん息や結膜炎など様々です。一度アレルギー症状が出始めると、完治することが難しくなるため、まずはそうならないための予防策を取ることが大切です。赤ちゃんの健康を守るためにも、丁寧に寝具のお手入れをしましょう。
布団は数日に1回干しシーツはこまめに洗う
大人は汗をかいたり汚れたりしたら服を着替えますよね。赤ちゃんにとっての布団は、大人でいう洋服と同じくらいの感覚でいると、お手入れのタイミングが分かりやすいかもしれません。
特にたくさん汗をかく夏場は、布団やシーツのお手入れの間隔を短くした方がよいですね。また、布団やシーツと同時に、枕や掛布団などもしっかりお手入れしましょう。
布団は部屋干ししてもメリットあり
天気の影響を受けないで干せる
また、天気がよくても湿度が高くて逆に湿気を吸ってしまいそうな日も、外干しは避けた方がよいでしょう。布団は外干しにこだわらず、部屋干ししても十分に効果があります。
部屋干しの際は、イスやすのこなどを利用して、布団を床から離すことがポイントです。その際は、窓を開けて風通しをよくしましょう。窓を開けられないときはエアコンや扇風機の風が当たる場所に干します。1、2時間したら裏返して反対側も乾かしてください。
花粉やほこりの付着を防ぐことができる
室内に干すことで、大切な赤ちゃんをこれらの有害物質から守ることができますね。花粉やPM2.5などは、地域や季節、風向きによって飛散状況が変わってきます。「今日は風が強いから外干しはやめておこう」という日は、部屋干しに切り替えてみてくださいね。
赤ちゃんが寝ている布団を干すわけですから、その間赤ちゃんは布団にはいられませんよね。お出かけの間などを利用して、しっかりと布団の湿気を取るようにしましょう。
乾きにくい時期は除菌スプレーを上手に使う
しかし、「除菌」タイプのスプレーは成分が強くて、赤ちゃんの肌に触れるのが心配なイメージもありますね。除菌スプレーの中には、赤ちゃんが手にするおもちゃや布団にも安心して使える成分でできているものもありますよ。
自然由来の成分で、無香料無添加、というものを選ぶと安心です。それでも肌に触れるのは嫌だ、という場合は、布団に直接スプレーして、その上からシーツやタオルを掛けるようにしてみるとよいでしょう。
外に布団を干す場合のお手入れ方法や注意点
季節により干す長さや時間帯を変える
〈外に布団を干すのに適した時間帯〉
春夏…9:00~11:00
秋冬…10:00~14:00
夏は正午を過ぎると日差しが強く、素材にダメージを与えるだけでなく、長時間干していると布団自体が熱くなりすぎて、赤ちゃんが寝苦しくなるので注意が必要です。湿度・温度が特に高い日は外干しを避け、日の当たる室内に干しましょう。
冬場は乾燥していてしっかりと干すことができますが、日が傾き始める時間が早いので、布団を取り込む時間に注意してください。