在宅ワークで月10万円を稼ごう!仕事内容や気になる税金もチェック
まだ子どもが小さいと、在宅ワークを考えているママも多いようです。今回は、「月10万円稼ぐためにはどうしたらいいの?」「確定申告や扶養関係は大丈夫?」といった疑問について説明していきたいと思います。子育てしながらでも、しっかり稼ぐコツも合わせてご紹介します。
ママでも在宅ワークで月10万円は可能?
初心者でも挑戦できるクラウドソーシング
これは、クラウド(不特定多数の人たち)とソーシング(業務委託)を合わせた造語です。仕事内容はデータ入力や文書作成、アンケートの回答など、特別なスキルがなくてもできるものが多く、スマートフォン、パソコン、インターネット環境が整っていれば誰でも手軽に始めることができます。
仕事はクラウドソーシングサービスサイトを利用すると、自分の条件に合ったものを見つけることができます。代表的なサイトは「クラウドワークス」「ランサーズ」「シュフティ」などがあります。働く時間帯も自分で調節できるのでおすすめです。
時給制の在宅パート求人も増加中
毎月収入が決まった額で安定してほしいママには、時給制の在宅パートがよいでしょう。時給制の在宅ワークはまだまだ少ないものの、探せばありますよ。求人サイト「ママワークス」では多数の在宅パートの情報が掲載されています。
子育て中のママのための求人サイトなので「急なお休みOK」「空いた時間でできる」など、働きやすい環境になっています。妊娠中から利用している方も多く、体調や子育てを気遣ってくれるのはうれしいですよね。
努力次第で高収入も目指せるアフィリエイト
アフィリエイトで収入が発生する仕組みは、まず自分のブログやホームページで商品を紹介します。そこから申し込みがあれば、企業から報酬が支払われるというものです。そのため、ブログやホームページの作成スキルが必要になります。
個人で始めてもなかなか企業に相手にしてもらえないのが現状ですが、「アフィリエイト・サービス・プロバイダ」を利用すると個人と企業の仲介をしてくれます。アフィリエイトで高収入を得ているのはごく一部になりますが、ブログを書くのが好きな人にはよいかもしれませんね。
月10万円稼いだ場合の税金について知ろう
収入と所得の違いについて
会社員やパート、アルバイトは給与所得者になります。収入は給与と賞与の年間の合計を指します。ここから給与所得控除が差し引かれた金額が所得です。給与所得控除の金額は年収によって決められています。
クラウドソーシングやアフィリエイトの場合、フリーランスになるため、自営業者扱いになります。自営業者の収入は年商のことを指し、これに必要経費を差し引いたものが所得です。在宅ワークでは、インターネット通信費やパソコン、冷暖房時の電気代が経費として認められることがあります。
年間38万円以上で住民税がかかってしまう
103万円というのは、アルバイトやパートなど給与所得で働く場合になります。これは基礎控除の38万円と給与所得控除の65万円を合わせた金額です。つまり、この金額の範囲内であれば非課税になることを指します。しかし、在宅ワークの場合、基礎控除しかありません。そのため、38万円を超えたら確定申告をして税金を納める必要があります。
所得税は38万円と決まっていますが、住民税は自治体によって基準となる金額が異なる場合があります。詳しくは、自治体の税務担当部署に確認してください。
経費の管理と青色申告特別控除で節税を
仕事をするのに必要なパソコンやプリンタ、書籍などを購入したお金は経費として計上できます。さらに、電気代や通信費などは仕事用と私用でどれくらいの割合になるか明確であれば、経費として認められることがあります。経費として認められそうなレシートや領収書はなくさないようにしましょう。
開業申請をしてから青色申告を行えば、配偶者扶養控除を受けることができます。これを利用すれば、年間所得150万円までは控除の対象になれます。
ママが効率よく月10万円稼ぐコツとは?
育児や家事の合間に仕事ができる環境作りを
隙間時間を見つけたら、仕事がいつでもできる環境作りが大切です。仕事をする場所からテレビなどの気になるものを遠ざけ、短い時間でも集中して取り組めるようにしましょう。子どもがお昼寝をしている間は仕事をすると決めておいてもよいかもしれません。
子育てをしているとまとまった時間を取ることが難しいですよね。できるところから時間を見つけてやっていくことで、1回の仕事量は少なくても確実に収入に繋がりますよ。