フリーランスで働くママのママ友づき合い!良好な関係を築くためには
フリーランスという働き方を選んだママは、自分でスケジュールや仕事内容を管理して必死に働いています。それなのに、ママ友と距離がある、親戚の理解を得られないという悲しい現実にぶち当たることもあるようです。一般的なフリーランスへの偏見を知り、周りの人との良好な関係を築くヒントにしましょう。
よくあるフリーランスに対する偏見
自由気ままに仕事をしている
ただ、世間一般的には「フリーランスは家で自由気ままに仕事をしていて楽」と思われている節があります。ある程度時間に融通が利き、仕事量も調整できるのは事実ですが、会社に行かない分、自分ですべてを管理しなければいけないのは育児にもつながる部分があります。
育児をしているママに「家にいて楽ね」などと言えば多くの反論が出るはずです。同じように、フリーランスが家にいるから楽ということはないのですが、同じママに気がついてもらえないのは悲しいですね。
コミュニケーション力に問題がありそう
実際にはフリーランスである方がコミュニケーション力が必要である場合も多くあります。自分で自分を売り込むことが仕事を得る第一歩となるため、フリーランスで成功するためには営業の要素も大事ですね。
出不精でもできる、人づき合いが苦手でもできるというのは大間違いで、クライアントに会いに行ったり、メールやビデオ通話でやりとりしたりすることも多いはずです。むしろ、社会性がなければ仕事を得ることすらできません。
ママ友にも実際につき合っていく中で分かってもらえるとよいですね。
家にいるのに子どもを預けている
保育園に入ったとしても、ママ友から「家にいるのに何で保育園に入れたの?」と思われてしまうと、フリーランスのママは肩身の狭い思いをすることもありそうです。家で育児と仕事を両立することがいかに難しいことか、想像してみればわかるような気もしますが、働くママの多い保育園では通勤しているママのプライドがフリーランスへの複雑な思いを生んでいるのかもしれませんね。
ママ友との良好な関係のために気をつけること
仕事のことはむやみに話さない
とくにプライベートなことはパパの仕事であっても子どもの習いごとの数であっても話さない方がよいといわれています。ママがフリーランスであることもむやみに話すことは控えましょう。
うそをつくことは避けたいですが詳細を説明することはありませんので、とくにつき合いが浅いママ友とは話す内容は世間話にとどめておくのが得策です。もちろん、ママの方からも相手の個人情報になるようなことは聞かないように心がけます。お互いに少しずつ信頼関係を築き上げるようにしましょう。
仕事についての詮索は軽く流す
ときには内職と間違えられてなんだかもやもやしてしまうこともあるかもしれませんが、余計な詮索をされたくないのであれば「そんなものです」と軽く受け流しておくのも一つの方法です。フリーランスの話をしてみたとしても、ママの人柄や関係性によっては応援や共感を得られることもあります。
ここで話すべきか話さざるべきか、自分のプライドではなく相手の人となりを見て判断するようにしましょう。
普段のコミュニケーションを疎かにしない
普段のコミュニケーションが円滑であれば、ママがフリーランスであるかどうかは問題ではなくなることが多いでしょう。どんなママ友も、相手がどんな仕事をしているかでつき合う人を選んでいるわけではないはずです。
最終的にはママの人柄や態度が深くつき合うつき合わないの判断材料になっていきますので、周りのママから浮いているような感じがしたとしても「フリーランスだからかも」と自分自身を追い詰めないようにしましょう。
きちんと対応していれば、つき合ううちにきっと周りの見る目も変わります。
トラブル回避と仕事能率アップのための心得
友だちでも無償で仕事は受けない
本来であれば、ママのスキルは料金を支払う価値のあるものです。だからこそ、フリーランスという形態が成り立っているのです。
それを無償で提供してしまうことはママも納得がいかないだけでなく、ほかのクライアントにも失礼に当たります。一度でも無償で仕事を引き受けてしまうと、後から後から同じような頼みごとが舞い込みかねませんので注意しましょう。