産後に迎える上の子のイヤイヤ期!先輩ママの体験談と心構え
出産後のつらい時期が上の子のイヤイヤ期と重なってしまったら、ママは大変です。イヤイヤ期とは一体どうして起こるのでしょうか。イヤイヤ期の上の子の気持ちを知って、なんとかイヤイヤ期を乗り越えましょう。イヤイヤ期のママの心構えと対処のポイントなどをご紹介します。
目次
- 産後に直面!上の子のイヤイヤ期
- イヤイヤ期は初めての反抗期
- 赤ちゃん返りとイヤイヤ期の違い
- 「上の子がかわいくない」はあるある?
- 【先輩ママに聞いた】上の子イヤイヤ体験談
- イヤイヤ期と赤ちゃん返りが同時に到来
- 譲らない!ママの隣は私のもの
- イヤイヤ期を乗り越えるための心構え
- 上の子のイヤイヤ期はママのヤイヤイ期
- 時間がかかっても待ってみて
- 子どもの気持ちを聞いてみよう
- 赤ちゃんと過ごすイヤイヤ期のポイント
- 産後のママはガタガタ、体のケアを大切に
- 赤ちゃんのお世話は上の子と一緒に
- 上の子と二人の時間を作ろう
- ママの体や心が疲れたときはどうする?
- パパに上の子のお世話をお願いしよう
- 日中はベビーシッターを利用する
- 実家や友だちなど、頼れる人に甘えよう
- まとめ
産後に直面!上の子のイヤイヤ期
イヤイヤ期は初めての反抗期
自分の欲求を抑える働きをする脳も未発達ですから、気持ちを抑えることもまだできないのですね。ですから、ママが何かを言うたびに「イヤ」と言うことが多くなり、イヤイヤ期と呼ばれるようになったのでしょう。
イヤイヤ期の子どもはイヤと言ったときの相手の反応を学習して、コミュニケーション能力を養っていきます。これは第一次反抗期ともいわれ、自我が芽生え始めた証拠でもありますね。2歳になるとピークを迎える子が多いので、この時期が下の子の出産と重なると大変なのです。
赤ちゃん返りとイヤイヤ期の違い
赤ちゃん返りは、下の子が生まれたり引っ越しをしたりするなどの環境の変化から起こる現象です。寂しさや不安から今までできていたことをしなくなり、お世話をしてもらうことでママの関心を自分に向けようとするのです。
環境の変化によって赤ちゃん返りは現れますが、イヤイヤ期は成長過程の上で起こる第一次反抗期です。赤ちゃん返りはママやパパの関心を向けるための行為、イヤイヤ期は自我の目覚めによる行為なのですね。
「上の子がかわいくない」はあるある?
上の子の育児中は1人に集中できていたと思いますが、下の子が生まれたらそうはいきません。下の子のお世話をしながら上の子の育児もするのですから、ママは「上の子は大きいから自分でして欲しいのに」と思うこともあるでしょう。
出産した後のママはホルモンバランスが乱れていますし、心身ともに不安定な状態です。余計に心の余裕もなくなってしまいますよね。子どものイヤイヤ期とママの状態の変化が重なるのですから、上の子がかわいくないと思うことがあっても仕方がないのかもしれませんよ。
【先輩ママに聞いた】上の子イヤイヤ体験談
イヤイヤ期と赤ちゃん返りが同時に到来
- 体験者:H .Sさん(20代後半)専業主婦
- 子ども:上の子2歳(男の子)下の子0歳(女の子)
今考えると息子もなかなか気持ちの整理ができなかったんだと思いますが、当時の私も出産直後で余裕がなく、毎日悩み泣いていました。
息子は私の言うことを一切聞かなくなり、自分の親はもちろん、パパと結婚したばかりでまだ関係がぎこちなかった義両親にも、頭を下げて息子の面倒を一緒にみてもらいました。
2カ月くらいそんな状態が続き、今度は構って構って状態に…。こちらも大変でしたが、存在を無視されるよりは全然ましだったので頑張れました。今振り返ってもあの時期が一番つらかったです。
譲らない!ママの隣は私のもの
- 体験者:D.Mさん(30代後半)専業主婦
- 子ども:上の子2歳(女の子)下の子1歳(女の子)
2歳になってからは、ほかの人がママの隣やひざに座ること、上の子と手をつなぐのもだめで、家でも大好きなお姉ちゃんやパパさえも遮り「ママのとなりー!」と猛ダッシュしてきて、ママの隣をキープしていました。
私は嬉しいような、でも、長女とのスキンシップもまだまだ大切にしたいな…と悩みました。長女が次女にママの隣を譲ってくれることに申し訳ない気持ちと感謝で複雑な気持ちでした。
■編集部コメント
次からはそんな上の子のイヤイヤ期を乗り越えるための心構えをご紹介します。