就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

在宅ワークママは就労証明書が必要!手続きや保育園の入り方について

在宅ワークママは就労証明書が必要!手続きや保育園の入り方について

在宅ワークママだったら子どもを見ながら働けるのでは、と思われてしまうことが多いのではないでしょうか。在宅ワークでもしっかり仕事をするために、子どもを保育園にいれたいママはたくさんいますよね。ここでは、在宅マークママが子どもを保育園に入れるために必要な書類や手続き、注意点などを説明していきます。

保育園に必要な就労証明書とはなに?

保育園に入園するために必要な書類

保育園に入園する際には審査があり、色々な書類が必要になりますが、その中でも重要なのが就労証明書です。

基本的に幼稚園は教育を目的とする施設、保育園は子どもを預かることを目的とする施設になります。そのため、子どもを預かる必要がある家庭が優先になり、預かる必要があるかどうかの審査をします。

入園希望の理由が「働いていること」の場合、必ず就労証明書を提出しなくてはいけません。就労証明書が保育園が必要かどうかの判断材料になります。

また、就労証明書は入園後も、通園を継続させるために再提出をしなくてはいけません。自治体によっては、半年ごとや現状を把握する必要があると判断した際などに、不規則に就労証明書や源泉徴収票の提示を求める場合があります。

就労証明書の書き方について知ろう

就労証明書は住んでいる地域によって証明書の記入欄や規則が変わってきますが、一般的に次の三つの欄が重要になります。

・仕事の内容
勤務している会社の名前などは記入する必要はありませんが、その代わりに事業の業種、職場内の状況や雇用形態などを、細かく記入しなくてはいけません。

・勤務日、勤務時間
平日、週末の勤務時間を記入します。曜日によって勤務時間が変わる場合は、細かく記入します。

・給与
給与形態や所得税の申告の有無などの記入が必要です。

保育園に提出する就労証明書の場合は、送迎の時間の都合などで、ママの勤務時間を把握することが重要になります。記入漏れなどがあると受理されない場合があるので、注意してくださいね。

委託先に就労証明書を発行してもらうことも

在宅ワーカーは、会社員やパートとは違い、会社や団体などに所属せずに1人で仕事をする個人事業主で、自営業、フリーランスといった扱いになります。

就労証明書(勤務証明書)を発行してくれる勤務先がないので、基本的には自分で記入しなくてはいけません。

しかし、仕事をもらっている委託先によっては、就労証明書を発行してくれるところがあります。委託先にお願いする場合は、継続的に一定の仕事をしている、保育園に子どもを預ける必要があると判断されるだけの労働時間があることが前提です。

地域によっては、過去3カ月分の給料を記入する欄がありますので、複数の委託先がある場合でも、最低3カ月以上仕事をしている委託先のほうがよいでしょう。

在宅ワークママが保育園に入園させるには

個人事業主として自営業申請をする

在宅ワークママだと、会社勤めをしているママに比べ、認可保育園に入りづらいといわれています。しかし、個人事業主として自営業申請すると、保育園に入れるチャンスが上がります。

自営業の申請をするには、まず働いていることを証明しなくてはいけません。お住まいの地域の自治体によって、提出を求められる書類が違いますので、問い合わせてみてください。

例としては、開業届などの個人事業主を証明できる書類の写しや登記簿謄本の写し、広告物などの提示を求められることが多いようです。

自治体によっては、委託先から発行される支払書や源泉徴収票などの収入を証明するものや、仕事の依頼書や名刺のコピーなどが、事業内容のわかる書類として受理されることもあるようですよ。

就労実績を作り自治体に相談しよう

在宅ワークだと、どのくらいどのような内容の仕事をしているのか見えづらく、働いていても家にいるということがハンデになります。

在宅ワークは柔軟に働けるというイメージを持っている人も多いですが、在宅ワークでもフルタイムと同じように仕事をしているママもいます。

在宅ワークは仕事場が家というだけで、外で働いている場合と同じように時間の拘束もあれば、仕事に集中する必要もあり、育児と両立をすることは難しいということを自治体に説明しましょう。

また、今はまだお小遣い稼ぎ程度だけれども、もっと真剣に働いていきたいと思っているママも、少しでも仕事を続け実績を作り、仕事を広げるために子どもを保育園に入れたいことを自治体に相談してみてくださいね。

実績証明できない場合は自分で記録をつける

委託先から書類をもらうことが難しい、収入が少なく確定申告をしていない、個人事業主になることに不安を感じるなどの様々な理由で実績証明ができない場合は、自分で記録をつけていきましょう。

仕事の受注書や契約書はすべてコピーしてとっておき、働いた時間、仕事の内容、休んだ日(休日扱い)などを細かく記録しておきましょう。

クラウドソーシングサイトを利用して仕事している場合は、自分のアカウントで月ごとの実績や収入が確認できるはずです。それをプリントアウトし、記録した勤務時間を添付するのも一つの案です。

このような記録は、最低3カ月から6カ月くらいはあることが望ましいので、早めに用意を始めることをおすすめします。
28 件

関連記事


  • テニ-とテーオ