共働き男性の家事力アップ!ママプロデュースで理想のパパを育てよう
共働き家庭の生活を上手にまわすためには、パパが家事に参加することが必要ですよね。そう考えてはいても、パパが自分から積極的に家事に参加する家庭は少ないのではないでしょうか。どのようにすれば、快くパパが家事に参加してくれるようになるのか考えてみましょう。
夫に家事を分担してもらうためのコツ
家事を可視化して分かりやすくする
パパにやってもらいたい家事を、言葉で伝えるだけでは、具体的になにをすればよいのか分からなかったり、いつやればよいのか分からなかったり、毎回毎回頼まないといけなかったりすることが多くなります。家事を可視化することは、やるべきことや、できていないことなどが明確になり、お互い分担もしやすいでしょう。
たとえば「ママ6:00~7:00朝食・お弁当作り、17:00子どもの保育園お迎え、18:00夕食作り」「パパ7:30ゴミ出し・子どもの保育園送り、18:00子どものお風呂」などのように、やることだけでなく時間も書くと効率よく分担することができます。
担当を決めたら全責任を担当者が負う
少し家事をしただけで積極的に家事をやっているほうだと思っていたり、家事は少しやるものの育児はほとんどママ任せにしたりと、家事と育児の大変さをあまり分かっていません。パパに分かってもらうためにも、担当を決めたら全責任を担当者が負うというルールを決めるとよいのではないでしょうか。
ゴミ出しや子どもと一緒にお風呂に入るなど、たまにだけするのではなく、自分の担当についてはパパ自身に責任をもってやってもらいます。また、ゴミを出しやすいようにとか、お風呂の準備をするなどのサポートもせず、パパにやってもらいましょう。
得意な人が得意な分野を担当する
たとえば、ママが料理を担当している家庭が多いかと思いますが、本当はママは料理が苦手で、パパのほうが得意な場合もあります。そんなときは、苦手なママがするよりも、パパにやってもらったほうが手際よくできますよね。
友人ママは、洗濯物の取り込みとたたむことをパパが担当していて「頼まなくてもどんどんやってくれる」といっていました。苦手なことをするのは、なかなかやる気がでませんが、得意だと積極的にやってくれるようになるでしょう。
パパを育てるための上手な褒め方
感謝の気持ちの「ありがとう」は基本中のキ
せっかくなにか手伝っても「私もやっているんだからやるのがあたりまえ」「もっとこうしてくれたらいいのに」など、感謝するどころか嫌みをいってしまうママも多いですよね。でも感謝もしてくれないなら、パパも手伝う気が半減してしまうことでしょう。
ママが家事をやるのがあたりまえということではないですが、パパも慣れないことをして頑張っているんだと思ってよいところを見つけてあげてくださいね。
ママよりもパパが上手と比較して褒める
たとえば、「パパに作ってもらったオムライスいつもよりおいしいね」「パパに掃除してもらったら、いつもよりきれいで早いから助かるわ」など、比較して褒めてみてください。ただ「おいしいね」「きれいになったわ」などというより、パパも喜んでくれるでしょう。
また、「私がやったほうがきっちりできるだろうな」「パパに頼んでも時間がかかるから面倒くさいな」などと思うこともあるかもしれませんが、少し大げさなぐらいパパを褒めることで、うまく育てることができますよ。
ママ以外の人が褒めていることを伝える
そこでおすすめの褒め方が、ママ以外の人が褒めているということを伝えることです。他人からの評価はけっこう気になるもので「周囲からそういうふうに思われているんだな」と、思うとよりやる気を出して褒められるように努力するようになるでしょう。
日ごろから、両親やママ友などに、パパが頑張ってくれていることを伝えておくのもよいですよ。偶然、会ったときに褒めてもらえる可能性があります。また、子どもからも「パパは偉いんだな」と思われ、パパのことが大好きになるでしょう。
初心者パパにおすすめしたい家仕事
まずは超初心者向けのゴミ出しから
そんな、家事に対して超初心者のパパには、ゴミ出しから任せてみるのはいかがでしょうか。ゴミ出しぐらいなら、朝仕事で家を出たついでに出すこともできますし、時間もかからないので負担にはならないでしょう。
最近では、パパがゴミ出しをしている共働き家庭も多いので、恥ずかしいということもありません。ゴミ出しに慣れてきたら、分別もお願いして、決められた曜日に出してもらうようにするとよいですよ。