共働きでもママ友は必要?カーストの実態や上手なママ友作りのコツ
共働きで忙しく保育園の送迎も素早く済ませていたので、ほかのママと顔を合わす機会も少なく、気づくとママ友がいない。このままでよいのか、無理してでもママ友を作った方がよいのかと悩むママも多いです。今回は、ママ友は必要なのか?よく耳にする「カースト」とは何なのか?上手なママ友作りのコツをご紹介します。
保育園でもある!恐ろしいママ友カースト
ママ友カーストってなに?
この同じママという立場での友だちを「ママ友」と呼び、本来なら同じ年齢くらいの子どもを育てているという環境や悩みなど共通点が多いため、よき理解者、よき友だちとなれそうですね。
しかし、ママ友のトラブルも多いようです。ママ友も人数が増えるとグループができ、グループになると派閥ができたり、格差ができたりします。この格差階級制度が「ママ友カースト」と呼ばれています。
ママの働き方の違いでカーストが発生
ママ友と知り合ったばかりの頃は、お互い子どもの話で盛り上がることが多いですね。問題はその後距離が近くなってからです。親しくなれば当然ママの仕事についても話が出るでしょう。
このママの仕事や働き方の違いでカーストが発生するようです。正社員とパートなら正社員が上、正社員の中でも勤めている企業の規模によって上下ができあがるのですね。これは、大手企業に正社員で勤めている方が収入が上という考えから階級ができあがっているようです。
また、ママの職種も憧れられる職業や経営者、講師など一般の方がなかなか就けない職業の場合も階級が上になるようです。
パパの職業や収入でも順位が変動
パパの場合もやはり職業が大きい基準ですね。医師や社長だと上で、次に勤めている会社が大企業かどうか、出世が見込める役職についているかなどで上下が決まるのです。これも職業により収入が変わるので、収入が多い方がリッチな生活をしているから上という考えからのようです。
例えば、パパが諸事情で転職、などということになったら、職業と収入が変わるのでママの気づかないうちにママカーストでは階級が変動していた、などということもあるようです。しかし、この階級もそのグループごとに違うため、実際の収入とはズレて判断されていることもあります。
共働きならママ友はいない方が楽?
忙しい中での付き合いやトラブルは面倒
ママ友の付き合いにもお茶会や女子会など、いろいろな呼び方はありますが、グループのママ友同士の集まりがあり飲食しながらのおしゃべりがあります。この集まりに参加する時間も、働くママにはたびたびないですし、参加したところで誰かの陰口などでは時間の無駄に感じてしまいます。
ほかにも、仕事のノルマなど気持ちは理解できても、強引な勧誘をしてくる人や会うたびに仕事の話を持ち込まれるなど、働くママならではのトラブルもあるようです。
同じ悩みを持つママと話すと安心できる
仕事をしながら育児も家事も、となれば悩みも出てくるし、愚痴や弱音をはきたくなることもあるでしょう。そんなときに、同じ悩みをもつママ友と話すと理解し合えるし、聞いて共感してもらうだけでも心が安定することでしょう。
ほかにも、お迎えの時間に間に合わなさそうなときに、自分の子どもと一緒にお迎えをしてもらったり、行事のことで分からないことを教えてもらったりと助け合うこともできます。
お互い働いているのでなかなか頻繁に遊ぶことができませんが、お休みの日などに子ども同士はもちろん、ママ同士もゆっくり会って遊ぶことができると、よい時間を共有できるのではないでしょうか。
専業主婦のママ友に助けてもらえることも
また、子どもの習い事の送迎時間が働く時間と重なることが多いため、送迎が悩みのタネだというママも多い中、専業主婦のママ友が自分の子どもと一緒に送迎を協力してくれることもあります。
このように、なにかと共通なことが多い同じ働くママ友「ワーママ」だけでなく、専業主婦だからこそできる協力やサポートで助けてもらえることもあると、とてもありがたいですよね。
いずれにしても、こんなママ友との関係は普段からお互い協力し合っているからこそ、いざというときに助け合える心強い存在になるのでしょう。
共働きでも上手にママ友を作るコツ
働くママが多い保育園はママ友を作りやすい
一方保育園は「働くママ」という条件が同じなのでママ友を作りやすい環境ですよ。さらに子どもの年齢が同じだと子どものことも分かり合えるのでママ友になりやすいです。
送迎時や保育園の近所で出会うことがあり、何度か顔を合わせると自然と話ができるので、気の合いそうなママを見つけたら連絡先を交換しておくとよいですよ。
連絡先を知っていると、行事のことや持ち物など保育園の分からないことを確認できるのはもちろん、子育てや近所のスーパーなどの情報を交換することもできます。