兼業主婦からワーキングマザーへ!出産後のライフスタイルを考えよう
待望の赤ちゃんがお腹の中にいると分かったときの喜びは、この上ないものでしょう。しかし、それとともに結婚後も兼業主婦として続けてきた仕事をどうするかも悩んでしまいますね。そこで、出産後にワーキングマザーになるのならどのような工夫をすればよいのか、また、仕事の探し方などもご紹介します。
ワーママになることのメリットとデメリット
一番のメリットは世帯収入が増えること
また仕事をするということは、教育費だけでなくママの老後の不安を減らすことにもなりますね。専業主婦で国民年金だけに加入している状態ではなく、企業に勤めることで厚生年金に加入できれば必然的に老後の年金も増えます。
そして、年金だけでなく貯金も増やすことができますよ。パパの収入だけで生活をできるなら、ママの収入はまるまる貯金に回すことも夢ではないでしょう。
ママが社会とつながっている感覚を持てる
一方、仕事をしていると子どもは保育園などに預けることになり、育児で追い詰められることが少なくなります。ひとりの時間をとることができたり、仕事に専念する時間があったりすることで心にゆとりを持つことができますよ。また、仕事を持つことで社会の役に立っているという実感を得ることもできるでしょう。
子どもと一日一緒にいると「どうしてそんなことをするの」と叱ってしまうことも、保育園に預けることでその部分を先生が一部担ってくれるため、ママがすべてを引き受けることがなく余裕を持った子育てになるようですね。
子どもと過ごす時間が減ってしまう
一緒にいるときはできるだけ抱っこなどのスキンシップをとったり、たくさん遊んだりして楽しいひと時を心掛けているようですよ。そうすることで、子どももママからの愛情をたくさん感じることができますね。
長い時間一緒にいても、子どもの目を見て話す時間があまりなかったり、触れ合ったりしなければ子どもは不安定になります。仕事で忙しくても、家に帰ればママが抱きしめてくれると分かっていれば気持ちも安定し、親子の絆も深まるでしょう。
スムーズに職場復帰するための方法とは
産休・育休制度を理解して利用しよう
産休は、産前42日間と産後56日間を休まなければなりません。育休は、産休が終わってから原則子どもが1歳になるまで休むことができる制度です。ただし、やむを得ない事情がある場合は、最長2歳の前日まで再延長することができます。
また、ママが健康保険や雇用保険に加入していると、出産育児に対し受け取れる手当がありますよ。健康保険から出産一時金や出産手当金、雇用保険から育児休業給付金が給付されるのです。
職場復帰に向けて事前準備は抜かりなく
まず復帰する前に勤務時間や雇用形態、配属部署、給与などを会社と話し合っておきましょう。同じ部署でも産休や育休中に異動があったり、仕事のやり方が変わっていたりすることもあります。時短勤務希望なら、それも伝える必要がありますね。
また、ママ自身のスキルアップや、衰えた勘などを取り戻すことも考えた方がよいですね。しかし、復帰しても産前のように残業もバリバリこなして、休日出勤もなどという働き方は無理でしょう。その辺りも考えて、職場復帰に向けて先に挨拶しておくことも大切ですよ。
ほかにも保育園の確保、病児保育可能な病院や病気の子も可能なベビーシッターを探しておくことも忘れないようにしましょう。
身近にいる身内を巻き込んで家事育児をする
そうなる前にパパはもちろん、可能なら祖父母とも話し合っておく必要がありますね。復帰して辛くなってからではなく、復帰する前にどうするのか決めておくことが大切でしょう。
特に、パパとの分担は必須のものになります。あやふやな決め方ではママの負担の方が大きくなり、時間が経つとほとんどがママの役目になっていることも多いようです。
そのため、パパにはして欲しいことを明確に伝えたり、表などを作ったりすると効果があるようですよ。
専業主婦からワーキングマザーになる方法
ハードだけど安定の正社員を目指す
まず、仕事を始めるなら子どもの預け先の確保が最重要となります。採用されても子どもを預けられなければ、就職を断念することになりますよ。
次に保育園の預かり時間の確認、子どもの急病時の対応、ママに理解がある職場かなど多くのハードルの解消が必要になります。その上で、就職に有利な資格や特技があるとなおよいでしょう。
同じ条件の女性なら、ママより独身の人を採用する傾向にあります。やはり、子どものことで急に欠勤や早退をされると困る職場もあるのでしょう。そのため、様々な条件をできるだけクリアすることは大切ですよ。