在宅ワークで月1万円を稼ごう!忙しいママのスキマ時間を活かすには
子育てや家事に忙しく外に働きに行くことが難しいママは、美容院や息抜きのランチも「働いていないから」と遠慮しがちです。「外で働くことは難しいけれど、月1万円くらい自由になるお金が欲しい」というママは家で仕事をしてみてはいかがでしょうか。今回は、在宅ワークを始める方法や注意点を紹介します。
在宅ワークをする前に知っておきたいこと
近年は働くママが増えている
しかし、厚生労働省の調査によると18歳未満の子どもを持つママの約7割が働いているという結果が出ています。
また、働くママのうち、子どもが0歳で働いているママが約4割で、5歳になると約7割となっているようです。正社員で働くママは全体の約2割で、7割がパート、1割が自営業などで働いています。
働くママの割合は年々増加傾向にあり、今後も増えていくことが予想されているようです。「子どもができたら仕事を辞める」という時代は過去のものになりつつあるといえますね。
ワークライフバランスを考えよう
働き始める前に、仕事・育児・家事のうちどこに重点を置くか、無理なくスケジュールをこなすことができるか、家族の協力を得られるかなどを考えましょう。
働き方には正社員やパートなど様々な形態があります。それぞれメリットとデメリットがあるので、雇用形態にとらわれすぎず、自分のライフスタイルに合った働き方を選びましょう。
例えば、家族の協力が得られるなら正社員やパートで働くことができます。しかし、家族の協力を得ることが難しく、外で働くことができないという場合は在宅ワークがよいでしょう。
在宅ワークを選択したママたち
あるママは「仕事をするのは子どもが寝ているときだけ」と割り切り、子どもが泣いたりママを呼んだりしたときは仕事を中断するというスタイルで働いています。仕事をしていても子どもとの時間を大切にできることに満足感を得ているようです。
また、家族の協力を得ることが難しいけれど育児をしながら働きたいという理由から在宅で働くことを選んだママは、自由に使えるお金ができたことで気持ちに余裕ができたと話しています。
在宅での仕事は育児や家庭の事情と仕事を両立しやすく、「収入よりも育児を優先したい」というママに適しています。自由に働けるためストレスも少ないようですよ。
在宅ワークってそもそもどんな仕事だろう
在宅ワークは内職とは違う
内職とは、簡単にいうと「家で作業をする労働者」をさします。企業から部品や材料を受け取って製造や加工などを行って工賃を受け取る労働者で「家内労働法」という法律で賃金などが保証されているのが特徴です。
一方、在宅ワークは「家で仕事をしている個人事業主」をさします。業務委託を受けて作業を行い、成果物を引き渡して報酬を得るというスタイルで、いうなれば「下請け」のような働き方です。
労働者ではないため最低賃金保証などもなく、報酬の支払い請求なども自分で行わなくてはなりません。自由な時間に家で働くという点は同じですが、法的には大きな違いがありますね。
在宅ワークのメリットとデメリット
また、通勤する必要がないのも大きなメリットです。通勤にかかる時間を自分の時間にできるだけではなく、通勤のために衣類や靴を用意しなくてもよいため余分な費用がかかりません。
一方、子どもに対して「今忙しいから後でね」と言うことが増えてしまったり、子どもが気になって仕事に集中できずストレスを感じたりしやすいのがデメリットです。
また、一緒に働く人がいないため悩みを相談する相手がいない、モチべ―ションを維持しにくい、周囲から理解されにくいなどもデメリットといえるでしょう。
在宅ワークを探すための注意点
特に注意したいのが仕事を始める前に登録料やシステム利用料、マニュアル代などを請求する企業の案件です。このような案件は「内職詐欺」などの可能性があります。
また、仕事内容に対して報酬が高すぎる仕事は「締め切りが短い」「求めるクオリティが高い」「スキルが必要」のいずれかであることが多いため、請け負うときは注意が必要です。
その反対に、報酬が低い仕事にも注意しましょう。単純作業で一回当たりの所要時間がかからない仕事でも、単価が低ければ長時間働かなくてはならなくなります。
在宅ワークを始めてみよう
安心して始められる在宅ワーク
子育て中のママの場合、特に注目したいのは「納期」です。小さな子どもがいると思うように仕事ができないことがあるため、納期が短いと仕事をこなせないかもしれません。
初期費用がかからないというのも重要なポイントです。初期費用がかかると赤字を抱えてしまうリスクがあるだけではなく、仕事を始める前に初期費用を求める企業は悪質な業者である可能性があります。
また、仕事を申し込む前に案件を公開している企業が実在するのか、口コミで悪い評判が広まっていないかなどを調べるのもよいでしょう。