共働きのメリットについて知ろう!お金や子育てでの利点とデメリット
共働きをしたいと思っていても、子どもが小さいと行動に移すことをためらってしまいますよね。しかし、共働き家庭では、いろいろな面でよいことがたくさんあります。今回は、共働き家庭の場合にはどんな利点やデメリットがあるのかを見ていきたいと思います。
金銭面での共働きのメリット
収入や貯金額が増え安心感が生まれる
年に何度か遊びに出かけたり旅行をしたいとも思いますよね。共働きであれば、収入が2人分になりますので、少しだけ贅沢したり、貯金にまわすことだってできてしまいます。
共働きは少なからず家族に負担がかかりますが、その分収入面でプラスになってかえってきます。将来の安心感にもつながりますので、頑張って仕事をしたいですね。
年金の受給額が高くなる
年金には、国民年金と厚生年金の2種類あります。国民年金は20歳以上60歳未満の人が加入していますので、年金がもらえる年齢になれば皆が受給できます。
一方、厚生年金は基本的に会社員の人が加入するものなので、専業主婦であると加入できませんし、パートタイムだと加入できる場合とできない場合があります。厚生年金を納めていれば、いざ受給するときにもその分多く年金がもらえます。
共働きだと2人ともが国民年金と厚生年金を受給できる可能性が高いということですね。
夫婦でお互いの苦労を共有できる
育児や家事を一緒にこなすことで、さまざまな点に気がつけるようにもなります。育児はマニュアル通りにできない、子どもの機嫌によっても大きく違う、家事もある程度手抜きをしなければやっていけない、完璧を求めすぎるとストレスになるなど、接していなければ分からなかった苦労やストレスを感じることができます。
そして、仕事の大変さも同様です。人間関係や体力面でも負担が大きいという部分も共感できるのではないでしょうか。
子育てでの共働きのメリット
日々の子育てから解放され気分転換になる
子どもが常に機嫌がよくていうことを聞いてくれればよいですが、そういうわけにはいきませんよね。眠たくてグズグズすることだってありますし、イヤイヤ期だって訪れます。仕事をしていると、託児所や保育園などに預かてもらうことになると思います。
常に子どもだけに接しているのではなく、仕事の同僚や友人などとも交流する機会が増えますので、気分転換にもなります。
子どもの自立心が育ちやすくなる
また、場合によっては年少さんよりも早い段階で保育園や幼稚園にいく場合もありますよね。すると、ほかの子とも接することになりますので、ルールを守るということを覚えたり、喧嘩を経験して心の成長も期待できます。
1日のほとんどを家族と一緒に過ごすよりも、お友達や先生と生活することで我慢をしたり人を助けたりする機会が多くなります。小さいうちからパパとママから離れて過ごすことは寂しい思いを抱かせるばかりではなく、心を強くするきっかけにもなります。
子どもの自己管理力が身につく
次の日の持ち物の準備をしたり、出発前には忘れ物がないか再確認することもできるようになるかもしれませんね。健康面では、のどが痛い、気持ちが悪いなどの体調不良を把握して教えてくれたり、お休みしたいと訴えてくれるようになるかもしれません。
自分自身に関わることをしっかり把握して状況に応じた動きがとれるようになると、パパとママの負担もだいぶ少なくなると思います。自己管理力を高めるにはいろいろなことを経験して、自分で努力することが一番の近道です。
共働き家庭のデメリットも知っておこう
社会保険料の支払額が増える
お給料が増えれば増えるほど、社会保険料も比例して増えていきます。これは仕事をしているうえでは仕方のないことではありますが、ある程度の金額が引かれてしまいますので、差し引きすると手元に残る分が少なく感じることもあるかもしれません。
しかし、社会保険料を支払うことでさまざまな恩恵を受けることができています。決して支払うばかりで損をしているわけではありません。
むしろ、私たちの長い人生の中で、社会保険料は重要な役割を担っています。