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海外の事例から見る働き方改革!日本の労働環境との違いを知ろう

海外の事例から見る働き方改革!日本の労働環境との違いを知ろう

長時間の残業、有休がとりにくい、子どもの体調不良や園行事の際の対応など、子育てと仕事を両立させることの難しさは多くのパパ、ママが直面しています。そんなとき浮かんでくるキーワードが「働き方改革」。多様な働き方がありますが、日本と海外ではどのような違いがあるのでしょうか?参考となる事例をご紹介します。

働き方改革の参考にしたい海外の働き方

残業時間を貯蓄して休暇に使えるドイツ

働き方改革を推進している国は多数ありますが、ドイツでの取り組みは参考になります。特に「労働時間貯蓄制度」は柔軟な働き方ができるという意味で注目を浴びている施策です。

労働時間貯蓄制度とは、労働者が残業した時間を労働時間口座に貯蓄して好きなときに使える制度です。フレックスタイム制と併用し、長期休暇にまとめて取得することがドイツでは一般的のようです。

この制度のメリットは、従業員が決められた範囲内で自由に労働時間を設定して労働時間口座に時間を貯蓄することで、家庭や自分の趣味の時間などに自由に使える点です。労働時間を従業員が自主的に管理するという面で、働き方改革の参考にできる制度といえるでしょう。

タイでは子連れ出勤が一般的で子どもに寛容

子育てママの働き方改革に参考になるのが、タイでの働き方です。日本では考えられないことですが、タイでは子連れ出勤は決して珍しいことではありません。

そもそも、タイは昔から子育ては社会全体で行うという文化があります。職場はもちろん、公共の場でも子どもがぐずったりしても嫌な顔をする人はほとんどいません。

会社の懇親会や旅行に家族が参加することも多く、子連れは当たり前という意識があります。また、子育てに困ったときには実家の両親が孫の面倒をみるという習慣も根強く残っているようです。

タイでは、日本のように公私混同を気にする感覚があまり見られません。子育てママの職場復帰が難しい日本の現状を考えると、タイの文化は参考になるかもしれません。

スウェーデンで魅力的な「親休暇法」

社会保障制度が充実しているスウェーデンでは、「親休暇法」が1974年に制定されました。スウェーデンの育児休暇は、480日間取得できることになっています。

親休暇法は、子どもが8歳になるか基礎学校の第一学年を修了するまでに取得できます。親休暇のうち60日間は父親が取得すべきもので、母親に譲ることはできません。

2017年度の日本人男性の育児休業の取得率が5.14%であるのに対し、スウェーデンでは約8割の男性が育児休業を取得し、日本とは大きな隔たりがあります。日本においてもスウェーデンのように育児休業を利用しやすい制度ができれば、それぞれの職場の空気も変わり、子育て世代でも働きやすい職場環境になるかもしれません。

日本と海外の働き方の違いを知ろう

個を重視する海外と和を大切にする日本

日本と海外の働き方の違いは、職場環境にも表れています。日本では職場の和が重視されているので、それぞれのチームごとに机が配置されていることが一般的です。一方、アメリカでは管理職でなくても個室が与えられていたり、パーテーションで区切られたりしています。

個を重視するアメリカと和を大切にする日本の働き方の違いは、服装や髪型などにも表れています。日本と比べてアメリカでは服装の規定は緩やかで、髪型なども個人の意志が尊重されているようです。

また、勤勉な国民とされている日本とドイツの間でも、働き方に対する考えは大きく異なります。日本では上下関係が重視されて組織のつながりが大切にされていますが、ドイツでは個人のスキルが重視されています。

プライベートを重視した働き方の海外

現在、世界中の多くの国でさまざまな働き方が取り入れられていますが、多くの国で共通していることがあります。それは、プライベートを重視した働き方です。

家族との時間を何よりも大切にし、それに合わせた多様な働き方を取り入れている国が数多くあります。

そのような国の一つが、アメリカです。アメリカでは、残業をする人はほとんどいません。勤務時間が終わると、多くの人が職場を後にして家族と過ごす時間を大切にしているようです。

また、長期休暇を使って家族で旅行などを楽しむことも一般的に行われています。長期休暇への罪悪感もなく、休暇中は職場の仲間がバックアップをすることは当たり前のようです。日本のように休暇をほかの人と調整することもあまりありません。

海外で進んでいるグローバル化した働き方

日本と海外の働き方を考えたときに、大きな違いの一つが「グローバル化」への意識の差ではないでしょうか?海外ではグローバル化に合わせて働き方が急速に変化をしてきています。

グローバル化した働き方には、「働く場所」と「働く人」の二つの側面があります。一つ目の「働く場所」については、海外では働く場所にこだわらないのが一般的のようです。国を超えて働くという動きは多くの国で広がり、自分の能力やニーズに応じて働く国を選んでいます。

二つ目の「働く人」については、海外では多国籍メンバーとの仕事が当たり前となってきています。異なる価値観をもったさまざまな国の人と仕事をすることは、これからの日本にとっても必要となってくることでしょう。

日本の働き方改革に対する海外の反応

残業が美徳という考え方を変える必要あり

海外から日本の働き方をみたときに、残業が当たり前という日本の文化は特異なものとして捉えられています。「KAROUSHI」という言葉が英語でそのまま表記されていることからもわかります。

残業は、日本人の多くの人が何とかしたい問題として考えています。それでも残業をする人がなかなか減らないのは、私たちの意識が原因だと考えられます。

日本人は、残業をする人は仕事熱心な人だと考える人が多くいます。また、自分だけ定時で帰ったら、協調性がない人間だと思われるのではないかと心配する人も少なくありません。一方、海外では残業をする人は仕事ができない人だという認識が主流のようです。

働き方改革を推進するためには、残業に対する私たちの認識を変える必要がありそうです。
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teniteo WEB編集部

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