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産後に迎える上の子のイヤイヤ期!先輩ママの体験談と心構え

産後に迎える上の子のイヤイヤ期!先輩ママの体験談と心構え

出産後のつらい時期が上の子のイヤイヤ期と重なってしまったら、ママは大変です。イヤイヤ期とは一体どうして起こるのでしょうか。イヤイヤ期の上の子の気持ちを知って、なんとかイヤイヤ期を乗り越えましょう。イヤイヤ期のママの心構えと対処のポイントなどをご紹介します。

産後に直面!上の子のイヤイヤ期

イヤイヤ期は初めての反抗期

子どもは1歳半ごろになると、少しずつ自分の意思を持つようになってきます。「自分はこうしたい」と思うようになって、ママに言われたことではなく自分の思いどおりにしたくなるのです。

自分の欲求を抑える働きをする脳も未発達ですから、気持ちを抑えることもまだできないのですね。ですから、ママが何かを言うたびに「イヤ」と言うことが多くなり、イヤイヤ期と呼ばれるようになったのでしょう。

イヤイヤ期の子どもはイヤと言ったときの相手の反応を学習して、コミュニケーション能力を養っていきます。これは第一次反抗期ともいわれ、自我が芽生え始めた証拠でもありますね。2歳になるとピークを迎える子が多いので、この時期が下の子の出産と重なると大変なのです。

赤ちゃん返りとイヤイヤ期の違い

下の子が生まれたときに、上の子が赤ちゃん返りをすると聞いたことのあるママは多いと思います。上の子が2歳ごろに下の子が生まれたから赤ちゃん返りをしているのか、イヤイヤ期なのか、ママは分からないかもしれませんね。

赤ちゃん返りは、下の子が生まれたり引っ越しをしたりするなどの環境の変化から起こる現象です。寂しさや不安から今までできていたことをしなくなり、お世話をしてもらうことでママの関心を自分に向けようとするのです。

環境の変化によって赤ちゃん返りは現れますが、イヤイヤ期は成長過程の上で起こる第一次反抗期です。赤ちゃん返りはママやパパの関心を向けるための行為、イヤイヤ期は自我の目覚めによる行為なのですね。

「上の子がかわいくない」はあるある?

上の子が生まれたときは、初めての子どもでかわいくて仕方がなかったのではないでしょうか。それなのに、下の子が生まれたら「上の子がかわいくなくなってしまった」というママもいるようです。

上の子の育児中は1人に集中できていたと思いますが、下の子が生まれたらそうはいきません。下の子のお世話をしながら上の子の育児もするのですから、ママは「上の子は大きいから自分でして欲しいのに」と思うこともあるでしょう。

出産した後のママはホルモンバランスが乱れていますし、心身ともに不安定な状態です。余計に心の余裕もなくなってしまいますよね。子どものイヤイヤ期とママの状態の変化が重なるのですから、上の子がかわいくないと思うことがあっても仕方がないのかもしれませんよ。

【先輩ママに聞いた】上の子イヤイヤ体験談

上の子がイヤイヤ期になってしまい、苦労した先輩ママの体験談をご紹介します。2人の子どもを同時にお世話することが大変なことが伝わります。

イヤイヤ期と赤ちゃん返りが同時に到来

  • 体験者:H .Sさん(20代後半)専業主婦
  • 子ども:上の子2歳(男の子)下の子0歳(女の子)
イヤイヤ期と赤ちゃん返りが同時に来た当時2歳の息子。私が下の子を生んで退院したときから私の存在を無視するようになり、息子のお世話をさせてくれませんでした。
今考えると息子もなかなか気持ちの整理ができなかったんだと思いますが、当時の私も出産直後で余裕がなく、毎日悩み泣いていました。

息子は私の言うことを一切聞かなくなり、自分の親はもちろん、パパと結婚したばかりでまだ関係がぎこちなかった義両親にも、頭を下げて息子の面倒を一緒にみてもらいました。

2カ月くらいそんな状態が続き、今度は構って構って状態に…。こちらも大変でしたが、存在を無視されるよりは全然ましだったので頑張れました。今振り返ってもあの時期が一番つらかったです。

譲らない!ママの隣は私のもの

  • 体験者:D.Mさん(30代後半)専業主婦
  • 子ども:上の子2歳(女の子)下の子1歳(女の子)
二人の姉妹がいます。長女は穏やかで、みんなに優しい性格です。次女は天真爛漫な甘えん坊で、お姉ちゃんのことが大好きです。長女のときは気にならなかったイヤイヤ期ですが、話し出すのが早かった次女は、1歳後半から「イヤ!イヤ!」のオンパレード。

2歳になってからは、ほかの人がママの隣やひざに座ること、上の子と手をつなぐのもだめで、家でも大好きなお姉ちゃんやパパさえも遮り「ママのとなりー!」と猛ダッシュしてきて、ママの隣をキープしていました。

私は嬉しいような、でも、長女とのスキンシップもまだまだ大切にしたいな…と悩みました。長女が次女にママの隣を譲ってくれることに申し訳ない気持ちと感謝で複雑な気持ちでした。

■編集部コメント

上の子に構いたい気持ちはあるものの、まだ何もできない赤ちゃんが優先になってしまうのは仕方ないことですね。先輩ママの体験談のように「ママを取られたくない!」という子どもの気持ちは嬉しい反面、状況によっては「う~ん」となってしまう場合もあるでしょう。

次からはそんな上の子のイヤイヤ期を乗り越えるための心構えをご紹介します。
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